From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕が20才の頃、「アクション俳優になろう!」と決めて、「俳優養成所」に入った時のストーリーの続きです。
 
 
ヒゲ先生の恐怖の発表タイムで、自分の番が来た僕は、発表しながら不思議な感覚になりました。
 
 
緊張のあまり視野が狭まって、横から見ているヒゲ先生の姿が見えなくなりました。
 
 
そして、「意識はハッキリしているけど、身体の感覚が薄れていく」という状態を味わいました。
 
 
さっきまで強烈に感じていた恐怖や不安がマヒしてきて、文章を読み上げることに集中できました。
 
 
今までにこんな不思議な感覚を味わったことはありませんでした。
 
 
身体の感覚や恐怖の感情が薄れていく反面、意識は冴え渡っている感じで、覚えてきた文章をスラスラとよどみなく読み上げているのが自分でも分かりました。
 
 
「うまくできるかな?」
 
 
という不安がなくなった分、目の前のことに集中できるようになりました。
 
 
 

発表タイム終了

そんな状態のまま、僕の発表タイムは終わりました。
 
 
ヒゲ先生は僕の発表を途中で止めた様子はありませんでした。
 
 
(もし止めようと声をかけたとしても、この時の僕の耳には入ってこなかったと思います)
 
 
教室は静まりかえっていました。
 
 
みんなヒゲ先生の僕に対するフィードバックを、息をのんで見守っている感じです。
 
 
一方で僕は、まださっきまでの不思議な感覚を引きずっていました。
 
 
「ヒゲ先生に何を言われるんだろう?」
 
 
という恐怖はまったく感じません。なんだか身体全体がフワフワとした感触が続いています。
 
 
実は僕は、この後の記憶がほとんどありません。
 
 
ヒゲ先生は僕に対して何か厳しいコメントをしたはずです。
 
 
ヒゲ先生が何かしゃべっていたこと自体は覚えているのですが、言われた内容や声のトーンなどはほとんど記憶にありません。
 
 
ただ、あの時のフワフワした感覚だけは記憶に残っています。
 
 
少なくとも途中でつっかえて止まったりはしていないので、初回の評価としてはそんなに悪くなかったような気がします。
 
 
だんだん身体の感覚が正常に戻ってきたのは、僕の次の人が発表を終えた頃でした。
 
 
僕は自分の番がかなり後の方だったので、僕の次は数人で終わりました。
 
 
その数人は、僕と同じように一度もつっかえることなく発表を終わらせました。
 
 
ヒゲ先生は厳しめのコメントをしてはいましたが、前の人たちの時のように「芸の世界をナメるな!」と怒鳴ったりはしませんでした。
 
 
静かな声のトーンで淡々とフィードバックを伝えていました。
 
 
おそらく、ヒゲ先生の中では、
 
 
①セリフを覚えてくる
 
 
②覚えてきたセリフをどんな緊張状態の中でも正しく言う
 
 
という2つが「最低限の基準」としてあるような気がします。
 
 
「どんなに努力したかは関係ない!結果がすべてなんだ!」
 
 
というコメントを何度か言っていました。
 
 
 

ヒゲ先生の計算

ヒゲ先生は僕らの宿題発表の順番をランダムに当てているように見えましたが、「実は計算しているのでは?」と僕は思い始めました。
 
 
最初の方の発表者はひたすら怒られまくり、後半の発表者は急に怒られなくなりました。
 
 
最初の発表者はこの3タイプでした。
 
 
①家であまり練習して来ない人
 
 
②マジメで努力家だけど、プレッシャーがかかるとおどおどしてしまう人
 
 
③地方から通っていて地元のなまり発音が強い人
 
 
この3タイプの人たちは、ヒゲ先生にとっては突っ込みどころが満載です。
 
 
怒鳴り飛ばして僕らを震え上がらせるためにも、この3タイプの人達を先に当てたのかもしれません。
 
 
え?でも、どうやって??
 
 
ヒゲ先生は僕らのことをまだよく知らないはずです。
 
 
そもそも、このクラスでの発表タイムは今回が初めてなのです。
 
 
だとすると、考えられるのは「前の先生たちからの情報」です。
 
 
前の先生たちは僕らを怒鳴りつけたりはしませんでした。
 
 
和気あいあいとした雰囲気の中でレッスンをしていました。
 
 
でもそんな中で、僕ら生徒の行動、性格タイプ、弱点などをしっかり記録していたのでしょう。
 
 
そのデータをヒゲ先生が引き継いで、こうして今の発表タイムの順番決めに活かしているのかもしれません。
 
それにしても、この順番を決めるにもデータをじっくり分析する必要があります。
 
 
ヒゲ先生の「レッスンにかける情熱」が高いことは間違いなさそうです。
 
 
・・・つづく。
 
 
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