【僕が「習い事」に感じた夢と希望:カラーコーディネーター編88】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
(→前回のつづき)
 
※僕がカラーコーディネーター1級の試験に再チャレンジしながら、ジーンズショップに転職した時の体験談の続きです。
 
 
ついに、カラーコーディネーター1級の2次試験の2度目のチャレンジ受験日がやってきました。
 
 
当初の予定では、僕はこの時期までには正社員に登用されていて、別のお店で店長として働いているはずでした。
 
 
でも、僕はまだ御殿場のお店に同じポジション(正社員候補のアルバイト)でいました。
 
 
これはアパレル系や飲食系のチェーン店で「あるある」な気がします。
 
 
求人広告に「試用期間3ヶ月」と書いてあっても、それはあくまで「最低期間」と小さく但し書きがあったりします。
 
 
その結果、長いと1年以上待たなければならないケースがあります。
 
 
この時の僕は、まさにそんな感じでした。前職のイトーヨーカードでも、不景気の影響で正社員登用制度を停止していたので、当時はどこの会社も同じような状況だったんだと思います。
 
 
僕は世代的に、「バブルが弾けて最初の就職難」の時に高校を卒業して就職した組です。
 
 
僕の高校のクラスの担任の先生は、
 
「就職面接で落ちるやつはまずいない」
 
 
と自信まんまんに言っていました。
 
 
でも、僕が高3の年に初めて不合格者が続出して、うろたえる姿を見ました。
 
 
僕も一社目の面接に落ちて、先生が申し訳なさそうに不合格通知を渡してきたのを、今でも覚えています。
 
 
今だったら、「100社ぐらい受ける覚悟で就活しろ!」なんて言われるのが当たり前だと思います。
 
 
でも当時は「初めて経験する先の見えない不景気」に大人たちは皆うろたえているようでした。
 
 
そんなタイミングだったので、1年たっても僕は正社員に登用されることはなく、店長にもなっていませんでした。(でも、仕事内容や労働時間は完全に店長と同じでしたが)
 
 

不幸中の幸い

でも、そんな状況でも1つ良かったことは、「勉強がはかどった」ということです。
 
 
もし店長になって異動していたら、また生活が激変します。
 
 
住む場所が変わり、仕事内容が変わり、人間関係が変わります。
 
 
新しい環境に慣れるまでには、またエネルギーをロスする日々が続くでしょう。
 
 
そうなると、勉強のリズムも作りづらくなります。
 
 
その点で言うと、今のお店に長くいることで、生活リズムは一定にできるメリットがありました。
 
 
最初はあれほど長くてツラく感じた長時間労働も、慣れてくると普通に感じられるようになってきました。
 
 
人間関係も、「うまくいかないことがデフォルト状態」になったおかげで、最初の頃ほどツラく感じなくなってきました。
 
 
1年たつとスタッフもSさん以外の人達が少しずつ入れ替わり、だんだんSさんの支配力が以前よりも薄れていくのを感じました。
 
 
 
 

1年ぶりのリベンジマッチ!

そんなこんなで、何とかカラーの試験勉強も進んでいました。
 
 
おかげで、割と準備が整った状態で1年ぶりのリベンジマッチに臨むことができました。
 
 
去年は1次試験対策&2次試験対策の両方をやる必要がありました。
 
 
でも、今年は1次試験は免除されるので、2次試験対策だけに集中できました。
 
 
僕がこの1年でやったことは3つありました。
 
 
①カラーカード199枚の色を見た瞬間に、色記号を言えるように練習する。(風呂の中で声出し)
 
 
②問題集の模範解答の「配色プランのプレゼン例文」を音読しながら、文章全体の流れを身体に入れる。
 
 
③カラーカードの切り貼り練習。ハサミとスティックのりを駆使して、いかに素早くカードを切って解答用紙にキレイに貼れるか?の手先の動きのスキル練習。
 
 
この3つのメニューに絞って、ひたすら続けました。
 
 

敗戦から学ぶ

①は1回目の受験前にもやっていましたが、②と③は1回目の敗戦の後に考えついた練習でした。
 
 
おかげで僕は、「スティックのり」の扱いが超絶速く上手になっていました。(あまり日常生活で頻繁に役に立つスキルではありません)
 
 
今でもたまにスティックのりを手に取ると、あの時の練習を指先が思い出します。
 
 
そんなこんなで、僕は1回目の敗戦を元に、独自にあみだした2次試験対策をしてから、1年後のリベンジマッチを迎えました。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 

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