From 師範代Shinya(新村真也)
それが、僕の書いた本「やり直し英語革命」の編集担当者さんから聞いた「出版業界のリアルな現状」でした。
初版は4,000部
今、ほとんどの本の発行部数は、初版4,000部程度です。(やりなおし英語革命の本も初版4,000部です)
4,000という数は、一見多そうに見えますが、数量的に、全国の本屋さんに在庫として置かれるのには十分な数ではありません。
全国の書店の数は、減っているとはいえ9,000店舗ぐらいあります。(2018年データ)
1店舗が1冊だけ仕入れても、半分にも行き渡りません。
また、本屋さんも最近は売上が厳しいので、「限られた棚のスペースにどの本を置くか?」はすごく慎重になります。
そのため、毎日出る新刊リストの中から、選りすぐりの本を「新刊コーナー」に置きます。
ちなみに、1日に出る新刊本の数は、200冊近いそうです。その中から、置かれる本が決まります。
これだけライバルが多い激戦区が、今の出版業界です。
本屋さんに並ばずに終わる本
世に出た本の95%が、重版がかかることなく、初版だけで終わってしまい、絶版になるそうです。
ということは、初版の本のほとんどは、「一度も本屋さんの棚に並ぶことなく消えていく運命にある」ということです。
そんな厳しい現実を聞かされていたため、僕は初版が良く売れて重版がかからない限り、自分の本を本屋さんの棚で見かけることはないだろうと思っていました。
宝地図の写真
とはいえ、僕の部屋にある宝地図には、
「自分の書いた本が本屋さんの棚に平積みにされている写真」
を貼ってありました。(もちろん、パソコンで編集した合成写真です)
この写真を作った時には、出版業界の厳しい現実は知らなくて、単に「本が出たら本屋さんに並ぶだろうな」と思っていました。
そして、その写真を見ながらワクワクしていました。
丸1年かかった原稿の執筆作業のモチベーションを保つのに、宝地図の写真がとても役立ちました。
今まで数々の夢を叶えてくれた宝地図ですが、編集者さんから現実を聞かされた後、
「今回はさすがに厳しいだろうな・・・まあ、重版がかかることに期待しよう!」
と思っていました。
ところが・・・
妻の弟からの報告
先日、妻のSayaの弟から、LINEメッセージが届きました。
「学芸大駅前の本屋さんに平積みされてたから、買ったよ。」
え???マジ??本屋さんに置いてあったの???
見間違いじゃないの??
その後、こんな写メが送られてきました。
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あっ!ホントだ!!なぜ??
たくさんある中で、僕の本だけが横になって置かれています(笑)
これは逆に目立って良い感じです。
本屋さんの名前を聞いたら、「恭林堂」と言っていました。
僕は、改めて宝地図の写真を眺めました。
宝地図はこれまで、「自分の努力だけではどうにもできない部分」を実現するのに役立ってきました。(妻との出会いも、宝地図のパワーです)
今回もその力が働いたのかもしれません。
僕はSayaと一緒に、おそるおそる五反田駅前の駅ビルの本屋さん「ブックファースト」を覗いてみました。
すると・・・
ありました!!
僕が仕事の行き帰りによく立ち寄るこの本屋さんの棚に、「やり直し革命」の本が並んでいたのです!
これはメチャクチャ嬉しいです!!
思い出の本屋さん
約1年前、この本屋さんの棚の前で、僕はヨリさんに「シンヤ先生は本を出さないんですか?」と聞かれました。そして、ヨリさんから本の出し方を教わりました。
あれから1年後、同じ棚に自分の本が並んでいます。
この光景を見ていると、「やったー!!」というテンション高い気分というより、「ありがたいなぁ・・・人生って不思議だなぁ・・・」という、しみじみした感覚です。
「ここに置いてあるってことは、他の大型の本屋さんにも置いてある可能性が出てきたんじゃない?」
とSayaが言いました。
よし!行ってみよう!
大型本屋さん①丸善
翌日、僕とSayaは山手線内の大型の本屋さんを回ってみました。
まず、最初に行ったのは、東京駅前の「丸善」です。
↓↓↓
ありました!!目線の位置のゴールデンゾーンに置いてあります!
