(→前回のつづき)
前回の記事では、英語テストの中でも、英検がオススメな理由として、
①細かいレベル分け
②一度取ったら一生モノ
③合格したら賞状が送られてくる
の3点をお伝えしました。
また、英検は今はオンライン受験にも対応しています。
会場に行く必要はありますが、用意されているパソコンの前に座って、紙のテストと同じ感覚で受けることができます。
英検のオンラインは毎週土日に受けられる!
英検をオンラインで受ける1つ目のメリットは、「毎週土日に受けられること」です。
紙のテストの場合は、年3回しかチャンスがありません。
当日に都合が悪くなったら、次回は数ヶ月待たなければなりません。
でもオンライン受験は毎週土日なので、自分の都合に合わせやすくなります。
これは大きなメリットです。
1次(筆記)も2次試験(面接)も1日で終わる!
オンライン受講のもう一つのメリットは、1次の筆記と2次の面接が、1日で終わることです。
紙テストの場合は、1次が受かった後に、別日で2次試験を受けます。
合格するまでには、トータル2日間を空ける必要があるのです。
オンライン受験の場合は、1次&2次を1日ですべて終わらせることができるので、とても便利です。
忙しくて時間がない人にとっては、最高の環境でしょう。
1次試験の回答は紙とタイピングが選べる
「私はパソコンが苦手だから、オンラインはちょっと・・・」
「私はタイピングがうまくできなから、手書きの方が早く書けるんだけどな・・・」
という人もいると思います。
以前は、「パソコンをあまり使った機会がない人=年配者」というイメージがありました。
でも最近は中高生や大学生でも、パソコンが使えない人が増えてきているそうです。
スマホが普及しすぎたせいで、パソコンが若い世代に売れなくなっているそうです。
ちょっと前には、
「卒論をスマホで打って提出する大学生が増えている」
という話題がニュースになっていました。
若い人達でも、タイピングができない人の数が増えています。
そこで英検オンラインの解答方式は、従来式の鉛筆でマークシートに書くタイプと、キーボードでパソコンに打ち込むタイプのどちらかを選ぶことができます。
タッチタイピングができない人にとっては、作文問題はおそらく手書きの方がやりやすいでしょう。
一方で、タッチタイピングができる人にとっては、手書きより早く進められて作文が有利かもしれません。
特に、パソコン版はコピペができるので、文章を書いた後に、文章の順番を自由に入れ替えができます。
手書きだと、一度消しゴムで消して、また書き直さなければならないので、面倒です。
級が上がるほどに作文は長くなるので、タイピング解答の方が有利になる気がします。
2次試験は、動画の中の面接官に向かって話す
2次の面接の試験をどうやってオンラインで受けるか?と言うと、パソコン上で動画で映し出される面接官に向かって、話します。
自分の話す英語は録音されて、後から評価される仕組みです。(おそらくAIではなく人間の審査員が音声をジャッジすると思います)
英検の公式YouTubeチャンネルでは、この動画面接官とのやりとりの様子を見ることができます。
↓↓↓
「英検公式チャンネル:オンライン面接試験」
オンライン受験できるのは、3級~準1級まで
ただし、オンライン受講できるのは3級~準1級までです。
1級は、オンラインに対応していません。
理由はおそらく、2次試験の実施がオンラインでは難しいからだと思われます。
1級は面接官が2人いて、こちらが言った内容に対して反論したり、深掘り質問してきたりするからです。
このリアルタイムのやりとりは、さすがに動画の中の面接官ではできません。
どんなにAIが発達しても、マシンが人間の話す文脈を読み取って反論したりするのは、かなり難しいでしょう。
でも、1級を受ける人はかなりのマニアなので、普通は準1級まで取れば十分でしょう。
英検オンラインは、忙しい社会人にはとても便利です。
次回は、オンライン特化型の英語テスト、CASECについて深掘り解説していきます。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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