From  師範代Shinya(新村真也)

(→前回のつづき)

前回までの記事では、「発音が苦手だけどリスニングが得意な人」の脳内がどうなっているのか?の僕の仮説をお伝えしました。

ということは、その逆パターンもあり得るということです。それこそが、「リスニングが苦手な人の特徴」と言えるかもしれません。

発音が得意だけど文法が苦手な人

僕がこれまで500人以上の英語学習者をサポートしながら研究してきた結果、「発音が得意だけど文法が苦手」という人が一定数いることが分かりました。

(ちなみに、僕自身も最初はこのタイプでした。だからよく分かります)

このタイプの人は、「ネイティブ発音」にはとても興味があって、英語の歌などを使って日頃から発音の練習しています。

でも、リスニングがなかなか伸びづらいのです。特に、長い文章を聞き取るのが苦手だったりします。

部分的な英単語は聞き取れているのですが、文章全体で何を言っているのか?が分からないのです。

ためしにこのタイプの人たちに、「聞き取れなかったリスニング問題の台本」を渡して、英文だけを見ながら全体の意味を取ってもらうと、ほとんどの場合、正確に取れません。

読んで意味が分からない文章なら、聞いても分かることはありません。

僕もこのタイプ

先ほどお伝えしたとおり、僕自身も最初の1年間は、まさにこのタイプでした。「お勉強スタイル」がイヤで、文法は一切学んでいませんでした。

その代わりに、ひたすら「実戦一本やり」で英会話だけで伸ばそうとしていました。

でも、英単語の発音は聞き取れても、長い文章をバーッと言われると、とたんに頭の中が真っ白になってしまうのです。

そんな体験をしていても、「なんとしてでも、机に向かわずに英語をモノにしてみせる!」という、変な意地がありました。

イメージ英文法で考え方が変わった!

でも、イメージ英文法に出会ったことで、僕の文法に対する考え方は大きく変わりました。

「ネイティブのイメージで英文法を捉えていく」というコンセプトは、当時「ネイティブ信者」だった僕の心にビリビリと響いてきました。

そして、イメージで文法を学び始めたとたん、長い英文の台本を見るのが苦痛ではなくなってきました。

そして、音読トレーニングとの相乗効果で、リスニング力がグングンアップするのを感じました。

この経験から、僕は「文法力はリスニングに大きな影響を与える」ことを実感しました。

リスニング力アップの秘訣は、「発音スキル」+「文法力」

ここまで5回に渡ってお伝えしてきたコンセプトをまとめると、リスニングがなかなか伸びない人たちに共通するのは、

「発音が苦手」

「文法が苦手」

の2点です。ということは、逆にこの2点を強化すれば、リスニング力は伸びるということになります。

僕がその後研究&観察した結果では、発音スキルが高くて文法力も高い人は、リスニング力も確実に高い傾向にあります。

なので、もしあなたが今、

「長年英語学習をやっているけど、リスニング力がイマイチ上がらない」

「とりあえずリスニングをアップさせたい!」

という場合は、「発音スキル」と「文法力」の両方をチェックしてみることをオススメします。

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