【僕が「習い事」に感じた夢と希望:カラーコーディネーター編50】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
カラー勉強仲間の女子大生Mさんと2回目のデートでイメージ挽回を狙っていた僕は、職場の先輩のFさんに助けを求めました。
 
 
Fさんは、「お台場へのドライブデートプラン」を勧めてきました。
 
ただ、ひとつ問題がありました。
 
 
当時はまだカーナビが普及していなくて、ほとんどの人は、
 
 
・事前に地図を見て方向を覚える
 
・道路の看板を頼りに進む
 
・何度か行く場所は、道を身体で覚える
 
 
という方法で運転していました。
 
 
僕もこれまで何度かFさん含めた職場の仲間でスキーやスノボーなどに行ったことがあったのですが、やっぱり途中で道に迷うことはよくありました。
 
 
そこまで含めて「道中を楽しむ」という感じでした。
 
 
ただ今回行くのは、お台場です。
 
 
東京は交通量も多いので、「道に迷ったから途中で止まって地図を見る」という作業がやりづらそうです。
 
 
さらに僕は自分の車がないので、そもそも運転自体をあまりする機会がありません。
 
 
雨の日だけ片道20分ぐらいの通勤にたまに使うぐらいです。正直、運転スキルにはまったく自信がありません。
 
 
しかも僕は、一度目のMさんとのデートでは服装でしくじっています。
 
 
今回のドライブで道に迷って、またカッコ悪いところを見せたくありません。
 
 
さらに言えば、お台場に行ったこともないので、現地に着いてからもどう行動したらいいのか?分かりません。
 
 
僕がリードできる要素が何もないのです・・・
 
 

Fさんの訓練プログラム

そこでFさんが、僕に言いました。
 
 
Fさん:「よし!じゃあ、おにーちゃんを強くする訓練をしよう!」
 
 
僕:「え?どういうことですか?」
 
 
Fさん:「一度も行ったことがないと不安でしょ?だから、先に下見に行っとけば、本番でも慌てないで済むってわけ。」
 
 
僕:「事前にお台場に行くってことですか?」
 
 
Fさん:「そう!」
 
 
僕:「でも、行き方が全然分からないんです。運転も自信ないし・・・」
 
 
Fさん:「大丈夫!俺が訓練するから。」
 
 
僕:「え??どういうことですか?」
 
 
Fさん:「こんど休みを合わせて、お台場に一緒に行こう。」
 
 
僕:「えっ!マジですか??」
 
 
Fさん:「おにーちゃんの運転で、俺が助手席に乗って、行き方を教えるから。お台場に着いたら、どんなデートコースがオススメかを、一緒に周りながら指導するからさ。」
 
 
僕:「ホントですか!!それは心強いです!でも、僕の練習のためだけに一緒にお台場まで行ってくれるなんて、なんだか申し訳ないです。」
 
 
Fさん:「気にしないでいいよ。実は俺もこないだ彼女と一緒にお台場行ったんだけどさ、時間がなくて食べられなかったスイーツがあってね。」
 
 
僕:「そうなんですか?!」
 
 
Fさん:「うん。店の前に人がたくさん並んでて、待ち時間が長くてあきらめたんだけどね。今回それを買って帰れば、きっと彼女も驚いて喜ぶと思うし。俺にとってもメリットがあるから、気にしなくていいよ。」
 
 
僕:「マジっすか!!それは良かったです!そのスイーツ絶対買いましょう!ありがとうございます!!」
 
 
僕はFさんの心遣いに感謝しました。
 
 

人格者のFさん

Fさんは、これまで仕事上でも僕にたくさんのことを優しく教えてくれました。
 
 
Fさんは、今で言う「マウント」を絶対に取らない人でした。
 
 
自分の知識を惜しみなく教えてくれるのに、教え方は決して上から目線ではなく、口調も穏やかでした。
 
 
僕がこれまで仕事上でどんなミスをしても、Fさんは一度も怒ったことはありませんでした。
 
 
僕がミスをすると、「おにーちゃん、ドンマイ!」と言って肩を叩いて、すぐに僕を助けてくれました。
 
 
Fさんは、これまで僕が一緒に働いた職場の先輩の中で、「一緒に働いていて気持ちの良い先輩」ナンバー1です。
 
 
そんなFさんが味方になってくれれば、今回のデートプランは百人力です!
 
 
僕はヤル気が出てきました。
 
 
・・・つづく。
 
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