From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回の続き)
DUO3.0の1周目を終わらせた僕は、さっそく2周目に入りました。
1周目が終わったら、しばらく休もうと思っていましたが、いざ終わると嬉しくて、モチベーションが上がってしまいました。
そこで、間髪入れずにすぐに2周目をスタートしました。
最後まで行ってからまた最初の例文に戻ると、驚くほどカンタンに感じました。
1周目は、ぬかるみの中で足を取られながら歩いているような感覚でした。
でも2周目は、草木の間を踏み固められた小道を歩いているような気分でした。
たまに小石に当たることもありましたが、1回目に比べればずっとマシです。
1周目では毎セクション必死に食らいついていく感覚で、あまり自分が成長している実感がわきませんでしたが、2周目では大きな変化を感じられました。
ボキャブラリーも文法も、1年前とは比べものにならないほど増えていることを実感しました。
僕は2周目を軽やかに進んでいきました。
2周目の小石ポイント
ちなみに2周目で「小石に当たるポイント」は、1周目には疑問に思わなかった部分が気になる、というケースでした。
1周目では、
「そうか、こういう文法ルールがあるのか!」
ぐらいで納得していた例文も、2周目になると細かい部分で新しい疑問がわいてきたりします。
「なぜ、ここではこの前置詞が使われているんだろう?どういうイメージのつながりなんだろう?」
という感じで、気になったりします。
これが、同じテキストを2周回す価値です。
DUO3.0に限らず、ふだんの音読用のテキストでも、瞬間英作文トレーニングでも同じです。
2周、3周と回すうちに、1周目では気付けなかった疑問に気付くようになります。
そして、例文がどんどん熟成されていくのです。
この熟成作業を入れずに、すぐに別の新しいテキストの例文に移ると、疑問を感じないままどんどん新しい英文に接することになります。
すると、いざ自分が話そうと思ったときに、テキストで学んだ英単語が口から出てこなかったりします。
また、
「あれ?この動詞って次に来る前置詞は何だっけ?」
という感じで、ボヤッとした記憶になってしまいます。
初級~中級(TOEIC300~700点台ぐらいまで)は、1冊のテキストを3周ぐらい回した方が、結果的に英語力の伸びは早くなります。
新しいテキストの1周目よりも、すでにやったテキストの2周目の方が早く進む上に、学習効率も高まるのです。
2周目のスピードは倍以上!
DUO3.0の2周目を進む速度は、1周目の倍以上でした。
1周目はとにかく「分からない部分を調べる作業」が学習時間の大半を占めていました。
でも今は、テキストを見返すだけで、記憶がよみがえってきます。
調べもの時間を削減することで、作業効率は2倍以上になりました。
さらに、例文も何度か音読しています。
回数はまだ浅いので、発音を忘れてしまっている英単語もけっこうありました。
それでも、1周目に比べればずっとマシです。
電子辞書に単語登録もしてあるので、その作業の手間も削減できました。
DUO3.0の「復習用CD」は、全例分560本を約1時間で読み上げます。
CDをシャドーイングすれば、わずか1時間でテキスト全体を復習できてしまうのです。
僕は2周目ではさすがに全例文のサイクル回しまではできませんでしたが、1週間で進めるセクション数を2~3個に増やしました。
すべてシャドーイングと音読で例文全体を読み上げました。
この時は嬉しくて、僕は勢いに乗っていました。
1周目は完走までに1年3ヶ月かかりましたが、2周目はわずか5ヶ月で完走できました。
そして2周目が終わった頃には、新たな充実感と自信が芽生えていました。
例文全体を使えるようになりたい!
最初は単にボキャビルのつもりでDUO3.0を始めました。
DUO3.0に収録されている英単語の意味が取れるようになったら、終了して別の英単語帳に移ればいいや、ぐらいに思っていました。
でも、DUO3.0の例文は、かめばかむほど味が出る、するめのような感じでした。
「この例文、本当に良く出来てるなぁ~!これを会話で丸ごと使えるようになったら、スゴいんじゃない?」
という、新たな欲求が生まれてきました。
DUO3.0の例文を会話で使えるようになりたい・・・
そう思った僕は、「3周目を回し終えたら、DUO3.0を使った瞬間英作文トレーニングにトライしてみよう!」と決めました。
新しい目標が生まれた僕は、さらにモチベーションが上がりました。
・・・つづく。
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