From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※僕が初めて仕事用パソコンを2台処分した時の体験談の続きです。
「パソコンを安全に処分してもらえるサービス」を利用することにした僕は、さっそく自分のパソコンを高木さんのお店に持っていきました。
高木さんのお店につくと、さっそくパソコンの専門家の執行(しぎょう)さんが、僕のパソコンを分解し始めました。
メーカーと品番を確かめた後「職人の仕事道具」をテーブルに広げて、着々と分解作業を進めていきました。
ノートパソコンはデスクトップと違って、「分解してパーツを入れ替えてパワーアップさせる」仕様になっていないものが多いです。
メーカーによっては裏側のフタがすごく開けづらいモデルもあります。
今回の僕の持っていったLenovoとASUSのノートパソコンも、そんな「分解しづらいモデル」でした。
・ASUSは単にネジを外しただけでは開かない
・Lenovoはネジが見えない場所に隠れている
という感じでした。
素人目には、どこをどうすればフタを開けられるのか?全く分かりません。
執行さんは職人の道具を使ってパソコンと対話するように、色んなところを触りながら確かめていきました。
職人道具は、
・ヘッド部分を入れ替えて使う、50種類以上のネジに対応できる小さいドライバーセット
・本体を傷つけずにフタを安全に開けるためのヘラ
の2種類をメインで使っていました。
こういう仕事道具は、男心をくすぐります。
初めて見る「自分のパソコンの中身」
1台目のASUSのパソコンは、あっという間に分解されました。
フタがパカッと開くと、パソコンの中身が一気に見えました。
基盤や細かいパーツがギッシリ詰まっています。
「へぇ~!パソコンの中身ってこうなってるんだ!」
思わず声が出てしまうほど、ちょっと感動しました。
特に、自分が今まで4年ぐらい使ってきた思い入れのあるパソコンの「見たことのない一面」を見た気分になりました。
まるで「よく知っている人の意外な一面を見たとき」のような気分です。
執行さんは、データを読み書きする「SSD」というパーツを取り出しました。
SSDは薄い板のような軽いパーツで、持った感じはコンビニで売っている板チョコぐらいのサイズ感です。
ベテランでも苦戦!Lenovoのパソコン
次に2台目のLenovoのパソコンです。
これは、表面から見るとネジが1つもなくて、職人の執行さんでもかなり苦戦していました。
最終的には「バッテリーを取り除いた後に見える場所の側面の小さなシールの下に隠れている小さなネジ2本」を外してやっと取れたのですが、このネジを発見するまでにかなり時間がかかっていました。
僕はその様子を見て、「英語学習にも似た部分があるな」と思いました。
準備が万端でも本番でうまくいくとは限らない
たとえば瞬間英作文と音読を数年間続けて、TOEIC900点&英検1級を取ったとします。
でも、その力があるからといって、英会話で「誰とでもラクラク話せる」という保証はありません。
相手の性格や経験値、興味の対象などによって、会話の弾み具合は大きく変わります。
会話を続かせるのに苦戦してボロボロになることもあれば、スムーズに楽しく会話できることもあります。
同じ相手であっても、その日のお互いの体調や話すトピックによって「英会話できた感」は変わります。
英会話を続かせるには、今回のパソコンのプロの執行さんがやったように、「これまでの技術を駆使しながら、少しずつ手探りで攻めていく」しかありません。
「この話題には相手は食いつくかな?」
「あ、この話題は自分が苦手な分野だ。このまま付き合うと泥沼にハマるな。何とか話題を変えよう。」
「このジャンルは自分のボキャブラリーがなさ過ぎる。どうやってそれを伝えよう?」
といった感じで、まさに毎回が手探り状態です。
・誰と話しても、毎回盛り上がる。
・どんな話題にもついていける。
という状態になるのは、おそらく母国語でも難しいと思います。
でも、毎回同じ結果にならないからこそ、英会話は楽しいのかもしれません。
生身の人間が相手である以上、どんなに経験値を積んだところで「成功率100%」ということはないと思います。
そもそも何がどうなったら「英会話が成功した」と言えるのかも微妙です。
「会話自体はボロボロだったけど、新しい表現をたくさん学んだ。自分に足りない部分がよく分かった。」
そんな英会話体験も、英語学習という視点で見れば成功だと思います。
そんなことを思い出させてくれる「パソコン分解体験」でした。
・・・つづく。
今回お世話になった高木さん
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※高木さんの連絡先(パソコン相談)はこちら→携帯:080-5180-0906(携帯電話)
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(師範代Shinyaのブログを見ました、と伝えてもらうと、話がスムーズに進むと思います)
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