From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※僕自身の英語学習体験談&英語を教える体験談のつづきです。
上級者のAさんが瞬間英作文トレーニングを始めて3ヶ月ぐらいたった頃のこと。
僕のチェックテストでも、明らかにレスポンス速度が上がってきました。
Aさんはもともと英語の受信力が高く、文法知識や知っている英単語の数は十分にありました。
なので、瞬間英作文トレーニングでは、新しいものを入れる作業というより、今あるストックを出す回路を開く感じでした。
Aさんにとって瞬間英作文トレーニングは負荷の軽いトレーニングだったので、ものすごい速度で進んでいきました。
レスポンス速度が上がるにつれて、ネイティブの先生との会話でも変化を感じるようになってきたようでした。
Aさんの場合、瞬間英作文トレーニングを始めて3ヶ月~半年ぐらいで、目立った成果を自他共に感じることができるまでになりました。
これは、英語学習の世界では「ブレイクスルー(突き抜け体験)」と言ってもいいと思います。
短期間で効果爆発!
Aさんのようなタイプの上級者は、瞬間英作文トレーニングを始めると短期間で効果が爆発する傾向があります。
僕自身は、音読トレーニングで底力を引き上げつつ、瞬間英作文トレーニングで回路を開いてきたタイプなので、英語力アップとスピーキング速度アップは同時進行でした。
でも、先に英語力を鍛えてある人にとっては、瞬間英作文トレーニングはかなりの効果が見込めます。
改めて文法知識を仕入れたり、英単語を勉強する必要がない分、持てる時間と労力を瞬間英作文トレーニングだけに注ぎ込めるのも、上級者の大きなメリットです。
上級者が注意した方がいいこと
ただ、上級者でしゃべりが苦手な場合は、瞬間英作文トレーニングをやる時に注意した方がいいことがあります。
それは、「発音」です。TOEICの点数が高くてしゃべりが苦手な人は、発音も苦手な人が多いです。
声を出すトレーニングなしでもTOEIC高得点を取れる人はいますが、声を出すトレーニングなしで発音が上手になった人に出会ったことはありません。
せっかく瞬間英作文トレーニングで素早く英語をしゃべる回路が開いても、自分の発音が相手に通じなければ、スムーズなコミュニケーションは取れません。
スムーズなコミュニケーションが取れないと、「何のための瞬間英作文トレーニングだったんだ・・・」と落胆して、モチベーションダウンにつながってしまうかもしれません。
なので、瞬間英作文トレーニングと平行して、必ず「発音トレーニング」も意識した方がいいです。
これは体験したことがある人なら分かると思いますが、たったひと言の発音が通じないばっかりに、コミュニケーションが途絶えて進まなくなってしまうことがけっこうあります。
僕が作った「瞬間英作文トレーニング14日間動画セミナー」の中に、発音を丁寧に解説するパートを入れたのは、それが理由です。
どうやって発音を強化するか?
瞬間英作文トレーニング用の教材は、付属CDがあまり発音練習に適していないことが多いので、オススメしません。
発音トレーニングをする場合にオススメの本は、「音読トレーニング用の教材」です。
具体的には、Z会の「速読速聴英単語シリーズ」がオススメです。付属のCDスピードもちょうど良く、発音もキレイな人をナレーターに採用しています。
シリーズの中にあるDaily1500の付属CDには、アメリカ発音だけではなく、オーストラリアやイギリスなど色々な国の発音のナレーターの声が吹き込まれているので、世界中の幅広いネイティブの発音のクセを知ることができます。
「速読速聴英単語Daily1500」
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速読速聴・英単語Daily1500 ver.3 (速読速聴・英単語シリーズ)
P.S.
瞬間英作文トレーニングをしながら、同時に発音スキルも磨きたいなら、この動画セミナーを受けてみてください。
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