From 師範代Shinya(新村真也)
先日、東京五反田の「英語の達人養成ジム」で、練習試合セミナーを開催しました。
ふだんは音読トレーニングやイメージ英文法、瞬間英作文トレーニングなどで「英語の筋肉」を鍛えている受講生の方々に、「技を対人練習の中で試す、試合の場」を作るのが目的です。
「英会話」と聞くと、「ネイティブとのフリートーク」が思い浮かびますが、実はフリートークは最もハードルが高い「試合」です。
格闘技で言えば、「ルール無用の何でもアリの試合」が、フリートークなのです。
何でもアリの試合だと、パンチが来るか?キックが来るか?投げか?関節技か?まったく予測がつきません。
そんな状態で戦うのは、精神的にかなり消耗します。
英会話も同じです。フリートークでは、相手がどんな話題を振ってくるのか?どんな文型で話してくるのか?まったく分かりません。事前に予測できないので、常に集中しなければならず、緊張するので精神的に疲れます。
過去形や現在形、現在完了形などをミックスしてガンガンしゃべられると、あたふたしてしまいます。
でも、あらかじめ「パンチしか出さない」「キックしか出さない」とルールを決めておけば、落ち着いて対処できます。
相手の攻撃をかわしたり、自分の攻撃にも余裕が生まれます。
英会話でも同じです。
「今から過去形だけ使う」
「今から現在形だけ使う」
といった感じで、文型をしばった状態でトークをすると、けっこうラクになります。
そうやって、「ハシゴ」をかけてあげると、何でもアリのフリートークでも緊張しなくなります。
それが、練習試合の目的です。
今回、練習試合に参加してくれた猛者たちの声をお聞きください。
練習試合セミナー参加者の声
Tommyさん
毎日の瞬間英作文や音読トレーニングと共に定期的に実際に英会話(アウトプット)をするのが大事と感じました。
又、実際に会話する時は聞き返しができるので、全くコミュニケーションが成り立たないという事はないということも実感しました。
そして、会話の際の便利なフレーズや「表情、ジェスチャーそして声の大きさ」が大事というのも大変参考になりました。
Setsukoさん
みなさんの自己紹介の時点で、
(あ、みなさんペラペラだ。もしかしてレベルの高いセミナーだったのかな?)
と思いました。
少し焦りました(笑)
しかし、同時に、みなさんの話す英語がほぼ理解できてることに、途中から気づきました。
理解できなかったのは固有名詞くらいです。
英会話の内容の簡単さ・難しさ は別として、英語を聞いて、そのまま英語で理解できてることに気づいたのです!
日頃 英会話をする機会がないので、貴重な体験でした。
むかしは、聞こえてくる単語から推測して話の内容を理解してたと思うのですが、そうではなくて、S→Vの順番で頭の中で整理整頓されて聞こえたので、大きな進歩を感じました!
当たり前ですが、文法どおりに話される英語って、理解できるんですね! お互いに。
世界のノンネイティブと意思疎通ができそうな期待が増してきました。
そういう確認ができるセミナーだとは、予想していなかったので、とても勉強になりました。
ゆうけいさん
自分の英語力の無さが良くわかりましたが、とても楽しかったです。道場が近くにあれば、もっと通いたい・・・
仙頭美和子さん
質問が過去形とか、現在形でとか決まっていても、しゃべるのはなかなか難しかったです。でもこういう機会は少ないので、参加してよかったです。
Yasuさん
今後、瞬間英作文トレーニングで練習して、少しずつ上達していけたらと思いました。
Shinさん
久しぶりに英語を話せていい機会になった。もっと練習して場数を踏もうと思った。
以上が、今回の練習試合セミナーの参加者の声でした。
またご要望があれば、練習試合セミナーを開催したいと思います。
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