【TOEICテストの「あるある」=難しく感じた時ほど良い点が出て、カンタンに感じた時ほど点数が低い」】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
※僕が英検1級に合格した後に、TOEICテストで満点を狙い始めた頃のストーリーの続きです。
 
(→前回のつづき)
 
 
僕が自己ベストの点数の975点が出たとき、正直言ってぜんぜん「できた感」はありませんでした。
 
 
むしろ、これまでで一番問題が難しく感じたので、自信がなかったのです。
 
 
でも、これは僕だけではありませんでした。
 
 
同じ回のテストを受けた僕の生徒さんたちのうち、中級以上の実力を持つ人たち(TOEIC500点~700点前後)の人たちも、続々と自己ベストを更新したのです!!
 
 
それまで600点のカベを越えられずにモンモンとしていた人が、急に突き抜けて700点台に突入したり、何年間も700点台をウロウロしていた人が、860点以上の「Aランク」に入ったりしました。
 
 
TOEICの問題は、テストの難易度が変わっても点数が一定に保たれるように、「偏差値制」を導入しています。
 
 
その結果、テストの問題レベルが難しい回ほど、「全体的にできない人の数が増える」ので、中上級レベルの人にとっては、逆に有利に働くような気がします。
 
 

TOEICのあるある

僕も、「この勢いで満点行けちゃうかも?」と思い、その後も何度か受けてみましたが、
 
 
「よし!!今回は全部分かったぞ!!最後の問題まで行けたし、正解している自信もある!!」
 
 
と思ったときほど、なぜか点数が低くなりました。
 
 
この、
 
 
「難しく感じたときほど点数が良くて、カンタンに感じた時ほど点数が低い」
 
 
というのは、TOEIC受験者の間で「あるある」です。
 
 
実際、僕のその後の点数の推移は、こんな感じでした。
 
 

その後の僕の得点データ

 
①975点(自己ベスト)
 
↓↓↓
 
②965点
 
↓↓↓
 
③945点
 
↓↓↓
 
④970点
 
↓↓↓
 
⑤930点
 
↓↓↓
 
⑥970点
 
↓↓↓
 
⑦970点
 
 
という結果でした。常に900点台なかば~後半をウロウロしている感じです。
 
 
受ける度に、「今度こそは満点いけたか?」と思うのですが、なかなか行けません。
 
 
TOEICは問題集を持って帰って来れないし、正解も発表されないので、どこが間違っていたのか?を知る方法がないのです。
 
 
これはけっこうキツいです!
 
 
900点台半ばのレベルになると、「ミスを減らす」ことでしか満点に近づくことはできません。
 
 
でも、自分のミスを知ることができないのは、かなり致命的です。
 
 
僕は、この頃から、「打ち手」が分からなくなりました。
 
 
 

年に6回受験プラン

「とにかく数打ちゃ当たる作戦でいくしかない!」
 
 
そう思った僕は、年に6回ペース(1ヶ月おき)でTOEICを申し込むことにしました。
 
 
本当は毎月でも受けようかと思ったのですが、僕が住んでいた静岡県のエリア(三島&沼津)では、1ヶ月おきでしか受けられなかったのも理由のひとつです。
 
 
さすがにTOEICを受けるためだけに、クルマを2時間以上運転して遠くの受験地まで出向く気力はありませんでした。
 
 
やってみると分かりますが、1ヶ月おきでも、かなり頻繁に受けている感覚があります。
 
 
「あ、来週末はまたTOEICか!前回受けたのがついこの間のような感覚だなぁ・・・」
 
 
という感じです。
 
 
この「年6回受験プラン」を通して、僕は大事な発見をすることになるとは、この時にはまだ予想していませんでした・・・
 
 
・・・つづく。
 
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