【僕が「習い事」に感じた夢と希望:演技編55】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕が20才の頃、「アクション俳優になろう!」と決めて、「俳優養成所」に入った時のストーリーの続きです。
 
 

習い事5つのステージ

僕が演技を習っていた3年間では、大きくこの5つのステージを経験しました。
 
 
①希望に燃える第1ステージ
 
②現実が見えてダラッと感じる第2ステージ
 
③自分の本気度を確かめるボス敵登場第3ステージ
 
④ボスを倒して一気にレベルアップ!希望を感じる第4ステージ
 
⑤また現実が見えてダラッと感じる第5ステージ
 
 
この5つのステージを経るごとに、演技の世界(芸能界)に対するキラキラ感が消えていき、だんだん現実が見えるようになりました。
 
 
そして、「過剰な希望はなく、かといって絶望感もない、ニュートラルな気持ち」で「これは自分が本当にやりたい仕事なのか?」を考えることができるようになりました。
 
 
もちろん中には、「趣味で演技を学び続ける」という人もいるでしょう。
 
 
でも僕はあくまで「この道を自分の仕事にしたいかどうか?」を確かめるためにスクールに通っていました。
 
 
なので、自分の中で決めた期限の3年が経った時点で決断しました。
 
演技の道はあきらめましたが、先ほどの「5つのステージ」をくぐり抜けたことで、最後は一番上のレベルのクラスまで行くことができました。
 
 
自分の中で「やり残した感」がなかったので、まったく後悔はありませんでした。
 
 
 

どの習い事でも一緒

この5つのステージは、その後に僕がチャレンジした別の習い事(ダンススクール、資格学校、英会話スクール)でも経験することになりました。
 
 
違うジャンルの習い事でも、毎回同じようなステージが待っていました。
 
 
そして、周りの多くの人たちが脱落するポイントも同じでした。
 
 
 
僕は、20代前半の割と早い段階で演技のスクールで5つのステージを経験していたので、その後の習い事で結果を出すのにとても役立ちました。
 
 
5つのステージをくぐり抜けた先に、自分が一番最初に望んでいた結果が手に入ることが分かっていたので、結果が出ない時期にモチベーションが落ちることもなく、過剰な期待を捨てて淡々と練習を続けることができたのです。
 
 
僕が通っていた演技のスクールでは、「きらびやかな芸能界で成功したい若者たちの熱い希望」がうずまく環境だったので、それぞれのステージの心境の違いが分かりやすく出ていました。
 
 
1つずつ解説します。
 
 

①希望に燃える第1ステージ

この時期は、みんなメラメラと希望に燃えていました。
 
 
レッスン中は稽古着としてジャージなどの動きやすい服装に着替えるのがルールでしたが、通学までの道中での服装は男女とも気合いの入った人が多くいました。
 
 
みんなもうすでに芸能人?と思えるぐらい、非日常感あふれるオシャレ着に身を包み、東京の街を闊歩していました。(当時の僕の目にはそう見えました)
 
 
僕のように地方から通っている人たちも多く、「せっかく東京に来たんだから、楽しまなくちゃ!」とばかりに、仲の良いクラスメイトと渋谷にショッピングに繰り出す・・・なんて人たちもいました。
 
いつか自分がこの東京の街で成功して、欲しいオシャレ着を好きなだけ買って、イケてる芸能人たちの仲間入りして・・・なんて想像しながら、みんな目をキラキラさせていました。
 
 
「うまくいけば、数ヶ月後には芸能界デビューして、来年の今頃にはテレビに引っ張りだこ!になってたりして!」
 
 
みたいな、「ひょっとして感」をみんな内に秘めていました。
 
 
これはおそらく、芸能界の持つ「一攫千金的なイメージ」と、タレント養成スクールの広告メッセージのイメージから来るものだと思います。
 
 
当時はよく新聞にタレント養成スクールの広告が載っていて、「来年のスターはキミだ!」みたいなキャッチフレーズが書いてありました。
 
 
それを読んだら、「来年の自分はまったく別世界へ行けるかも?!」という気分になります。
 
 
自分の中には自分でも気付いていないスゴい才能が眠っていて、その才能をタレント養成スクールの先生達が発掘してくれて、一気に世間から注目されてモテモテスターの億万長者になる・・・
 
 
そんな気分にさせる広告なのです。
 
そういう広告を読んで集まってきた人たちがスクール生のほとんどなのです。
 
 
これは、ネットで見かける怪しい英語教材の広告とも似ています。
 
 
「これを使って英語を学べば、来年の海外旅行では英語ペラペラな自分で楽しめる!」みたいな雰囲気を醸し出している広告を見かけます。
 
 
そういう広告メッセージを見て集まってきた人たちは、過剰な期待を抱いてしまいがちです。
 
 
僕も最初はこの「一攫千金ドリーム」な気分を、タレント養成スクールで大いに味わいました。
 
 
・・・つづく。
 
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