From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
僕が英単語を増やした3つのステップの体験談の続きです。
英検1級対策として、今よりもっとボキャブラリーを増やさなければならないと気付いた僕は、
①音読トレーニング(文の中で意味と使い方を覚える)
②英単語帳(システマチックに覚える)
③多読&多聴(自然に覚える)
の3ステップのうち、①の音読と②の英単語帳を使ってボキャビルを進めることにしました。
①の音読トレーニングでは、速読速聴英単語Advanced 1000(現1100)を使いました。
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そして、②の英単語帳を使ったボキャビルでは、キクタン英検1級を使いました。
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最初はキツくて後はラク
英語トレーニングは、自転車をこぐのに似ています。
最初はすごく大きなエネルギーが必要です。
そして、ガンバっている割にスピードが出ないので、前へ進みません。
でも、だんだん勢いが増してくると、少ないエネルギーで速いスピードを出せるようになります。
英検1級対策も、まさにそんな感じでした。
最初、Advanced1000の例文は、とても難しく感じました。1記事を読み解くのに、ものすごい時間がかかりました。
時間をかけても、1文が長すぎてどこがどうなっているのか?構文が取れないことがよくありました。
そこで僕は、理解しづらい記事は飛ばしながら、
・短くて読みやすそうな記事
・トピックが身近で面白そうな記事
からつまみ食いしていきました。
当時婚活中だった僕にとって、一番興味を引かれたのは、「日本の熟年離婚」のテーマ記事でした。
海外の新聞記事に取り上げられるほど、日本の熟年離婚は興味深いものなのか!と思いながら、読み進めたら、けっこう理解度が高い状態で読めました。
お風呂で英単語帳
キクタンの方は、前回のTOEIC対策の時と同じように、風呂の中でボキャビルをやりました。
キクタンの例文は短いので、Advanced1000に比べると、サクサク進みました。
英検1級用の英単語はスペルが長く、複雑なものが多いので、「語源学習法」を併用しました。
語源学習法とは、1つの単語をいくつかのパーツに分けて、パーツごとの意味を覚える学習法です。
語源学習法を使えば、
・英単語を覚えるのがずっとラクになります。
・忘れてもすぐに意味を思い出せるようになります。
・知らない英単語を見て、意味が推測できるようになります。
たとえば、身近な英単語で言うと、
cure = 注意、世話
というパーツの意味を覚えたとします。
すると、cureを使った英単語を覚えるのがラクになります。
cure = 医者が患者の世話をする→「治療する」
secure = se(~がない)cure(注意)
注意する必要がない→「安全な」
curious = cur(注意)ious(形容詞に)
注意でいっぱいの→「好奇心が強い」
accurate = ac(~の方へ)cur(注意、世話)ate
注意を払った→「間違いのない」
といった感じです。
この語源学習法を使えば、英単語を覚えるのがグッとラクになります。
語源学習法のテキストで最もわかりやすくてオススメの本は、「英単語の語源図鑑」です。
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相乗効果でグングン伸びる!
Advanced1000とキクタンの2冊を同時進行で回すのは、かなり相性の良い組み合わせでした。
キクタンで覚えた英単語がAdvaned1000の長文の中に出てくることがあります。
すると、短文と長文の両方中で2度出会うことになるので、その英単語のイメージが記憶に焼き付きやすくなります。
また、2冊に入っているターゲット英単語は重複しないものも多いので、やればやるほど手持ち英単語がグングン増えていくのを実感しました。
まるでボディービルのように、英単語の筋肉が少しずつ増えてくのが楽しくて、僕は淡々とトレーニングを続けていきました。
・・・つづく。
語源学習法のその本は2019/9/4に続編が出ます。
MMさん
情報ありがとうございます!チェックしてみます!
先程調べてみると、8/3に中学英語編が出ていたことを知りました。
語源図鑑シリーズの入門編はこれかもしれません。
中学英語編は、共著者のすずきひろし先生に教えてもらって買いました!とても良いです!
またレビューします。