From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※スマホ1台で、いつでもどこでも20分で英語のスピーキング力を測れるテスト、VERSANT(バーサント)を「試験対策ゼロ」で初めて受けた体験談の続きです。
予想外の「申し込みのカベ」と、「準備のカベ」にぶち当たることで、意思の力と時間を消耗した僕は、
「もう勢いで行くしかない!」
と決めて、そのまま本番テストを受けることにしました。
まず、スマホのアプリをダウンロードしました。
そして、そのままイヤホンも何も無しで、カバーを外した裸のスマホだけで受けることにしました。
YouTube動画用のカメラの前で、今までの経緯を話しつつ、撮影しながらリアルタイムでバーサントのアプリを開いて、テストの準備を進めました。
今回の企画は、テストしている最中の自分もすべて撮影するというものでした。
もちろん、著作権の関係で、音声やスマホ画面(テスト画面)は動画に入れられませんが、僕の表情などで受けている様子が分かるようにしました。
音質にビックリ!!
まず、テストが始まると、最初に「受験環境チェック」が始まりました。
音声がちゃんと聞こえているかどうか?を聞いてきたり、こっちの声がちゃんと録音されているかどうか?のマイクテストなどがありました。
ちなみに、指示語は全て英語です。
僕は、その指示語を聞きながら、驚きました。
音質が悪いのです!!
まるで、昔のAMラジオ(今もそうかもしれませんが)のように、音がこもっているというか、ザワザワして聞こえます。
音声の後ろ側にも、「サーッ」というホワイトノイズが聞こえます。
自分のスマホのスピーカーが悪いのか?
いや、さっきまで聞いていた海外ユーチューバーの動画の英語は、ハッキリ聞こえてたぞ。
ということは、やはりバーサントのアプリの音質なのか?
気になる!!
これが英語テストの音声クオリティーなのか??
そんなバカなぁーーー!!
ユーチューバーの宿命
僕は自分がYouTube動画を投稿し始めてから、少しずつ自分の動画の画質&音質アップを目指して撮影機材を研究してきました。
多くのユーチューバーがこだわるのは、「画質」と「音質」です。
ある程度長くYouTubeをやっていると、他のユーチューバーの動画と自分の投稿している動画の違いが見えるようになってきます。
「あ、この人の動画の画質は、すごくキレイだな」
「あ、この人の動画の音声は、クリアで聞き取りやすいな」
と気付きます。そして、自分もそのユーチューバーが使っているのと同じカメラやマイクを買って、同じクオリティーを目指そうとします。
そして、マネされた側のユーチューバーは、自分よりさらに画質&音質が良い先輩たちのマネをして、さらにレベルアップした機材を購入します。
そうやって、YouTube界全体の技術レベルが底上げされていきます。
より良い画質や音質を求めるようになるのは、ユーチューバーの宿命なのかもしれません。
「音」職人の怒り
最初はまったくの素人だった新米ユーチューバーも、数年する頃には、「映像職人」&「音職人」になっていきます。
目や耳が肥えてくると、それまであまり気にならなかった部分がすごく気になるようになります。
「映像職人」は、素人目にはまったく気付かないような、画面のノイズや色バランスの悪さに気付くようになります。
「音職人」は、素人耳にはまったく気付かないような、ホワイトノイズや音の広がり具合、低中高の音域の違いなどに気付くようになります。
僕の場合は、セミナー形式の動画を作っているので、画質よりも音質の方が重要です。
なので、これまで自分の動画の音質をアップさせるために、色んなマイクや機材を試してきました。
僕はまだ技術的には「音職人」と呼べる域にはほど遠いですが、マインドだけは音職人のつもりです。
そんな音職人マインドの僕の耳には、バーサントのテストの音声は、
「テストとしてありえない低音質」
に聞こえてしまいました!
他の人の耳にはどう聞こえるか分かりませんが、少なくとも僕の耳には20年前のテクノロジーレベルに感じられてしまったのです。
「こんな低音質で、次世代テクノロジーを駆使したオンラインテストと呼べるのか!!」
僕の中にいる「音職人の自分」が、怒って暴れ出すのを感じました。
まさか、この低音質のままテストが進んでいくのか?
それとも、この音質はあくまで最初の指示語の部分だけで、実際のテストが始まったら、音質が良くなるのか?
もしこのままテスト本文も低音質の状態で進んだら、僕の中にいる「音職人見習い」がさらに暴走して、英語に対する集中力に悪影響を及ぼすに違いありません。
僕はドキドキしながら続きを聞きました。
・・・つづく。
(実際に受けた時の動画はこちらです)
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