【リアル＆オンラインの融合イベントを開催して感じたこと①】

※今回はダンス編をお休みして先日開催した「サクラサク会」の様子をお届けします。

先日、３年ぶりにリアルで集まるイベントを開催しました。

場所は、英語学習者の聖地、「新目黒茶屋」です。

新目黒茶屋の「店長ウッチー」は、僕のYouTube動画に何度か出演してくれて、「瞬間英作文9ヶ月チャレンジ企画」で、大きな進歩を見せてくれました。

それがきっかけになり、全国から英語学習者が新目黒茶屋のおいしいご飯を食べに来ています。

今回は、新目黒茶屋を貸し切りにさせてもらい、リアルとオンラインと融合イベントを開催したのです。

実は最初は２月にこのリアルイベントを開催予定たったのですが、コロナの状況を見て、延期しました。

おそるおそるの開催でしたが、平日の午後2時～4時という時間帯にも関わらず、たくさんの方々にお集まりいただきました。

リアルとオンライン、それぞれのメリット

コロナ禍になって以来、僕とサヤはセミナーもパーティーもずっとオンラインのみでやってきました。

3年間オンラインでのイベントを続ける中で、オンラインならではの良さもたくさん見えてきました。

①遠方に住んでいる方も、気軽に参加できる。

②仕事の合間をぬって、一瞬顔出しなどもできる。

③移動時間がないので、スケジュールを合わせやすい。

などなど。

特に、①に関しては、かなり大きなメリットです。

海外に住んでいる人や、日本でも離島に住んでいて移動が難しい状況でも、気軽に参加できるので、参加者の幅が広がりました。

一方で、リアルで会うメリットは、

①距離が近いので、親近感がアップする。

②大人数で同時に集まった場合でも、自分の近くにいる数人と話しやすい。

③マイク越しの声や画面越しの映像に比べて、生で会うと雰囲気が違って見えて、新鮮に感じる。

ということです。

特に③に関しては、Zoomでしか会ったことがないメンバー同士が会うと、よく出てくる言葉です。

マイクやカメラを通して聞こえる声や映像は、やはり本物より少し差し引かれます。

たとえば、Zoomや動画の中でハキハキしゃべっているように見えるためには、普段の３割増しぐらいでハキハキしゃべらないと伝わりません。

僕もYouTube動画撮影では、日常会話をはるかに超えた大きな声と表情でしゃべっています。

僕とサヤの対談動画でも、すぐ隣同士でもかなり大きな声でしゃべっています。

もしあなたがその場にいたら、耳が遠い人同士が会話しているように聞こえるでしょう。

それでも、動画の中では差し引かれて、普通のテンションに聞こえていると思います。

これと同じことが、Zoomでも起こるのです。

実際に会ってみて初めて分かる雰囲気

今回のリアルイベントでも、これまでZoom上でしか会ったことがない人同士が初めて会うシーンが多かったので、みんなけっこう驚いていました。

僕もオンラインでしか会ったことがない生徒さんから「Zoomとは声が違って聞こえますね！」と言われました。

また、Zoomでは上半身しか映らず、身体のサイズ感もわかりにくいため、実際に会ってみると意外に身長や体格がイメージと違うことがあります。

「○○さんは思ったより背が高くて、ビックリしました！」

というような声が、何度か聞こえました。

ちなみに、サヤも「画面で見るより背が高くてビックリ！」と言われていました。

でも、1度リアルで会っておけば、次回からはそのイメージでオンラインでお話できるので、より親近感がアップすると思います。

リアルとオンラインのいいとこ取り

そして今回は、リアルとオンラインのいいとこ取りをすることにしました。

リアルで集まれる人はお店で、オンラインで参加する人はZoom上で同じ時間に集まり、リアルの人たちとオンラインの人たちで同時に話すことができる仕組みを整えたのです。

お店を貸し切りにしたのも、それが理由です。

パソコンとプロジェクターをつないで、お店にある巨大スクリーンにZoom画面を映し出します。

それだけでは、Zoom画面内のメンバーとの対話はしづらいです。

なぜなら、Zoomは基本、１画面内に1人ずつで会話することを想定しているからです。

お店側にいる20人の人たちがいっせいにしゃべっている中で、Zoom上の人たちが会話に参加することは、普通はできません。

そこで今回、Zoom中継のエキスパートにお願いして、手を借りることにしました。

これからの時代は、「オンラインとリアルの融合」がキーワードになってくると思います。

コロナがきっかけで世界中に発達したオンラインコミュニケーションの文化と、従来型のリアル会合の文化が融合する時代が、すでにやって来ているのです。

現時点では、まだ手探り状態ですが、おそらく日本でもまだやっている人が少ない、かなり先進的な技術を取り入れてみました。

 

・・・つづく。

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