【僕が「習い事」に感じた夢と希望:カラーコーディネーター編104】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
(→前回のつづき)
 
※僕がカラーコーディネーター1級の試験に再チャレンジして合格した時の体験談の続きです。
 
 
カラーコーディネーター1級の資格を取ったことをエリア長に報告した時、
 
 
「資格なんて現場では何の役にも立たん!」
 
 
と言われて敵対視されたショックは大きく、僕はそれ以来、人前で1級の資格を持っていることを言うのが恐くなりました。
 
 
そして、その後は同僚や先輩にも自分が1級の資格を持っていることを一切言いませんでした。
 
 
当時の職場は、おそらく8割以上の社員(店長)が僕と同じ高卒でした。
 
 
高卒の人達は、学歴や資格といったものに対してネガティブなイメージを抱いている印象がありました。
 
 
僕も自分が資格を取るまではネガティブなイメージを持っていたので、分かります。
 
 

私生活でこそ役立つ

ちなみに資格を取るまでの過程で得た知識は、仕事上で活かす場面もけっこうありました。
 
 
でもそれ以上に、私生活で役に立つ場面がけっこうありました。
 
 
特に僕の場合、自分に似合う色のトーン(パーソナルカラー)を先生から診断してもらっていたので、その知識がめちゃくちゃ役立ちました。
 
 
手持ちの服を少しずつ自分のパーソナルカラーに変えていくと、だんだん周りの人達から「その色似合うね」と言われることが増えてきました。
 
 
僕は今までにそんなことを言われたことがなかったので、「これは効果テキメンだ!」と思いました。
 
 
僕がカラーの勉強をしたことを知らない人たちから服装をホメられると、「おぉ!これは本物だ!」と感じました。
 
 
服だけではありません。
 
 
今、自分の心理にどんな影響を与えたいか?で見る色を変えたりしました。
 
 
たとえば、リラックスしたい、落ち着きたいなぁと思った時には、青い色を見ると効果があります。
 
 
逆に元気を出したい!エネルギーが欲しい!と思った時には、黄色や赤などの色を見るようにしました。
 
 
これが自分にはけっこう効果がありました。
 
 
本当に落ち着いたり、元気が出たりするのです。
 
 
もちろん、「黄色を見たから、元気が出るはずだ!」という思い込みの効果もあると思います。
 
 
それでも、目的は達成されるので構いません。
 
 

服の力でエネルギーを変える

これが面白くなってきたので、こんどは自分の服にも黄色や赤、青などの強い色を取り入れてみるようになりました。
 
 
着る服の色は、想像以上に自分の心理に影響を与えます。
 
 
僕はだんだん慣れてくるに従って、「自分に似合う色」と「今自分が着たい色」を使い分けるようになりました。
 
 
自分に似合う色(パーソナルカラー)は、僕の場合は「サマー(夏)」です。色のトーンは淡いパステルカラーです。
 
 
僕の場合、第一印象を良くするにはパステルカラーを顔の近くに持ってくると良いのです。
 
 
でも、自分が「強いエネルギーが欲しい!」と思った時には、あえて黄色の原色のTシャツを着てみました。
 
服の色は、けっこう目に入ってくる頻度が高いです。
 
 
・鏡の前に立ったとき
 
・お腹のあたりを見たとき
 
・腕のあたりを見たとき
 
 
黄色が目に飛び込んできます。
 
 
1日の中で何度も黄色を見ていると、だんだん気分が明るくなってくるのを感じました。
 
 
そういう時には、「似合うかどうか?」は気にせず、「自分の目に映したい色の服を着る」と割り切った考え方でやっていました。
 
 

色はどんなアイテムを買うときにもついてくる

色に敏感になったせいで、日常生活の中のあらゆる場面で選ぶアイテムの見方が変わってきました。
 
 
たとえば部屋に置くアイテム。置き時計やミニ机、パソコンやイスなどを新しく買うときに、「自分がそれを使うときにどんな気分になりたいか?」で選ぶようになりました。
 
 
自分の中にハッキリした基準ができると、選ぶ時の決断スピードが速くなります。
 
 
そして、決断した後に「あれ?こんなはずじゃなかった」と後悔する確率もすごく低くなります。
 
 
これはカラーを勉強したことで得た、思わぬ副産物でした。
 
 
というか、こっちの方が「あ、役立ってるな!」「カラーの勉強をして良かった!」と感じるシーンが多くありました。
 
 

100%役に立たない資格なんて、ない

ぶっちゃけ1級を取るために得た知識の半分以上は、実生活で使うシーンはありませんでした。
 
 
でも、残りの半分以下の部分が、めちゃくちゃ役に立ちました。
 
 
そして今でも役立っています。
 
 
たしかに1級はマニアックだし、現場で使わないような細かい知識も試されます。
 
 
今思い出せる知識は、当時の1割ぐらいだと思います。
 
でも、「学んだことを100%活かせなければ、資格を取る意味はない」とは思えません。
 
 
僕は個人的には、「学んだことの1割でも活かせれば十分元が取れる」と思っています。
 
 
正直、1割覚えていれば十分です。
 
 
その1割はたいてい、「基礎の基礎」の部分です。
 
 
どんなジャンルでも、基礎の部分ほど実生活で役立ちます。
 
 
そういう意味では、3級で試されるような基礎の部分を本気で勉強すれば、十分に役立つ知識が身に付くことになります。
 
 

資格に対する向き合い方

僕にとってカラーコーディネーター1級の資格を取った経験は、その後の資格試験に向き合う姿勢を養ってくれました。
 
 
・資格に過剰な期待をしない。
 
・資格をムダだとも思わない。
 
・資格を取りたければ取るし、興味がなければムリしない。
 
 
という、一歩引いた考え方を身につけることができたのが、一番大きかった気がします。
 
 
そしてその考え方は、英語学習を始めた時にもめちゃくちゃ役立ちました。
 
 
カラーコーディネーター1級を取った経験が、その後英検1級&TOEIC975点を取れたことにつながったことは間違いありません。
 
 
でもこの時にはまだ、僕は自分がその数年後に英語学習を始めることになるとは、夢にも思っていませんでした。
 
 
僕が習い事に感じた夢と希望:カラーコーディネーター編(完)
 
 
 
 

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