【僕がTOEIC満点を狙うのをやめた日③】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
※僕が英検1級に合格した後に、TOEICテストで満点を狙っていた頃のストーリーの続きです。
 
 
TOEICの本番テスト中に、「超イジワル問題」の正解を見つけた後、急にモチベーションを失ってしまった僕は、究極の選択を迫られました。
 
 
・今からでも気合いを入れ直して、できるところまで解き続ける。
 
 
・もう今回はあきらめて、残りの時間を寝て過ごす。
 
 
ハッキリ言って、今の状況から挽回することは、ほぼ不可能です。
 
 
イジワル問題を解くために、もうかれこれ10分以上は時間をロスしています。
 
 
それに何より、僕自身のモチベーション的に力が抜けてしまいました。
 
 
「こんなイジワル問題を解けるようになることで満点が取れても、それが英語力の証明にはならないだろう?」
 
 
という心の声が鳴り響いてきたのです。そして僕は、その心の声に対して言い返す言葉が思いつきませんでした。
 
 
100%賛成!!だと感じてしまったのです・・・
 
 
そこで僕は、この2つの選択肢の中間案として、残りの試験時間に、
 
 
・問題を眺めながら適当に解きつつ、今後の自分の優先順位を考える
 
 
という過ごし方をすることにしました。
 
 

満点を取る人たち

僕は、TOEIC問題をボーッと見ながら、この問題を作った人たちの顔を思い浮かべながら、テストの向こう側に思いをはせていました。
 
 
このテストは、「問題を作る側」と「問題を解く側」との知恵比べみたいなもんだろうなぁ・・・
 
 
作る側はきっと、「なんとしても満点を取らせないぞ!」という気持ちで、この問題を作っているに違いない。色んな所にトラップを仕掛けて、急いで解こうとしている受験者のミスを誘っているんだろうな。
 
 
そんな彼らの意図が読めるようになれば、きっと正解を見つけやすくなるんだろうな。
 
 
それにしても、連続でTOEIC満点を取る人たちって、どんな気持ちで、何のために頑張ってるんだろう?
 
 
イジワル問題までしっかり解きながら、モチベーションを落とさずに最後まで走り抜ける人たちなんだよな?
 
 
そう考えると、スゴいな!!
 
 
英語力の高さとは別で、本当にスゴい!!そのモチベーションは、どこから来ているんだろう??
 
 
僕は不思議で仕方ありませんでした。
 
 
 

性格タイプ

僕は、性格診断テストの「ウェルスダイナミクス」のプロファイルを思い出しました。
 
 
きっと、テストを作る側の人たちは、「微調整を繰り返しながら完璧なシステムを作り上げる」ことに喜びを感じる「メカニック」や「ロード」のプロファイルを持った人たちに違いない!
 
 
そして、問題を解く側の人たちも、同じように「メカニック」や「ロード」のプロファイルを持った人たちに違いない!システムのわずかな穴や抜け道を探して通り抜けることに快感を感じる人たちだ。
 
 
そういえば、花田塾の花田先生も、明らかにメカニック的な雰囲気だったな・・・
 
 
花田先生は、テストを受けながら問題を記憶して、自分でも模試本を作って出版しちゃうくらいだから、間違いなく「メカニック」のプロファイルと才能を持った人だ。
 
 
そう考えると、メカニックやロードとは反対側の性格パターンを持つ「スター」プロファイルの自分には、このTOEIC満点という目標は、そもそも向いていないのでは?
 
 
そんなことを思い始めました。
 
 

タイムオーバー

そんな考え事をしながら解いているうちに、試験時間が終わりました。
 
 
一応、最後の方の余った問題をすべて「塗り絵」してから提出しました。
 
 
気分は落ち着いていて、もう乱れてソワソワした感覚はなくなっていました。
 
 
僕は、今回のTOEIC受験を期に、「自分の進む方向性を変えるべき時」に来ていることに気付きました。
 
・・・つづく。
 
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