From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
英語学習を続ける上で一番大事なことは、「英語学習を毎日の習慣にする」ということです。
でも、家事やお子さんの世話で忙しい女性が英語学習時間を確保するのは、想像以上に大変です。
僕は今まで、何人もの主婦の方が英語学習を断念するのを見てきました。
ところが最近、そんな状況を打破できるきっかけになりそうな面白い本を読みました。
経済アナリストの勝間和代さんが書いた
「勝間式 超ロジカル家事」
というタイトルの本です。
↓↓↓
この本は、
「家事をいかに効率よく素早く片付けて、自由時間を増やすか?」
を徹底的に研究した内容で、今まであまり見かけなかった面白い発想の本です。
「家事」という、ある意味会社での仕事とは切り離された世界に、「マッキンゼーのフレームワーク思考」などのビジネスの発想を取り入れながら、
「徹底的に効率化を図り、質を上げつつ時間短縮を実現する」
という、すごく勝間さんらしい発想のアイデアが詰まっています。
家事のAI化
勝間さんが全体を通して特に強調しているのが、
「家事のAI化」
です。できるだけ人の手を使わずに、機械にできることは全部やらせる、という発想です。
家事という分野には、「しっかり手間ひまかけるのが偉い」みたいな価値観があるそうです。
特に、「家事の基準&やり方」は母親世代から娘世代へ受け継がれることが多いので、イノベーションが起こりにくいと勝間さんは言います。
一方で、画期的な発明をしている人はたくさんいて、ちょっとしたアイテムでひとつの家事がすごくラクになったり、日本の得意分野のAI技術を駆使した自動家事マシンが登場したりしています。
ただ、それらが思ったほど普及していないのも事実です。
料理のAI化がもららす自由時間
勝間さんは、料理のほとんどを自動化しているそうです。
シャープの「ヘルシオ」という全自動調理マシンを2台、象印の圧力IH鍋を2台使って、煮る、焼く、蒸すといった調理をすべてAIに任せているそうです。
おかげで、外へ総菜を買いに行くよりも早く料理ができてしまうとのことです。
外食したり総菜を買いに行ったりする方が面倒に感じるほど、自炊の時間と手間を短縮するのがコツだそうです。
そうすれば、自炊するのが当たり前になり、健康的な生活を送りつつも、自由な時間を増やせるのです。
レシピも覚えない
勝間さんは、レシピ本を見ながら料理するのが面倒だと感じたそうです。
1品目に1ページの材料表を見ながら料理を進めるのも面倒で、ひとつのレシピを覚えても1つの品目しかできないのが「効率が悪い」と感じたそうです。
そこで、100冊以上のレシピ本を読みあさり、すべての料理本に共通する「不変の法則」を見つけ出しました。
それが、
「各食材ごとの最適な調理温度と調理時間」
です。どの食材を何分間、何度で加熱すれば、一番おいしく仕上がるか?
という法則は、どのレシピでも変わりません。
また、味付けに使う塩、しょうゆ、味噌などの調味料も、適正な配分量はレシピに関係なく変わりません。
その法則を見つけて表にしてあります。
勝間さんの性格プロファイル
勝間さんの性格は、ウェルスダイナミクスで言うと、左上の「メカニック」になります。
メカニックの人は創造性があり、「誰がやっても同じ結果を出せるシステム」を作るのが得意です。
徹底的に効率化をして、コストを削減しながら自由時間を増やすことに関して、情熱を燃やすタイプです。
そんな勝間さんの才能が、この本には詰まっています。
実は僕も、この本を読む前から「家事の効率化」を考えていた一人でした。
次回は、僕の体験談を踏まえてお伝えします。
・・・つづく。
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