From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※僕がカラーコーディネーター1級の試験に再チャレンジしながら、ジーンズショップに転職した時の体験談の続きです。
いよいよ、カラーコーディネーター検定1級2次試験の本番2回目の当日を迎えました。
これまで1年間、けっこう長く感じました。
英検やTOEICと違って、1年に1回しか受験チャンスがないというのは、けっこう厳しい条件だと感じます。
受ける側としては、2次試験のためだけに1年間待つというのは、けっこうしんどいです。
しばらく勉強から離れていたら、感覚を取り戻すまでに時間がかかります。
かといって、1年先のために勉強を続けるのも、モチベーションが保ちづらくてなかなかしんどいです。
僕が勉強し続けられたのは、新しい職場の人間関係が良くなくて、「なにくそっ!」という反骨精神が生まれたからでした。
もし今の職場がぬるま湯生活だったら、僕は勉強モチベーションを保ち続けられなかったかもしれません。
そういう意味では、今振り返ると「むしろ良かったシリーズ」になる気がします。(当時はまったく余裕がなくて、そんな風には思えませんでしたが)
1回しかないプレッシャー
1年に1回しかチャンスがないということは、もしその日に体調を崩したりして実力が出せなかったら、また1年間待たなければなりません。
これもけっこう大きなプレッシャーになるなぁと思いました。
とりあえず僕は今回は、何とか体調は問題ない状態で本番当日を迎えることができました。
やれるだけのことはやってきました。
僕は、1級へのチャレンジはこれを最後にしようと決めていました。
もし今回も落ちた場合、この1年やってきたことをもう1年続けることは、時間のムダになるような気がしていたのです。
それに、ここまでやれるだけのことをやってきた感があるので、ここでダメだったらもう、打つ手はありません。
潔く負けを認めて退く覚悟でした。
ただ、1年前とはまったく違った気分でした。
前回との違い
1年前の前回は、2次試験よりも1次試験対策の方に力を入れていました。
1次試験はかなりマニアックな知識が問われるので、内容を覚えるのが大変でした。
でもハッキリした答えがあるので、試験対策のしやすさがありました。
一方で、2次試験はイマイチ対策法が分からなくて、なんだかフワフワした感じでした。
・十分な準備ができていない不安
・そもそも何をすれば良かったのか分からない不安
というのがあって、本番では正直、自信がありませんでした。
「とりあえず、今自分が持っている知識をフルに出し切る!」
という、あいまいなゴールしかありませんでした。
でも1度敗戦を経験した後は、自分に何が足りなかったのか?がよく見えるようになりました。
①時間管理が大事
②自分の回答を、できるだけ模範解答に近づけることが大事
という2つが見えるようになりました。
今回の試験対策
試験時間が足りなくなるのを防ぐためには、
①作業スピードを上げる(カラーカードの切り貼り作業)
②模範解答の文章パターンを身体に刷り込む(音読)
③自分の文章を書くスピードを上げる
という3つのトレーニングをしました。
おかげで、紙とノリが手に馴染んで、切り貼りスピードと正確さが、ノッポさん並みにアップしました。
(言い過ぎました!ノッポさんにはまだまだ及びません。ゴン太くんよりはマシになりました)
また、模範解答と同じような文章構成でプレゼン文章を素早く書けるようにもなりました。
文章も長すぎず、短すぎず、解答用紙にちょうど収まるぐらいでキリよく書けるようになりました。
前回とは「やり切った感」が違います。
これでダメだったら、あきらめがつきます。
僕はすがすがしい気分で、本番の試験会場に入っていきました。
・・・つづく。
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