From 師範代Shinya(新村真也)
※僕が英検1級にトライした時のストーリーの続きです。
(→前回のつづき)
英検1級の2回目のトライを終えた僕は、結果に関して考えるのをやめて、しばらく忘れていました。
手応えはあったか?と聞かれれば、
「前回よりはあったかな・・・」
という感じです。
でも、もし問題自体が前回よりカンタンで、それが理由で全体の平均点も高ければ、合格点の基準値が上がって、また不合格になることも考えられます。
もともと今年は3回連続で受けるつもりだったので、もし落ちても次回にまた照準を合わせればいっか!
くらいに思っていました。
何より、英検1級へ向けたトレーニングで自分の英語力(特に単語力と作文力)が、去年の自分と比べものにならないくらい伸びているのを感じていました。
テスト結果がどうであれ、
「英語力の伸びを実感できている」
という心境自体が満足度につながっていました。
インターネット結果
英検はTOEICと同じように、インターネットで結果を先に見ることができます。
そこで、公開日におそるおそる覗いてみました。
すると・・・
合格!!
やったーーーーーーーーーーーーー!!
2回目で合格できたぞーーーーーーーーーー!!
喜びがこみ上げてきました!!
正直、ここしばらく集中して取り組んでいた英検1級対策の作文トレーニングやボキャビルにはだんだん飽き始めていた頃でした。
これで、次のステージの英語トレーニングに行ける!!
そう思うと、ウキウキしてきました。
結果の詳細
インターネットでは、合格か不合格かは分かっても、スキル別の細かい正解率までは見れません。
そこで、数日後に送られてきたスコアシートをチェックしてみました。
すると・・・
トータル点数は、合格点を少しだけ上回っていました!
やはり、前回より平均点が上がっていて、合格点も引き上げられていました。
なので、得点自体は前回よりだいぶ上がっているものの、余裕で合格!というわけでもありません。
危なかったぁ~!!
将軍ストーリーの影響は?
そして、一番気になっていた、例の長文パートの「将軍のストーリー」の問題が正解したことが、今回の合格にどのくらい影響しているか?をチェックしてみました。
すると・・・
将軍ストーリー問題がもし間違えていた場合でも、ちょうど合格点ギリギリで受かる点数が取れていることが分かりました。
良かったぁ~!!
あの問題だけは、本文を読まずに答えたので、自分のなかでは「実力で正解した!」とは胸を張って言えない部分があります。
でも、将軍問題の正解に助けられて受かったわけではないことが分かって、ちょっと嬉しくなりました。
各パートごとの結果
各パートを詳しく見ていくと、
①ボキャ問題はやっぱり強い。正解率が高くて得点源になっている。
②長文読解は、前回より少し良いくらい。
③作文パートの点数がだいぶ上がった!ここが全体の点数に大きく響いている!
④リスニングも思ったより良くできた。
という分析結果になりました。
やはり、作文トレーニングの成果が出ているようです。
3回のチャンス
これで、1つ目の関門クリアです。
でも、まだこの先には倒さねばならないボスがいます。
英検には、「2次試験」があります。2次試験は、スピーキングの力を測るテストです。
面接員と対面しながらリアルタイムで会話していきます。
英検の特徴として、
「1次試験に合格したら、その後1年間は1次試験が免除される」
というルールがあります。
つまり、1年間の3回分の紙のテスト受験を免除されるのです。
すると、面接対策だけを練ることに時間とエネルギーを使えます。
2回までは失敗が許される、と思うと、気が楽になります。
とはいえ、油断は禁物です。
英検1級受験者の中には、2次試験に何度トライしても受からずに、1次試験を毎年受けている人もいます。
そうならないようにするには、最初から合格を狙った対策を練るしかありません。
僕はさっそく、2次試験の面接対策を考えることにしました。
・・・つづく。
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