(→前回のつづき)
英語で話すチャンネルを夫婦共同で作るに当たって、一番の大きな問題は、台本作りでした。
僕とSayaは、英語学習歴の長さと、英語力に大きな差があります。
【Saya】
・英語学習歴2年(うち産後のバタバタもあったので、正味1年ぐらい)
・英語力は推定でTOEIC500点台なかば(半年前に受けた模試結果)
・現在の音読使用教材はBasic2400
【Shinya】
・英語学習歴16年(2022年1月から17年目に突入)
・過去のTOEICスコア自己ベストは975点&英検1級合格
・現在も週6日間、毎朝音読を続けている状態。
・現在の音読使用教材はネイティブ向けの本(5 Love Languages)
という状態です。
ふつうに考えたら、「もう少し英語力の差を縮めてからの方がいいんじゃない?」と思われるでしょう。
でも、僕とSayaはスタートを切ることにしました。
準備が整う日は来ない
Done is better than nothing.
(カンペキでなくても、一度やってみる方がいい)
Ready is a lie.
(準備が整った状態、というのはウソだ=準備が整う日は永遠に来ない)
この2つの言葉は、僕が好きなアメリカ人のガジェット系ユーチューバーのショーンさん(以前僕のYouTubeチャンネルで「僕が音読で発音をマネしている人」としてご紹介しました)が、よく言っているセリフです。
たぶん、英語の世界でよく使われている格言だと思います。
僕とSayaの中には以前から、「英語で話すYouTubeチャンネルをやりたいね」という構想がありました。
でも、なかなか重い腰が上がりませんでした。
何事も、最初の一歩が一番大変です。
一番重く感じる割に、進む速度はゆっくりです。
期待と不安
・世界に向けて動画で情報発信をしたら、どんな気分なんだろう?
・海外の人達からコメントしてもらえたら、ワクワクしそう。
という感情面。さらに、
・自分たちの存在を世界中の人達に知ってもらえたら、何か新しいチャンスがやってくるかも?!
・海外の世界的権威の人と、コラボできちゃったりして!
といった、よくあるYouTubeドリーム的な期待。
一方で、
・英語圏ではライバルの数が多すぎて、自分たちの動画は誰にも気付かれず、ぜんぜん再生されないかも・・・
・言いたいことの半分も伝えられない、短い動画ばかりになってしまうかも・・・
・1本の動画を作る労力がかかり過ぎて、数本の動画を出した時点で挫折してしまうかも・・・
・日本人嫌いの人が人種差別的な発言をしてきたら、ヘコみそう・・・
などなど、英語で発信することならではの不安もあります。
不安が消える日は来ない
ぶっちゃけ、これらの不安を消す方法はありません。
やってみないと、何が起こるか分からないからです。
まずは一歩を踏み出してみて、自分たちがどう感じるか?続けられそうか?
を試してみるしかありません。
密かに始めた方がリスク回避になる
本当は、密かにチャンネルを立ち上げて、アップした動画100本以上&登録者1,000人を超えてから、「実はこんな英語チャンネルをやっていまして・・・」と公開した方が、恥をかくリスクが減ります。
まだ続けられるかどうかも分からない、結果が出せるのかどうかも分からない状態で周りにお知らせするのは、リスクです。
英語学習でも、「私、今日からやり直し英語を始めます!」と周りに宣言して始めるのは、勇気がいります。
こっそり勉強し始めて、英検2級やTOEIC600点ぐらい取るまでは内緒にしておきたい、という人も多いです。
内緒にしておけば、途中で挫折しても誰にも知られずに済むからです。
実は僕もカナダ留学を決めるまでは、当時の会社の同僚や上司には英語学習をやっていることを内緒にしていました。
でも今回の英語チャンネルは、あえて先に宣言するパターンを試してみることにしました。
それには理由があります。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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