from 師範代Shinya
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
前回の記事では、やってしまいがちな失敗パターンとして、
①いきなり英語の教材やテキストを買う
②いきなり英会話スクールに通い始める
③周りで英語が得意な人に聞く
の3つを詳しく解説しました。
今回は、「最初の1週間でやるべきこと」をお伝えします。
それは、「今の立ち位置を確認すること」です。
今の自分が、どの立ち位置にいるか?それが分からなければ、自分に合う教材や英語勉強法を見付けることができません。
実は、上記の3つの失敗パターンに共通するのが、この「今の立ち位置が分からない」ことなのです。
自分の立ち位置が分からないまま、いきなりテキストを買う
①自分の立ち位置を確認せずに、いきなり英語の教材やテキストを買うと・・・ギャンブルのような当てずっぽうの買い方になってしまいます。
アマゾンのレビューで高評価を付けている人は、自分とは違う立ち位置にいるかもしれないのです。
立ち位置が変われば、必要な英語テキストも変わります。
同じ英語テキストに対する評価も変わります。
自分の立ち位置が分からないまま、英会話レッスンを受けまくる
②いきなり英会話スクールに通い始めると・・・自分とは違う立ち位置の人達のいるクラスに入る確率が高くなります。(グループレッスンの場合)
マンツーマンの場合でも、先生が担当生徒1人1人の立ち位置を正確に割り出して把握するのは、難しいでしょう。
それに、今のあなたの立ち位置によっては、今やるべき学習メニューは、英会話ではないかもしれません。
英会話レッスンは、他のトレーニングメニューと組み合わせて初めて、真の効果を発揮します。
また、英会話レッスンを導入するタイミングも大事です。
全体像の中で、英会話レッスンの位置づけを知ることが大事なのです。
「英会話レッスンに期待しすぎない」のが、英会話レッスンを有効活用するコツです。
そのためには、まず今の自分の立ち位置を知ることが必要です。
自分とは違う立ち位置でやり直し英語を始めた人をマネする
自分とは違う立ち位置の人に、「どうやって英語を勉強しましたか?」と聞いても、十人十色です。
大学受験の記憶がしっかり残っている状態で、やり直し英語学習を始めたAさんに聞いた場合、
「最初はとりあえず英単語帳を5冊使って、ボキャブラリーを5,000語ぐらい増やしたよ。」
という答えが返ってくるかもしれません。
でも、その方法があなたにも同じように有効かどうか?は分かりません。
あなたもAさんと同じように、大学受験の記憶がしっかり残っていて、
「文法ルールは今さら学び直す必要はない」
と言えるぐらい覚えているなら、いきなり英単語帳から入っても効果を感じられるでしょう。
さらに、Aさんの初期の頃の手持ちの英単語レベルと、あなたの今の英単語レベルが同じだった場合は、Aさんと同じ英単語帳を買えば使いこなせるでしょう。
でも、ほとんどの場合、そうはなりません。
手持ちの英単語レベル、文法の記憶、英会話の経験値などは、人それぞれです。
だからこそ、まずは自己分析から始める必要があるのです。
自己分析する時に見ると良いポイントは、5つあります。
①自分の英語バックグラウンド
②自分の性格タイプ
③自分の英会話への興味の度合い
④自分の生活スタイルと優先順位
⑤自分のこれまでの英会話体験談
この5つを深掘りしながら、じっくり時間をかけて今の立ち位置を把握することが、最初の1週間でやるべきことなのです。
次回の記事では、この5つのポイントを詳しく解説していきます。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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