しかも、同じコーナーに、「英語車掌の関大地さん」の本も見つけました!!(写真では僕の本の真下です)
↓↓↓
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関大地さんは、「日本で初めて生の英語アナウンスを始めた車掌」です。
乗客が投稿したYouTube動画でバズり、一躍有名になりました。
僕は関大地さんに1年前に同じ出版セミナーで出会ってお話をしました。
関さんは、その時にはまだJRの社員として働いていましたが、「本を出すために独立する」と言っていました。
その後、退職して独立し、ちょうど先月、この本を出版したようです。
「あのセミナーで出会った同志の仲間の夢も実現したんだ!」と思うと、嬉しくなりました。
もちろん、僕も1冊買いました。
大型本屋さん②紀伊国屋
次は、新宿駅前の「紀伊國屋」に行きました。
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ここにもありました!!
僕が大好きなカリスマ講師、関正生先生の本の隣です!!
さらに、その4つ右隣には、僕の人生を変えた本、森沢先生の「英語上達完全マップ」があります!
これは嬉しいです!!森沢先生の本の棚と同じ場所に自分の本が置かれるのは、長年の夢でした。
大型本屋さん③ジュンク堂
次は、池袋駅前のジュンク堂に行きました。
↓↓↓
すると・・・ありました!!
ここまで来ると、感覚がマヒしてきて、「置いてあるのが当たり前」みたいに思えてきます。
同じコーナーに、松本晃秀さんの本を見つけました。(写真では僕の顔の左横)
ご本人のサイン色紙まで飾ってありました。
僕は以前、松本ヒデさんのセミナーに参加したことがあります。
英語のセミナーではなく、「ウェルスダイナミクス」という「自分の性格を活かして成功するためのメソッド」を学びに行きました。そこで、ヒデさんが本を出すまでの苦労話も聞かせていただきました。
今回の本のタイトルは、僕がよく聞かれる「オンライン英会話の活用法」のトピックで、内容もとても分かりやすくて学びが多いと感じたので、買って帰りました。
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(↑クリックすると、アマゾン販売リンクに行けます)
ヒデさんは、とても丁寧な性格なので、本の内容もとても丁寧で、分かりやすく書かれています。
オンライン英会話をやっている人、ちょっと興味があるけどやるのをためらっている人にはオススメの本です。
宝地図のパワー&みんなの心
それにしても、今回の出来事はとても不思議でした。
なぜ、本屋さんに置かれたのか?その理由は分かりません。
でも、おそらく2つの理由があると思います。
1つ目の理由は、宝地図のパワーです。
今までにも、こういう不思議なことが何度も起きたので、おそらく今回もそうだと思います。
2つ目の理由は、ブログ読者の皆さんのパワーです。
これまで、「オンラインではなく本屋さんで買いたいんですが、どの本屋さんに置いてありますか?」と聞かれることが多くありました。
僕は、「残念ながら、初版で本屋さんに置かれる確率は低いそうです。」とお答えしていました。
でも、みんなの「本屋さんで買いたい!」という想いが、形になったのかもしれません。
念のため、全国のジュンク堂の在庫をオンライン上で検索をしてみたところ、東京以外のエリアの大型書店にも置いてあるようです。
このサイトから検索すると、あなたのお住まいのエリアの書店に置いてあるかどうか?を調べることができます。
↓↓↓
全国の本屋さんの在庫検索はここをクリック
(丸善&ジュンク堂&文教堂の総合在庫検索です)
もし近くの本屋さんがあったら、ぜひ見に行ってみてくださいね。
そして、良かったらアマゾンのカスタマーレビューを書いていただけると、とっても嬉しいです!
※後日談(書き足し)
その後、担当編集者さんから教えていただいたのですが、今回の謎が解けました。
出版社の販売部の方々が「やり直し英語革命」専門の注文書を作って書店さんを回って営業をかけてくれたそうです!
出版社のみなさんが時間とエネルギーをかけてくれた結果、今回の本屋さんでの陳列が実現したということがわかりました。
宝地図を作ってみてください
もしまだあなたが自分の宝地図を作っていなかったら、ぜひ作ってみてください!
今回僕は、改めて宝地図のパワーを実感しました。
現実主義の人にとっては、最初は「こんなのバカバカしい」と思えるかも知れませんが、ひとつずつ叶ううちに、信じざるを得なくなってくると思います。
何より、宝地図を作ることのデメリットはほとんどありません。せいぜい、「家族に見られて恥ずかしい」ぐらいです。(ずっと置いておくと、それが背景の一部になって何も言われなくなります)
宝地図の作り方は、この本に詳しく載っています。
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また、近いうちにSayaと一緒に「英語の宝地図の作り方動画セミナー」なども作ろうかと思っています。
※あなたの「やる気と才能」を引き出す、Saya(師範代Shinyaの妻)のオンライン対面セッションはこちら
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From 師範代Shinya(新村真也)
(英語の達人養成ジム 師範代)
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