From 師範代Shinya(新村真也)
先日、瞬間英作文の「第2ステージ」を経験するためのライブセミナーを、東京の五反田教室で初めて行いました。
とても楽しいメンバーが集まって、白熱したセミナーになりました!
瞬間英作文トレーニングは、「日本語文を見て、瞬間的に英文に変えてしゃべる」というシンプルなトレーニング方法です。
日本では、森沢洋介先生と市橋敬三先生が、瞬間英作文トレーニングを広めたトップ2の先生です。
瞬間英作文トレーニングには、全部で3種類の「ステージ」があります。
第1ステージ
「型」を決めて、同じ型を使ってひたすら練習する方法です。ここが基礎力をつけるベースになります。
たとえば、
①Are you a clerk?
(あなたは店員さんですか?)
②Is the store open now?
(その店は開いていますか?)
③Is your husband tall?
(あなたの旦那さんは背が高いですか?)
この3本の文章は、同じ「型」を使っています。
SVCという、第2文型の疑問文です。
この「同じ型でしばる」メリットは、単純にやりやすいことと、文型を意識してトレーニングできることです。
ボクシングで言えば、「左ジャブの練習だけに絞ってやる」感じです。ひたすら同じ動きを繰り返すことによって、「刷り込み効果」が起こって、その動きを完璧にすることができます。
刷り込んだ動きは、いつでも無意識レベルで繰り出せるようになるのです。
そうやって、「無意識レベルでとっさにしゃべれる文の型」のストック数を増やしていくのが、瞬間英作文トレーニングの第1ステージです。
第2ステージ
第2ステージでは、第1ステージで刷り込んだ文型をベースにして、さらに踏み込んだトレーニングをします。
第2ステージは、大きく2つあります。
①シャッフル英作文
②コンビネーション英作文
です。①シャッフル英作文は、これまでの「文型のしばり」を取り払って、違う文型がランダムに入った英文を次々と英作文しながらしゃべっていくトレーニング法です。
①Are you a clerk?
(あなたは店員さんですか?)
②Do you like sweets?
(あなたは甘いものが好きですか?)
③Have you already given him a present?
(あなたはもう彼にプレゼントをあげましたか?)
など、違う文型&違う時制の文章を織り交ぜながら英作文していきます。これが、「シャッフル英作文」です。
次に、②のコンビネーション英作文は、2つ以上の文型を組み合わせて、長い文章を作っていきます。
組み合わせる接着剤は、and, but, soなどの「接続詞」や、which, where, whoなどの「関係詞」などです。
たとえば、
①I like English but my husband doesn’t like it.
(私は英語が好きですが、夫は英語が好きじゃありません)
という感じです。この文章は、SVO+SVOの型です。真ん中の接着剤は「but」です。
もう一つの例文を見てみましょう。
②I have a friend who speaks English well.
(私は、英語を上手に話す友達がいる)
この文章も、SVO+SVOの型ですが、真ん中の接着剤は「who」です。
こんな感じで、長い文章を作っていくトレーニング方法が、コンビネーション英作文です。
第3ステージ
最後の第3ステージは、今までの制限を取り払って、文型にしばられずに、自由に好きな文章を日本語から英語に瞬間英作文してくトレーニング法です。
使うテキストは完全に自由です。
僕自身は、大好きなDUO3.0のテキストを使って、第3ステージをやりました。
DUO3.0の復習用CDには、小さな手の平サイズの小冊子が付いてきます。
その小冊子には、「本編に入っている英文と、それに対応する日本語文」が見開きで横並びになっています。
それを使って、日本語を瞬間的に英文に変えるトレーニングをしました。
以上、3つのステージが、瞬間英作文トレーニングにはあります。
このうち、僕が今回のライブセミナーでやったのは、第2ステージの「コンビネーション型」でした。
・・・つづく。
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