【「外国人バー」ってどんなところ?英会話カフェとの違い】

 

from 師範代Shinya

あなたは「外国人バー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
 

僕のブログやYouTubeでは何度か登場している場所で、文字通り「外国人のお客さんが集まるバー」のことを「外国人バー」と呼びます。

日本にいながら、異国情緒を味わえる場所です。

僕は自分が英会話スクールに通い始めたばかりの頃に、「週1回のレッスンでは、十分な会話練習の時間が確保できない」と思ったので、スクールから歩いて5分のところにある外国人バーに週3回通い始めました。

僕にとっては、「英会話の場慣れするチャンスを得られた」という点で、外国人バーは行って良かったと思っています。

外国人バーと似たニュアンスを持つ言葉で、「英会話カフェ」というのがありますが、これは少し違います。

僕の知る限りでは、英会話カフェは「英会話ができる場所」を第一目的として作られている印象です。

僕の友人のネイティブで、以前英会話カフェで働いていた人がいますが、そこではお客さんが入場料を払って、そこに待機している外国人の先生に話しかけるというスタイルだったそうです。

入場料の金額はピンキリですが、英会話レッスンよりは安くて、だいたい1,000円~2,0000円ぐらいが相場のようです。

友人が働いていたカフェは、何時間いても同じ金額のシステムを採用していたので、お客さんによっては4~5時間ずっと粘っていたと言っていました。

また、言語交換を目的にした英会話カフェもあります。

たとえば、「日本語を話す練習をしたい外国人」と「英語や他の外国語の練習をしたい日本人」が集まって、お互いの言語で交互に話していく言語交換ができるカフェです。

先生と生徒という関係性ではなく、お客さん全員が入場料を払って、お互いに話す練習をするという場です。

どのシステムを採用していても、英会話カフェは「英会話が第一目的」になります。

海外旅行に近い感覚

一方で、外国人バーは、英会話するのが目的で作られた場所ではありません。

お客さんが入場料を支払うシステムはなく、普通のバーと同じように、飲み物や食べ物を提供することで、商売が成り立っています。

ただ、そこに外国人のお客さんが集まるというだけです。

そういう意味では、海外旅行に近い感覚と言えます。

海外旅行先では、必ずしも英会話が必要になるとは限りません。

自分から積極的に話しかけなければ、そんなに会話を交わすことなく帰ってくることもあるからです。

日本にあるバーに、外国人が集まる3つの理由

普通のバーとしてのサービスを提供する場なのに、外国人のお客さんが集まる理由は、何でしょうか?

僕の経験から推測すると、理由は大きく3つあります。

①オーナーやバーテンが外国人

②立地的に、外国人が多く住む場所にある

③店の雰囲気や提供するお酒が、西洋のバーを完全再現している

という理由です。

①オーナーやバーテンが外国人なら、当然英語が通じるので、外国人のお客さんにとっては通いやすくなります。

また、同じ「日本に住む外国人」としての体験を共有できるので、気を許した会話ができます。

②また、立地的に外国人が多ければ、そこで必ず同じ外国人同士のコミュニティーが作られます。コミュニティー内のクチコミで広がって、「今夜一緒に飲みに行こうぜ!」となるのは自然の流れです。

③日本に住む外国人にとっては、西洋にあるバーを完全再現している店を見かけたら、気になって入ってしまうでしょう。

僕も、もし海外に長く住んでいて日本が恋しくなってきた時に、日本の居酒屋や和食屋を完全再現したお店を見つけたら、思わず入ってしまう確率が高いと思います。

これら3つの要素が揃っているところが、人気になっている印象があります。

ただ、①の要素に関しては、創業者が外国人で、一度常連客がついてコミュニティー内で根付いてしまえば、後はバーテンやオーナーが日本人でも、特に問題なく人気が続くケースを見てきました。

さらに面白いのは、日本人のオーナーやバーテンは英語ペラペラかと思いきや、そうでもないことが多いのです。

もちろんお客さんから英語で注文を取って提供するとか、ちょっとした雑談をするぐらいだったらできる人がほとんどです。

でも、「英語を体系的に学んでペラペラ話せる」とか、「実戦経験の中だけで英文法を自然にマスターしてペラペラになった」という日本人には、僕の経験上では出会ったことがありません。

僕はそれを見て「やはり体系的に学ぶことなく、英語がペラペラにはなれないんだな」と改めて気づきました。

ただ、お客さんからすれば注文を受けてもらえれば良いので、特に問題ないと思います。

行けば必ず英語を話すチャンスがあるとは限らない

それに、外国人バーに来るのはネイティブばかりとも限りません。

僕が行っていた外国人バーでは、イタリア、フランスなどのヨーロッパ出身の人や、中東系の人達も多くいたので、色んな言語が飛び交っていました。

ということで、外国人バーに行けば必ず英会話ができるわけではありません。

そこが、英会話カフェとの最大の違いです。

学習効率という点で見たら、英会話カフェの方が良いでしょう。

ただ僕は、当時は外国人バーしか近くになかったので、週3ペースで休まず1年間、通い詰めました。

その後も、ペースを落としながらも、月に1~2回ぐらいは顔を出し続けました。

その経験を元に、

・英語学習者にとっての外国人バーのメリット&デメリット

・初めての外国人バーで英会話を楽しむ秘訣

をお伝えしていきます。

 

・・・つづく

 
 
 
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