【僕が最近使い始めた「ネイティブ英語発音のカベ」を越えるための音読トレーニング用教材⑥(最終回)】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
僕が最近「12年ぶりのリベンジ」として買った音読トレーニング用テキストのお話の続きです。(今回が最終回です)
 
 
 
前回の記事では、僕が教材として選んだ「セレブインタビューズ」を、音読トレーニングで仕上げる方法をお伝えしました。
 
 
声出しのトータル回数が20~25回ぐらいになると、だいぶスムーズになってきて、容赦のないネイティブスピードに合わせても自分の口がついていけるようになります。
 
 
そこからあと5~10回程度、「とどめを刺す」感じで回します。
 
 
すると、テキストなしのシャドーイングでも、ほぼついていけるようになります。
 
 
この変化が楽しいのです。
 
 
 

聞こえない→聞こえるようになる!の感動

音読トレーニングの醍醐味は、「自分で発音できるようになることで、リスニングも一字一句正確に聞き取れるようになる」ことです。
 
 
Before & After の違いがハッキリ感じられるので、毎回テキストの新しいユニットをやるたびに、自分の成長を感じることができます。
 
 
最初はまったくお手上げだった英文が、1週間後には一字一句聞こえるようになる感動は、一度味わったらやみつきになります。
 
 
 

TOEIC900点ホルダーの悩み

実は僕はこの感動を、ここ数年味わえていませんでした。
 
 
TOEIC900点を超えたあたりからは、この「できない→できる」の変化が徐々に小さくなっていました。
 
 
これはおそらく、僕だけではなく、TOEIC900点ホルダーの方にとって共通する悩みだと思います。
 
 
TOEIC900点を超えた後に僕が音読素材に使っていたのは、「ネイティブ向けのオーディオブック」でした。
 
 
オーディオブックというのは、ふだん車の運転で通勤していて、すきま時間に本をじっくり読むことができない人向けに作られた、「本のナレーション」です。
 
 
多くの場合、著者本人が声を吹き込んでいます。
 
 
日本のオーディオブックはプロのナレーターが吹き込んでいることが多く、このあたりに文化の違いを感じます。
 
 
僕は個人的にはオーディオブックは著者本人の方が言葉のひとつひとつに情熱が感じられて好きです。
 
 
ネイティブ向けのオーディオブックというのは、車の運転中に聞くことが前提なので、ネイティブのふだんのしゃべりよりも、ゆっくり&ハッキリ発音していることが多いです。
 
 
雑音がないスタジオ内で録音していて、本人もできるだけ滑舌を意識してしゃべっているので、
 
 
「ネイティブ発音6つのレベル」のうちで言えば、レベル3の
 
 
・中上級者向けのノーマルナレーション
 
 
のパターンです。
 
 
これは、TOEICや英検などのリスニング問題や、中上級者向けの英語テキストの付属CDとほぼ同じレベルです。
 
 
僕はこれまで、市販教材を使って音読トレーニングをしてきたので、この手のレベル③の発音にはだいぶ慣れています。
 
 
 

発音レベル③

ネイティブ向けの本の内容であっても、発音レベルが③程度なら、ほぼ聞き取れます。
 
 
もちろん、自分が知らない英単語は何度聞いても聞き取れません。あくまで「発音のクオリティー」の話です。
 
 
なので、今まで僕がネイティブ向けのオーディオブックを使って練習してきた理由は主に、
 
 
「自分の知らない英単語や言い回し、専門用語のストックを増やすこと」
 
 
でした。発音そのものをトレーニングしてきた感覚ではありません。
 
 
 

発音レベル⑥に特化したトレーニング

でも今回のセレブインタビューズは、「発音レベル⑥に特化したトレーニング」という感覚でやっています。
 
 
台本を見ても、知らない英単語がほとんどないにも関わらず、最初のリスニングではまったくそう聞こえないからです。
 
 
これが聞こえるようになることが、ネイティブ英語の「最後のカベ」のような気がしています。
 
 
ぶっちゃけ、自分が話すときには、このレベルの発音を使う必要性を感じません。
 
 
相手が英語のネイティブではない場合に、この発音で話しても通じないと思います。
 
 
たとえネイティブ相手だったとしても、日本人の僕が「ネイティブっぽいカジュアルな発音で話すこと」を期待する人はほとんどいないでしょう。
 
 
それよりも、ネイティブの速いしゃべりについていく(正確にリスニングできる)ことの方が大事です。
 
 
それさえできれば、会話についていくことができます。
 
レベル⑥のネイティブ発音が聞き取れるようになることは、多くの上級者にとっての悲願です。
 
 
その点で、このセレブインタビューズのCDは、僕にピッタリの素材でした。
 
 
①最初の聞き取れ具合=40%以下
 
↓↓↓
 
②音読トレーニングで仕上げる
 
↓↓↓
 
②最後の聞き取れ具合=100%
 
 
を体感することができるのです!!
 
 
セレブインタビューズの台本を音読トレーニングで仕上げた後にCDを聞き直すと、驚くほど聞こえます。
 
 
一字一句、正確に聞き取れるのです!
 
 
最初にどんなに手強く思えても、音読トレーニングで仕上げれば、確実にリスニングできるようになります。
 
どこをいい加減に発音しているかまで、手に取るように分かります。
 
 
この感動は、久しく味わっていませんでした。
 
 
この感動が味わえる教材に出会えただけでも、ラッキーだと感じています。
 
 
このセレブインタビューズの教材を2冊仕上げた先に、どんな未来が待っているのか?
 
 
それは現時点ではまだ分かりません。
 
 
僕のリスニング能力が大きく変化するのか?
 
 
まだ素材を付け足している必要を感じるのか?
 
 
どちらにしても、今回は久々に、自分が「毎週成長している感」を味わえる教材に出会えました。
 
 
このテキストを2冊仕上げた頃に、感想をまたブログ記事でお伝えします。
 
 
ネイティブ英語発音のカベ(完)
 
 
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From  師範代Shinya(新村真也)

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2件のコメント

その教材はいいですね!有名人の声が聞けるなんて知りませんでした!
ところで、モゴモゴバスター(https://www.mogomogobuster.com/index.html)という教材を見かけたのですが、この教材との違いはなんですか?教えてくだされば幸いです。
本(やり直し英語革命)を買って良かったです!今は、カエルの音読をやっています。

声が有名人でカッコいいので、モチベーションが上がります。
モゴモゴバスターはやったことがないので何とも言えませんが、おそらく教材としての発音ガイドがついているかどうかの違いだと思います。
このテキストはあくまで音声と台本のセットのみです。
やり直し英語革命の本を気に入ってもらえて良かったです!
音読がんばってください!

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