From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※カラーコーディネーターの試験勉強仲間のMさんをお台場デートに誘った時の体験談の続きです。
Mさんとのお台場デートは「ミッション失敗」で終わりました。
最後の切り札だった観覧車も、一応乗れたものの、最後の写真撮影パートで思い切りそっぽを向かれてしまいました。
Mさんから、「あなたとは友達以上になるつもりはないわよ!」と言われているように感じました。
僕はもう打つ手をなくして、しょんぼりした状態で帰り道につきました。
僕は自分が嫌われたと感じていたので、帰り道のMさんとの会話もテンションが低かったと思います。
正直、何を話したのかがまったく記憶にありません。
そのぐらい、「心ここにあらず」の状態でした。
結局、僕にとって初めてのお台場デート作戦は、1日の中で何度も敗北感を味わう結果になりました。
Mさんとのその後
その後、Mさんは実家に帰り、僕らの住んでいる距離は離れました。
僕も遠くに行ったMさんにもう一度「2人で会おう」という気力はありませんでした。
たまにメールを1~2往復するぐらいの状態が続きましたが、その後はフェードアウトしました。
僕に「お台場訓練」をしてくれたF先輩にミッション失敗を報告したら、
「そうか。まあ、次があるさ!今回の学びを活かして次につなげよう!」
と励ましてくれました。
僕は、Mさんに対する未練がなくなったことで、再びカラーコーディネーター1級の試験勉強に集中することにしました。
その後のお台場
ちなみに、僕は今回お台場で痛い思いをしましたが、お台場は「デートスポット」としては優秀な設備が整っていることが分かりました。
僕は精神的なダメージからの立ち直りは早い方なので、その後も懲りずにお台場を「付き合う前の女性とのお出かけスポット」として利用し続けました。
同じ場所に何度も行っていると、どういう順路で回るのが良いか?などがだんだん見えてきます。
後に、僕にとってお台場は「迷ったらここ!」という心のよりどころになりました。
その後のデート失敗談
ちなみに、その後の僕は何度もお台場をデートスポットとして活用し続け、何度も新しく出会った女性にアタックし続けましたが、まったく結果は出ませんでした。
「行動しているのに結果が出ない」
というのは、けっこう精神的にこたえます。
もちろん、失敗するたびに新しい学びがあるのですが、ひたすら「下手な鉄砲」を撃ち続けるのはキツいです。
英語学習でも同じです。
英会話スクールに通い始めた頃は、
「英会話の経験値を積み続ければ、いつか必ず聞き取れるようになって、自分の口からも英語が出てくるはず!」
という期待を抱いています。
でも、半年、1年とたつうちに、
「あれ?なんか思ったより上達してないぞ??このペースで行ったら、いったいあと何年かかるんだ?」
と疑念が生まれてきます。
「今のパターンを繰り返していても、前進するペースは遅すぎる。目標にはほど遠い・・・」
と感じて、イヤになってしまうのです。
そこで大事になってくるのは、「先人達の知恵」です。
自分と同じような環境で、ガンバってもうまくいかない状態から抜け出して、目標を達成した経験を持つ人達は必ずいます。
そういう先人達から知恵を授かれば、自分も同じように「無限ループ」から脱出できます。
僕の場合は英語学習のジャンルで知恵をもらったのは、森沢洋介先生の「英語上達完全マップ」でした。
この本を読んで初めて、「ひたすら英会話だけやっていても上達できない理由」が腑に落ちました。
女性との関係も「学ぶこと」で改善する
そして、女性とのパートナーシップに関しても、同じように先人の知恵を学ぶことで、無限ループから脱出できることが分かりました。
「女性の口説き方&その後の付き合い方」というテーマは、僕にとって人生を変える大きなウェイトを占める大事な「習い事」になりました。
日本ではまだ文化的に、「異性との付き合い方を本や教材、スクールに通って学ぶ」という人は少ないように思います。
そんなことをしているヤツは「負け組だ」と思われるでしょう。
「人間的に魅力があれば、異性にモテるはずだ」
という思い込みがあるのです。
でも、現実には、
「同性にはモテるけど、異性にはさっぱりモテない」
という人は男女ともにいます。
一方で、
「あんな性格の悪いヤツが、なんで異性にモテモテなんだ!!」
と叫びたくなるようなケースもあります。
人間としての魅力と、異性に対するモテ度はあまり関係がないことに僕が気付くまでには、かなりの時間がかかりました。
でも、ある時期から「異性との付き合い方」を体系的に習い事として学び始めたことで、目からウロコの発見がたくさんありました。
①知り合ってから付き合うまでに持っていく方法
②恋人になってから関係を続かせ、結婚後も相手とうまく方法
この2つは、必要とされる知識やスキルがまったく違うことも分かりました。
今回のMさんを始め、その後の女性達ともうまくいかなかったからこそ、僕は「自分が学ばなければ、変化は起きない」ということに気付きました。
そういう意味では、「もうイヤだ!!もうこんな失敗は繰り返したくない!!」という痛い経験をすることも、行動へつながる大事なステップのかもしれません。
・・・つづく。
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