【僕が「習い事」に感じた夢と希望:カラーコーディネーター編40】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕が20代前半に「ファッションカラーコーディネーター検定1級」の資格を取ろうと決めた時の体験談の続きです。
 
 
カラー検定1級の勉強の中で、僕にとって一番の難関「カラーカード199枚の色と記号の丸暗記」を始めました。
 
 
覚えるには丸暗記以外の方法がないので、とにかくすきま時間を利用するのがベストだと思いました。
 
 
バッグには常にカラーカードを入れておき、いつでもサッと取り出せるようにしました。
 
 
・持ち歩き用には、小さくて軽いサイズのカラーカード。
 
 
・家で使う用には、大きめで見やすいカラーカード。
 
 
という風に、分けて使うことにしました。
 
 

丸暗記スタート!

やり方はとてもシンプルです。
 
 
まず、カラーカードに印刷された色をじっと見ます。次にカードをひっくり返して、裏側に書いてある「記号&番号」を声に出します。
 
 
各カードのウラ面に書かれた「v 18」、「d 12」などの文字を読み上げていくのです。
 
 
これは、学生が英単語の意味を丸暗記する時の方法とまったく同じです。
 
 
最初はカラーカードの順番通りに声を出していきます。
 
慣れないうちは順番に覚えた方が、ラクだからです。
 
 
カードは199枚全部一気に覚えるのはキツいので、細かいセグメントに分けて練習しました。
 
 
たとえば、v=vivid(鮮やかなトーン)の中にある24色を覚えたら、vの中だけで何周か回します。
 
 
そして慣れてきたら、こんどはvの中でランダムにカードをパラパラめくって、出てきた色を見た瞬間に「v 13!」「v 1!」などと声に出して読み上げるのです。
 
 
そして合っているかどうか?をチェックするために、すぐにウラ面を見ます。
 
 
合っていれば、そのままもう一度色番号を読み上げます。
 
 
間違っていた場合は、正しい色番号を2回声に出して読み上げます。
 
 
この反復法法は、数年後に英語学習を始めて「瞬間英作文トレーニング」をやる時に役立ちました。やり方がほぼ同じだったからです。
 
 

セグメントの範囲を広げながら進める

1周目は、こんな感じで短いセグメントの中で練習して、全部で12種類のトーンの記号を覚える練習をしました。
 
 
最後まで行ったら次の2周目は、セグメントを広げて、3種類のトーン分を1かたまりにして同じ手順を繰り返しました。
 
 
3トーンで1セグメントなので、トータル4セグメントで2周目が終わります。
 
 
さらに次は6トーン分を1セグメントにして回します。
 
最後は仕上げに199枚すべてのカードをランダムに引いて、出てきたカードの記号を言えるようになるまで練習しました。
 
 
#すきま時間にチョコチョコ練習
 
こうやって一気に書くと、覚える過程はあっという間に見えますが、実際にはけっこう時間がかかりました。
 
僕はまとめて何時間も勉強するのが苦手なので、すまま時間を使ってチョコチョコ進めました。
 
 
・通勤の車内
 
・昼休み
 
・風呂に入って湯船につかっている間
 
 
にやりました。
 
 
カラーカード199枚をランダムに引いて、「見た瞬間に記号がパッと言える」状態になるまでに、トータル1年ぐらいはかかったと思います。
 
 
カラー検定の1級は、年に1度しか開催されません。
 
 
そう考えると、一発勝負です。
 
 
十分な訓練期間を取らないと、本番を受けても意味がありません。
 
 
もしTOEICテストなら、毎月受け続けることでかなり試験慣れすることができます。
 
 
英検でも年3回あるので、けっこう経験値を積むことができます。
 
 
でも、カラー検定の年1回では、1回ごとの間が空きすぎます。
 
 
毎年受けたからといって「試験慣れ」するのは難しいでしょう。
 
 
年1回しかチャンスがないということは、1回受けて落ちたら、また再チャレンジまでに1年も勉強をし続けなければならないのです!
 
 
これはかなりのプレッシャーです!
 
 
他のテストに比べて、より多くの準備期間が必要な試験だと思います。
 
 
もし一発合格できなかったら・・・僕はもう1年間勉強を続けられるかどうか?その自信はありません。
 
 
でもとりあえず、1回はチャレンジしてみたい!と思いました。
 
 
・・・つづく。
 
 
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