from 師範代Shinya
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
前回は、「5つの自己分析ポイント」のうち、③の自分の英会話への興味度合いについて、詳しくお伝えしました。
↓↓↓
①自分の英語バックグラウンド
②自分の性格タイプⅠ&Ⅱ
③自分の英会話への興味の度合い
④自分の生活スタイルと優先順位
⑤自分のこれまでの英会話体験談
今回は、④自分の生活スタイルと優先順位に合わせた学習メニューをお伝えします。
④自分の生活スタイルと優先順位
・現実的に1日何分間、英語の勉強に使えるか?
・強制力はあるか?趣味で楽しむ程度か?
この2つをベースに考えます。
英語学習はダイエットと同じように、あまりに短期間で詰め込みすぎると、後からリバウンドが来ます。
一時的にモーレツにガンバって英語の勉強時間を増やしたとしても、その後継続するのは難しいでしょう。
「TOEICの目標点数を取る」といった、テスト上の数値を上げることだけを考えた場合、短期間でもグンと伸びることがあります。
でも、「本当の英語力=英語でコミュニケーションを取る力」は、短期間で伸びるケースはほとんどありません。
また、もし仮に一時的にブーストされたとしても、今度はその状態を保つのが難しくなります。
日常の楽しみを削って、睡眠時間を削って、何とか耐えながら勉強を続けられるのは、せいぜい3ヶ月が限度です。
英語学習のストレスで体調を崩してしまっては、意味がありません。
そこで、現実的に自分がどのぐらいの勉強時間を確保できるか?を考えて、そこに合わせた学習メニューを決めていきましょう。
あなたが1日に取れる勉強時間に合わせて、次のような順番でやってみてください。
↓↓↓
1日20~30分=1日1メニュー。
①文法学習(中3レベルまで)
終わったら、
↓↓↓
②瞬間英作文(中3レベルまで:第1ステージの文型ごと)
終わったら、
↓↓↓
③音読トレーニング
という流れがオススメです。
1日40分~60分=1日2メニュー
文法&瞬間英作文(中3レベルまで:第1ステージの文型ごと)
↓↓↓
瞬間英作文(第2ステージ以降)&音読トレーニング
1日1時間半以上=3メニュー
文法&瞬間英作文&音読トレーニング(すべて同時進行)
以上が、オススメのトレーニングメニューです。
ちなみに、これらの学習メニューはすべて、「英語のストックを仕込むトレーニング」です。
英会話レッスンや、テスト問題集を解く時間は含まれていません。
英会話もテスト問題集解きも、「自分の中にある英語ストックを出す、アウトプット作業」です。
仕込みなくして、アウトプットを充実させることはできません。
もしあなたが、どうガンバっても1日に20~30分しか英語に割く時間がない場合は、仕込むためのトレーニング(文法、瞬間英作文、音読トレーニング)のうち、どれか1つに絞って続けてみてください。
1メニューの練習時間が10分を切ると、上達を感じづらくなります。
最低でも20分は取るようにしましょう。
少しずつ始めて、徐々に時間を延ばす
もしあなたが、最終的には1日1時間半以上使う覚悟がある場合でも、初日からいきなりガンバり過ぎないように気をつけましょう。
リバウンドをなくす方法は、「少しずつトレーニング時間を増やして、身体を慣れさせていく」ことです。
焦る気持ちは横に置いておいて、長い目で見てトレーニングプランを組みましょう。
たとえば、あなたが1日60分は英語に割く覚悟を決めた場合、1ヶ月で10分ずつ増やしていくのがオススメです。
(例)
↓↓↓
・1日20分からスタートして1ヶ月続いたら、2ヶ月目からは30分に増やします。
・1日30分が1ヶ月間続いたら、3ヶ月目からは40分に増やします。
・1日40分が1ヶ月間続いたら、4ヶ月目からは50分に増やします。
・1日50分が1ヶ月間続いたら、5ヶ月目からは60分に増やします。
という流れです。
時間が増えるのに合わせて、トレーニングのメニューも少しずつ増やしていきます。
さらに、1週間に1日は、必ず英語から離れる日を作ります。
この方法だと、リバウンドが来る確率が低いので、英語から完全に離れる時期をなくすことができます。
長い目で見た場合、最初に焦らずじっくり身体を慣らしていく期間を入れた方が、リバウンドを繰り返すパターンよりも短い期間で、大きな成果を得ることができます。
次回は、⑤自分のこれまでの英会話体験談をベースにした具体的な英語トレーニングメニューをお伝えします。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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From 師範代Shinya(新村真也)
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