From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
前回の記事では、この神テキスト「英会話イメージトレース体得法」の中で紹介されている、
 
 
「英語=スーパーマリオやインベーダーゲームなどの、プレイヤーの姿が画面上に見えるゲーム」
 
 
 
ということをお伝えしました。
 
 
プレイヤー&敵キャラ&アイテムのすべてを画面上に描きながら、何が起こったのかを実況中継していくのが、英語の文の視点です。
 
 

実況中継では「何がどうした」が一番先に来る

実況中継で大事なのは、「何がどうした」という状況を、生き生きと描くことです。
 
 
YouTubeでゲームの実況中継の動画を見ると、ほとんどの場合は「キャラクターの動きや登場アイテム」について優先的に語られます。
 
 
「おーっと!マリオが高くジャンプした!その先には・・・コインがたくさん出てきたぞ!!
 
それにしてもこのステージ、不気味な雰囲気が漂っています。」
 
 
というような感じで、先にキャラクターの動きを伝えた後に、ちょっと一息つくタイミングで、周り情景を描写します。
 
 
目まぐるしく状況が変わるゲーム実況の世界では、最初に
 
 
「誰が何をしたか?」
 
 
をリアルタイルで生き生きと伝えることが最優先されるのです。
 
 

日本語と真逆

これは、日本語の「場面設定から入る」伝え方とは真逆の発想です。
 
 
 
「昨日、会社で上司に怒られたんだよね。」
 
 
という日本語の文章の順番は、
 
 
①昨日=時間の設定
 
②会社で=場所の設定
 
③上司に=登場キャラの設定
 
④怒られた=出来事(自分視点の受け身)
 
 
※自分視点が前提なので、プレイヤー(私)は文の中に登場しない。
 
 
という順番で進みます。
 
 
一方、英語ではゲーム実況スタイルで伝えるので、
 
 
①誰が=上司が(my boss)
 
②どうした=怒った(got angry)
 
③誰に=私に(at me)
 
④どこで=会社で(at the office)
 
⑤いつ=昨日(yesterday)
 
 
という順番になります。
 
 
My boss got angry at me at the office yesterday.
 
 
という順番です。場面設定は後付けなので、一番後ろに来ます。
 
 
そして、プレイヤー視点ではないので、「怒られた(私が)」ではなく、「怒った(上司が)」になっています。
 
 

英語は受け身が少ない

もちろん、英語でも受け身で表現することはできます。
 
I got yelled at by my boss.
 
(私は上司に怒鳴られた)
 
みたいな表現はです。
 
 
でも「これをわざわざ受け身にするということは、何か理由があるのでは?」とネイティブは感じるでしょう。
 
 
なぜなら、ゲーム実況タイプの文章であれば、
 
My boss yelled at me.
 
(上司が私を怒鳴った)
 
と言えば済むからです。文字数も5文字で済みます。
 
 
受け身より短くてシンプルで、伝わりやすいです。
 
 
英語には日本語のような「プレイヤー視点」がありません。
 
 
プレイヤーも登場キャラのひとりに過ぎない。
 
だから、プレイヤーが主語になる必要はない。
 
「誰がどうした?」が一番ダイレクトに伝わるよう、シンプルな文を作る。
 
 
それが、英語の発想なのです。
 
 

日本人が受け身を使いたがる理由

実は日本人が英語を話すときに、
 
 
「受け身にしなくても良い文を受け身にしてしまう最大の理由」
 
 
は、僕らが「プレイヤー視点で描くこと」に慣れすぎてしまっているからです。
 
 
プレイヤー視点では、どうしても受け身の表現が多くなります。
 
 
 
打たれた、やられた、怒られた、褒められた、話しかけられた、待たされた、ケンカを売られた、殴られた、無視された、期待された・・・などなど。
 
 
これらの表現のほとんどは、英語では受け身にしません。
 
 
僕らが何か文章を言おうと思った時、まずは日本語で「プレイヤー視点の文章」が思い浮かびます。
 
 
プレイヤー視点の日本語を英語にしようとすると、「英語では何を主語にしていいのか?」迷います。
 
 
プレイヤー視点の日本語を英語にしようとするから、ついつい「場面設定」から入ってしまいます。
 
 
そして一番の問題は、「自分がふだんプレイヤー視点でものごとを見ている」ことに気付いていないことにあります。
 
 
自分がプレイヤー視点で見ていることに気付いていなければ、英語との視点の違いを意識することはできません。
 
 
どんなに文法を学んでも、ボキャブラリーを増やしても、
 
 
「プレイヤー視点の受け身で表現してしまうクセ」
 
 
「場面設定から伝え始めてしまうクセ」
 
 
が抜けない限り、不自然な英文で話し続けることになるのです。
 
 
だからまず僕ら英語学習者は、「日本語の視点」を先にしっかり学びましょう!
 
 
というのが、この「英会話イメージトレース体得法」の本のメインのメッセージなのです。
 
 
・・・つづく。
 
 
もっと深く詳しく知りたい場合は、ぜひこの本を読んでみてください。
 
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