【教材のリスニングだけで、「ネイティブの超早い英語」を聞き取れるようになるのか?①】

from 師範代Shinya

英語学習を始めてしばらくたつと、だんだん英語が聞き取れるようになる喜びを感じるようになってきます。

特に音読やシャドーイングで仕上げた英文は、最初の頃と比べると、劇的に聞き取れる率がアップするものです。

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そんなタイミングで、海外旅行に行くチャンスがやってたら、

「日頃から練習している英語を生かして、現地で楽しく英会話ができたらいいなぁ~。英語学習を始める前に行った海外旅行に比べて、聞き取れる率がアップしているかもしれない!」

そんな期待を持つことは、とても良いことです。

そして実際に海外旅行に行ったら・・・

「現地人の話すネイティブ英語が、全然聞き取れなかった・・・悲しい・・・」

と感じてモチベーションがダウンするケースは、実はけっこう多いです。

実際に、日本で手に入る英語教材のナレーションの吹き込み音声と、現地のネイティブの生発音を聞き比べると、スピードや滑舌にかなり差があります。

もちろん、中には、

「現地で英語が驚くほど聞き取れて、勉強の成果を感じてモチベーションアップしました!もっとガンバります!」

と報告してくれ人もいます。

旅行先で現地人の英語が聞き取れるかどうかを決める「4つの要素」

聞き取れる率の違いに関しては、色んな要素が絡んでくるので、理由は1つではありません。

僕のこれまでの研究では、次の要素が「現地での英語聞き取れる率」に大きく関係してきます。

①行く国の違い

ふだんあなたがアメリカ発音の教材で練習しているのに、旅行先がオーストラリアだった場合、全然聞き取れないことがあります。

これは、発音のなまりと、使われるボキャの違いのせいです。

アメリカ人のネイティブでも、オーストラリアに移住した時に、現地人の話す英語が聞き取れるようになるまで、1ヶ月かかったという体験談を聞きました。

②旅行慣れしているかどうかの違い

旅行慣れしている人は、税関で何を聞かれるか?とか、レストランで注文する時の流れをよく知っています。

事前に心の準備ができていれば、早い英語でも聞き取れる確率がアップするのです。

一方で、旅慣れていない人にとっては、毎回集中して一字一句もらさず聞き続けなければなりません。

たとえ集中していても、「下地知識がないこと」が不利に働き、聞き取れないことがあります。

③旅先で話す相手との相性

現地人の中でも、話しやすい人もいれば、話しにくい人もいます。

・自分と話し相手との性格的な相性

・話す相手の滑舌スキル

・話すトピックが自分にとってなじみがあるかどうか?

などが大きく影響してきます。

日本人同士だって、意思疎通がしづらいと感じる人はいます。

そもそも言語の問題ではないかもしれません。

④その時の自分の体調

リスニングには、集中力が必要です。

時差ボケや長距離移動の疲れがあると、集中力が途切れます。

その結果、調子が良い時には間違いなく聞き取れる内容の英語でも、まったく耳に入ってこなくなることがあります。

リスニング体験は、その時によって大きく変わる

このように、海外旅行先でのリスニング体験は、色んな要素が絡み合って変わってきます。

もし聞き取れなくても、「これまで積み上げてきた英語トレーニングがムダだった」ことの証明にはなりません。

ただ一方で、日本の英語教材の音声ナレーションと、現地のネイティブが話す生の英語には、大きな差があることも事実です。

そこで次回は、上記の4つの要素を除いて、純粋に「教材英語とネイティブ英語の違い」そして、「基礎を固めた先に、ネイティブ英語を聞き取れる世界が待っているのか?」という点について、詳しく解説していきます。

・・・つづく

 

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