【僕が「習い事」に感じた夢と希望:カラーコーディネーター編1】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
俳優養成所をやめたことで、僕は今後自分がどうしていきたいのか?をもう一度じっくり考える必要が出てきました。
 
 
ちなみに、演技コースのクラスメイトで仲の良かったT君とSさんも、僕と同じ時期に養成所を辞めました。
 
そしてT君とSさんも、同じように今後の身の振り方を模索し始めました。
 
 
僕の場合、この服飾売り場の販売員の仕事がとても合っていると感じました。
 
 
でも、今の立場はパート社員です。
 
 
今までは俳優養成所に通いやすいように、時間の自由がきくパート社員の道を選びました。
 
 
でも、養成所を辞めた今、この先は正社員として働きたいと思いました。
 
 

2つの選択肢

今の僕に考えられる選択肢は2つあります。
 
 
①今の職場(イトーヨーカドー)で正社員になる試験を受ける。
 
 
②別の会社で服飾系の正社員の仕事を探す。
 
 
この2つのうち、それぞれにメリット&デメリットがあります。
 
 
①のメリットは、すでに会社の雰囲気が分かっているので、イメージしやすいということです。
 
 
逆に①のデメリットは、正社員になると「働く店や部署を自分で選べない」ということです。
 
 
イトーヨーカドーには、たくさんのフロアと部署があります。
 
 
食品、婦人服、紳士服、子供服、寝具、おもちゃ、文房具・・・などなど。
 
 
僕のいる服飾売り場は、その中の1つに過ぎません。
 
 
そしてここはおそらく、一番良い環境のような気がします。
 
 
部署によっては、肉体労働的な部分が多いという話を聞きました。
 
 
たとえば、寝具売り場の場合はフトンやベッドなど、大型で重い商品が多くあります。
 
 
そのため、寝具売り場で働いていると腰を痛めてしまう人が多いそうです。
 
 
また、食品売り場で働いている人たちは、朝が早いそうです。
 
 
お店自体は朝10時にオープンでも、その前に入ってくる食品の売り物を準備しなければならないので、かなり早い時間帯から仕事が始まるとのことでした。
 
 
しかも、早く始まるからといって、早く帰れるわけでもなさそうです。
 
 
食品売り場に配属されたら、「仕事だけの人生」になってしまいそうな気がしました。
 
 
一方、服飾売り場の商品は小さいものばかりで、運ぶのに腰を痛めるようなこともありません。
 
 
食品のように賞味期限がシビアなジャンルではないので、取り扱いもラクです。毎日新しい商品が入ってくるわけでもありません。
 
 
 

まったく違う人生

つまり、ひと言で「イトーヨーカドーで働く」と言っても、労働環境は部署によってまるで違うのです。
 
 
部署が違えば、別の会社で働くようなものかもしれません。
 
 
パート社員であれば、「この部署で1日○○時間×週○日働きます」という契約になっています。
 
 
自分で希望を出さない限りは、部署異動することはありません。
 
 
でも、正社員になったら、自分で自分の行き先を選ぶことはできません。
 
 
これは大きなリスクだと感じます。
 
 
どんな職種で働くか?というのは、人生を質を大きく左右します。
 
 
自分の仕事内容を運任せにするのは、ギャンブルのようなものです。
 
 
しかも、賭けるのはお金ではなくお金より大事な「人生の時間」です。
 
 
1日の大半を費やす職場がツラい場所だったら、人生全体もツラく苦しくなります。
 
 
僕はこれまで、鉄工場→イトーヨーカドーと、全く違う職種を経験しました。
 
 
両極端な職場を経験したことで、「仕事の選び方がどんなに1日の幸福度に影響を与えるか?」を身をもって実感していました。
 
 
だからこそ、今の服飾売り場での経験や情報を元に、イトーヨーカードーの正社員への道を選ぶのは危険だと思いました。
 
 
そして、確実な道はやはり「服飾系の会社で正社員として働く」ことでした。
 
 
会社自体が服飾系専門なら、どんなに部署異動があっても、扱う商品に違いは出ません。
 
 
服飾系の会社に絞れば、当然イトーヨーカドーよりも規模は小さくなります。
 
 
でも僕は、もともと会社の規模などには興味がありませんでした。
 
 
今の職場が仮に小さな個人服飾店の売り場だったとしても、このアイテムに囲まれて、この人間関係だったら、幸せな1日を送れることは間違いありません。
 
 
確率論で言えば、②の「服飾系の専門会社に就職する」選択肢の方が、幸せになれそうな気がします。
 
 

自信がない

ただ、僕はひとつだけ気になることがありました。
 
 
それは、自分にはファッションや色の組み合わせなどのセンスがまったくないことです。
 
 
僕はファッションの分野に関しては、まったく自信がありません。
 
 
イトーヨーカドーの自分の売り場で扱ってるバッグや財布などは、あくまで服の脇役のような存在です。
 
 
でも、服そのものを売る仕事をするためには、やはりファッションの勉強が必要だと思いました。
 
 
そしてできれば、その勉強の成果を「資格」としてアピールできるものが良いなと思いました。
 
 
そこで色々と調べてたどり着いたのが、「カラーコーディネーターの資格」を取ることでした。
 
 
・・・つづく。
 
 
 

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