From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
※僕が英検1級に合格した後に、TOEICテストで満点を狙っていた頃のストーリーの続きです。
 
 
TOEICの本番の試験中、僕は急激にモチベーションを失って、持っていた鉛筆を落としてしまいました。
 
それは、僕がやっと見つけた正解が、あまりにもひどい「ひっかけ問題」だったからです。
 
 
「ついに正解を見つけた!」
 
 
と喜ぶ代わりに、
 
 
「あぁ、こんな引っかけ問題に答えられることに、どんな意味があるんだろう?」
 
 
と落胆してしまったのです。
 
 
「これって、英語力と関係ないじゃん?いくら英語力を上げたって、こんな引っかけ問題を解いていたら、いくら時間があっても足りないよ・・・」
 
 
「この手の問題に素早く解答できるようになって満点を取ったとしても、その先に究極の英語力アップの世界が待っているとは思えない・・・」
 
 
そんな声が心の奥底から聞こえてきました。
 
 
これは、僕がTOEIC900点を超えた時とはまったくちがう感覚でした。
 
 

TOEIC900点を超えた時の感覚

僕が始めてTOEIC900点を超えた時には、こういう感覚はありませんでした。
 
 
特にテスト戦略を学ばずに、実力だけで勝負をしたので、TOEIC900点を超えたときには、純粋に自分の英語力がものすごく上がったと感じました。
 
 
その感覚はテスト中だけではなく、日常生活でも続きました。
 
 
ネイティブの同僚の話す英語が格段に聞き取れるようになり、それに対する返しの言葉もポンポン出てくるようになりました。
 
 
明らかに、自分が今までとは違う世界に突入した感覚だったのです。
 
 
TOEIC900点を実力で取れる力を身につけると、「スーパーサイヤ人」の世界に入れます。
 
 
明らかに自分の英語力が違うゾーンに入ったことを実感できるのです。
 
 
 

スーパーサイヤ人2にはなれない

でも、TOEIC満点を取ったところで、スーパーサイヤ人2にはなれないことが分かってしまいました。
 
 
なんとなく、僕は心の奥底で期待していたのです。
 
 
自己ベスト975点の現状から、990点満点を取った瞬間に、新しい領域に入って、スーパーサイヤ人2になれることを・・・
 
 
でも、こんなちまちました引っかけ問題に正解したところで、スーパーサイヤ人2の実力は手に入らないことが「実感」として分かってしまいました。
 
 
もちろん、戦闘力990までしか測れないTOEICを、戦闘力3000ぐらいの帰国子女や同時通訳のプロが受ければ、満点は出るでしょう。
 
 
ひっかけ問題に時間を取られても、元のリーディングスピードや理解度が超速なら、十分な時間が余るかもしれません。
 
 
でも僕は、そこまで自分の英語力を高めるには、もう何年かかかることを実感値として分かっていました。
 
 
その差を埋めるために、受験テクニックで補うことにも興味が失せていました。
 
 

モチベーションが激落ち!!

以上の考えが、TOEICの本番のテスト中にわき上がってきてしまったのです!!
 
 
僕のモチベーションは急激にダウンしていきました。
 
 
もう、落とした鉛筆を拾う気力もなくなっていました。
 
残った問題をパラパラとめくりながら、僕は冷静な気分で文字を眺めていました。
 
 
こうなったらもう、最初のペースを取り戻すのは不可能だということが、自分でも分かっていました。
 
 
問題用紙を最後までめくりながら、僕は冷めた頭で考えました。
 
 
「う~ん・・・この薄っぺらい紙の中に、自分の夢が詰まっているとは思えない・・・」
 
 
「しょせん、TOEICは誰かが作ったゲームだ。そのゲームに必死になって踊らされているのは、何だか気にくわないな・・・」
 
 
「どうしよう?これ以上やる意味があるんだろうか?」
 
 
色んな考えが浮かんでは消え、また浮かんできました。
 
僕は、今までで一番、冷静にTOEICの問題用紙を眺めていました。
 
 
・・・つづく。
 
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