From 師範代Shinya(新村真也)
(※僕が英会話スクール講師に転職してからの体験談です)
(→前回のつづき)
「英検1級にチャレンジしよう!」と決めてから僕が買った英単語帳は、「キクタン 英検1級」でした。
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この本は、「コーパス」と呼ばれるデータベースを元に作られています。
英検の過去問題から出た英単語をコンピューターで抽出して選んでいるので、「確実に出る英単語」しか収録されていません。
僕はこれを、風呂に入っている時間に進めることにしました。
どうやって仕上げたか?
僕がこのキクタンを仕上げた方法は、基本的には「音読=声出し」です。
具体的には、こんなステップで行いました。
①英単語を見る(知っているか確認)
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②発音を確認(電子辞書でネイティブ発音チェック)
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③声出し(電子辞書の声の後に続いてリピート×3回)
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④右側の例文をチェック(文の中での使われ方を確認)
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⑤例文全体を読み上げ×3回
以上の5ステップを、ひとつのサイクルにします。この5ステップが終わったら、次の英単語に移ります。
(※この方法を動画で解説した無料セミナーはこちらです)
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発音が大事!
ステップ②では、電子辞書を使って、しっかりと耳で発音を確認して、声出ししていきます。
もしここで発音記号を目で確認するだけにとどめてしまうと、間違った発音で覚えてしまうことがあります。
そうなると大変です!
「初めて見る英単語の発音を脳内にインプットする」
のに比べて、
「すでに脳内にインプットされた間違った発音を、後から正しい発音に戻す」
方が3倍難しいと言われています。
なので、最初からしっかり電子辞書を使って発音を聞きながら、マネして声に出し、耳コピーする必要があります。
電子辞書を風呂で使って大丈夫なのか?
とはいえ、僕は風呂の中で英単語トレーニングをしていました。
電子辞書は防水ではありません。壊れないのか?と思われたかも知れませんね。
大丈夫です。
僕は、風呂のドアを少し開けておいて、タオルの上に電子辞書を置いておきました。
湯船から手を伸ばせば打てる距離にあります。
外なので、湯気はかかりません。
打つときには、ちゃんと手を拭いて水気を取ってから打ちました。
なので、壊れることはありませんでした。
ただし、これはあくまで、僕が電子辞書を何台も持っていたからできたことです。(当時は3台目でした)もし一台壊れても、代わりの電子辞書がありました。
もしあなたが電子辞書を一台しか持っていなくて、しかもそれが最近買ったばかりのピカピカの高級モデルだった場合は、風呂場で使う方法はオススメしません。
カナダで僕の電子辞書に降りかかった悲劇
僕がカナダに留学中、カシオのEX-WORDの「英語モデル」を持って行っきました。(今となっては懐かしい白黒液晶モデルですが、当時の販売価格は7万円くらいでした)
高かったのでいつもバッグに入れて持ち歩き、大事に使っていたのですが、あるとき、僕はとんでもないミスをやらかしてしまいました!!
背中に背負ったリュックの中で、水を入れたボトルのフタが空いてしまい、そのまま水が流れ出て、バッグ内が水浸しになってしまったのです!!
僕はまったく気づかず、一緒にいた友達が気づいて、
「あっ!シンヤのバッグから水が出てきてる!」
と叫びました。
急いで中を開けると、バッグ内はちょっとした水たまり状態になっていました。その中には、なんと僕の大事な電子辞書も入っていました!
「ギャー!!やっちまったー!!」
僕は思わず日本語で叫びました!
急いで電子辞書を救出して、水気を切るためにブンブン振りました。
中から水がたくさん出てきました。
「うわぁ~!こりゃ、完全に水没したようなもんだ!やっちまったなぁ~・・・もうダメだろうな・・・」
そう思って、フタを開けてみました。
案の定、液晶画面は消えたままです。
僕は精神的ダメージを隠しきれないまま、その日はヘコんで過ごしました。
・・・ところが!!
奇跡の復活!!
翌日になって乾いてから、ダメ元でまた電源を入れてみたら・・・
なんと!!液晶画面が付いたのです!!
色々と試してみましたが、何事もなかったかのように、普通に使えました。
ネイティブ発音もちゃんとスピーカーから聞こえます。
「奇跡だ!!」
僕は叫びました。
その後、僕のEX-WORDは一度も故障することなく、動き続けました。
さらに手が滑って床に落としてしまったことも何度かあるのですが、まだ壊れていません。
そんな修羅場をくぐり抜けてきた、傷だらけのEX-WORDです。
僕はそのタフな相棒を風呂場で使うことに抵抗がありませんでした。
ただし、これはあくまで僕個人の体験談なので、もし風呂場で使う場合は、自己責任でお願いします。
(メーカーの説明書には「絶対に水に濡らさないように」と書いてあります)
というわけで、タフなEX-WORDとキクタンのコンビを使いながら、僕は風呂場でせっせと英単語力アップに励みました。
(ちなみに、キクタンは湯気ですぐに紙がふやけてフニャフニャになりました)
・・・つづく。
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