From 師範代Shinya(新村真也)
※僕が英検1級に合格するまでの道のりをお伝えするストーリーの続きです。
(→前回のつづき)
改めて振り返ってみると、僕がこの1年間で続けてきたトレーニングは、すべて英検1級対策として効果を発揮していることが分かりました。
最初のボキャブラリー問題のパートの正解率が一気に上がったのは、英単語帳の「キクタン英検1級」を仕上げたことが大きいです。
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キクタン英検1級のテキストは、「テストに出る英単語」だけが収録されています。
「コーパス」と呼ばれる言語データベースを使って、どんな英単語や熟語がどのくらいに頻度で使われるか?を徹底的に分析しています。
なので、覚えた英単語にムダがないのです。
ちなみに、キクタンの特徴とも言える「付属CD」は僕は使っていません。
僕のボキャビルトレーニング法は、
「例文を音読する中で英単語の使われ方を覚える」
というオーソドックスなスタイルなので、キクタンのような奇抜な作りのCDは使えません。
長文でもボキャビル
また、「速読速聴英単語Advanced 1000」を音読トレーニングで仕上げる過程で、自然にボキャブラリーも増えていることが分かりました。
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今まではこのテキストを「単語帳」として見てきたわけではありませんでした。
でも、さすがに速読速聴「英単語」というタイトルがついているだけあって、やっているうちに英単語もしっかり増えていきます。
しかも、英検1級でよく出るようなジャンルの記事が満載なので、その記事で使われている英単語も、自然に英検1級寄りのものになっているようです。
#長文がスイスイ読めるようになった理由
僕が長文パートをスイスイ読めるようになったのは、
「速読速聴英単語Advanced 1000を使った精読&音読トレーニング」
と、
「英字新聞を使った多読トレーニング」
の効果です。
Advanced 1000の方では、最初にていねいに精読をして、100%の理解度を目指しました。
しっかり精読した後は、その記事を音読トレーニング(1文につきトータル30回)で仕上げました。
そうすることで、この手の「専門的でお堅い雰囲気」の英文に特有の「リズム感」を身体に刷り込むことができました。
ふだんの生活でネイティブが使っている話し言葉と、高級誌に使われている書き言葉とは、リズムがだいぶ違います。
これには、慣れが必要です。
電車の中で英字新聞を読むときには100%の理解を求めず、60%分かれば良しとしました。
目線を先へ先へと動かしながら、絶対に戻り読みしないと決めて読むようにしていました。
また、記事は飽きたら途中で放り出すようにしていました。
正反対のトレーニングの相乗効果
「精読」と「多読」は、やっていることは「英文を読む」というトレーニングなので一見同じに見えますが、実は脳内の感覚は真逆です。
精読は、ていねいにゆっくり、100%の理解を求めます。
多読は、スピード重視で読み進めて、60%の理解でOKです。
この2つの正反対のトレーニングを組み合わせることで、
「スピード」と「正確さ」の両方を鍛えることができました。
この両方が備わった状態を「精速読」と呼びます。
精速読ができるようになったことで、僕は英検1級のテスト問題が読めるようになったのです。
・・・つづく。
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