From 師範代Shinya(新村真也)
ここしばらく気になっていた「PCエンジン・ミニ」というゲーム機を、たまったアマゾンポイントで買いました。
今年3月に発売された「昔のゲーム機の復刻版」です。
僕は数ヶ月前に妻のSayaからの誕生日プレゼントで「メガドライブ・ミニ」をもらったばかりです。
でも今回のPCエンジン・ミニは「英語でTVゲームができる」という点が強く惹かれて買いました。(英語版の詳細は後でお伝えします)
(↑クリックすると、アマゾン販売リンクに行けます)
レトロゲーム機の復刻ミニ版ラッシュ
僕と同じ世代の人達(30代~40代)に向けたレトロゲーム機の復刻版が、この数年連続で発売されていて、人気です。
①ファミコン・ミニ
↓↓↓
②スーパーファミコン・ミニ
↓↓↓
③ネオジオ・ミニ
↓↓↓
④メガドライブ・ミニ
↓↓↓
⑤PCエンジン・ミニ
という流れで発売されました。
この5つはすべて、家庭用TVゲーム機として当時の子供達の家にあったものです。
当時小学生~高校生ぐらいだった人達が、今またあの頃のゲームを懐かしみながらプレイするのが流行っているのです。
僕の世代の人達は、大人になると共にゲームを卒業して、まったくプレイしなくなった人も多いと思います。
僕も大人になってからTVゲームに興味を失った1人でした。
今はスマホゲームが全盛ですが、スマホで昔のTVゲームが遊べるようになっても、ぜんぜん興味がわきませんでした。
30代の頃にプレイステーション3を知り合いから安く譲ってもらったのですが、あまりも洗練された美しい画面を見て、逆にプレイ意欲がそがれました。
その後プレステ3は「DVDプレーヤー」として使い続けています。
そんな僕が40代で「ネオジオ・ミニ」「メガドライブ・ミニ」「PCエンジン・ミニ」と立て続けに3つもゲーム機をゲットしたのには理由があります。
人生を振り返る40代&60代
これは心理学の本か何かで読んだのですが、
「40代と60代は、人がこれまでの自分の人生を振り返って見つめ直そうとする時期」
みたいです。
特に男性はこの傾向が強くて、意識しなくても自然にそうなるようです。
・40代=ちょうど人生の折り返し地点。
・60代=リタイアしてこれまでの人生を振り返る地点。
この2つの時期は、
「これまでバリバリ働いてきた人でも一度立ち止まり、今までの人生を振り返りながら自分の青春時代を懐かしむ」
という心理状態になります。
その結果、
「10代の頃に憧れた大型バイクに乗って全国を旅したい!」
「20代の頃に欲しかったスポーツカーを買って乗り回したい!」
という衝動に駆られて、大型二輪の免許を取ってバイクを買ったり、スポーツカーを突然ポン!と買ったりします。(その結果、奥さんとケンカになることも多いようですが・・・)
思い返せば、僕も20代の頃はトヨタの「スープラ」という名前の赤いスポーツカーが欲しくて欲しくて、何度も夢に出てきました。
スープラはたしか当時で400~500万円ぐらいする超高いクルマだったので、ローンを組んで買おうという気にもなりませんでした。
その頃、当時おそらく40代ぐらいだった親戚の叔父さんが、赤いミニスポーツカーを買いました。
ホンダの軽自動車で「ビート」という名前の、すごく小さなサイズのクルマです。
ビートは「2人乗りのオープンカー」という攻めたスタイルでしたが、小さくて可愛らしいので威圧感はまったくありません。
軽自動車なので税金も安く、趣味のセカンドカーにピッタリなクルマでした。
叔父さんはこのビートを中古で安く買って、乗り回していました。
僕も横に乗せてもらって、箱根にツーリングに行きました。
ビートはエンジンが座席の真後ろにある「ミッドシップ」と呼ばれるタイプなので、走っている時には会話が聞こえないほどエンジン音がうるさいです。
また車高がすごく低いので、地面をはうような感覚でスリルがあります。
さらにオープンカーなので、風が顔にバンバン当たって、スピード感がスゴいです。
箱根のクネクネ道を攻めながら走る叔父さんの横で、
「うぉ~!!めちゃくちゃ速え~!!」
と僕が叫んでいたまさにその時、隣の車線をファミリーカーがブーンと追い越していきました。
あれ?と思ってスピードメーターを見たら、時速30キロでした。
どうやら、体感速度は速く感じますが、実際のスピードは遅いようです。
でも遅い方が、安全に楽しめて良いかもしれません。
今思い返せば、当時の叔父さんはちょうど青春を懐かしむ時期に入っていたんだと思います。
あれから時が流れて僕は今、当時の叔父さんと同じ年代になりました。
僕の場合はスポーツカーでも大型バイクでもなく、レトロゲーム機で人生を振り返っています。
・・・つづく。
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