From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
僕は英検1級対策として、
①速読速聴英単語 Advanced 1000を使った音読トレーニング
②キクタン英検1級を使ったボキャビル
③学習者用英字新聞(週間ST&アサヒウィークリー)
の3本柱でトレーニングを1年間続けました。
この間には、英検1級の過去問は一切開いていません。
僕は、「英語学習の戦略を練る期間」と「実際に立てたトレーニングを実行する期間」を分けて考えています。
一度トレーニング計画を立てたら、それが終わるまでは、成果をジャッジしません。
「これでいいのだろうか?」
と迷うこともありません。
迷いを生むような雑音(もっと良い方法があるよ~というような情報)が耳に入ってこないようにします。
ふつうは3ヶ月~半年くらいで1区切りにするのですが、今回は英検1級ということで、もっと長めに1年間の期間を取りました。
そして、1年後に、もう一度過去問を開いてみました。
まったく違う景色
まず、最初のボキャブラリー問題を解き始めて、驚きました!
読めるのです!
知っている英単語がボンボン出てきます!!
正解をカンタンに選べます!
これには驚きました!
キクタンでやった英単語が、ビックリするくらいたくさん出てきます!
たまに、「ん?」と思う英単語が出てきても、「語源学習法」を使って、英単語を前後のパーツに分けて意味が推測できるので、少なくとも文脈から正解は選べます。
最初のボキャブラリー問題は、すべて分かりました。興奮していたので、試しにそのまま答えを見てチェックしてみたら、なんと全問正解でした!
これは自分でも驚きました。
こんなに変わるものなのか!と、嬉しくなってきました。
1年前と同じ問題を解いているはずなのに、まるで景色が違います。
長文リーディングもスイスイ読める!
1年前はまったく読めずに撃沈した長文のリーディング問題も、スイスイ読み進められました。
さすがに100%の理解度とまではいかないものの、全体の80%くらいは内容が理解できます。
1年前の理解度は10%以下で、何を書いてあるのかのメイントピックさえもつかめず撃沈していたことを考えると、ものすごい大きな変化です!
あまりの違いに、
「たまたま今回の問題が良かっただけではないか?」
と思いました。
そこで、試しに違う回の問題も解いてみました。
問題が変わっても解ける!
英検1級の過去問題集には、6回分のテストが収録されています。
1回目とは違う回の問題を解いてみたところ、同じようにボキャブラリーの設問はかなりの高確率で正解できました。
長文も、知らない英単語や難しくて理解できないような言い回しはほとんどありません。
「やっぱり、この力は本物だ!!」
僕は嬉しくなってきました。
この1年間の修行の成果は、ウソをつきませんでした。
・・・つづく。
—————————————
コメントを残す