from 師範代Shinya
言葉のカベの他にもう1つ、僕が当時、西洋人の彼女をゲットできなかった理由があります。
それは、「身体の大きさ」です。もちろん人種や個人差はありますが、平均的に、西洋人の方が男女ともに日本人より大きいことが多いです。
少なくとも、僕が外国人バーで出会った西洋人女性は、僕よりかなり大きな人が多かったです。
僕は当時、月に1回ぐらいのペースで、そのバーで開催されいていた「サルサダンスパーティー」に参加していまました。
サルサダンスは、男女が手をつないで踊る南米のダンススタイルです。
社交ダンスよりもカジュアルで、自由度が高い感じがします。
もちろん、僕は最初はサルサ経験がなかったので、パーティー前にやっていた初心者向けのレッスンに参加しました。
レッスンに来る人の男女比は、いつも7:3ぐらいで女性の方が多かったです。
さらに女性陣の半数は、西洋人女性という日がけっこうありました。
サルサダンスのレッスンでは、練習中に真正面から向き合って、必ず手をつなぎます。
これが、僕にとってはとても刺激的でした。
普通だったら、女性と手をつなぐ仲になるなんて、よほど親しくならないとムリです。
でも、ダンスレッスンという名目なら、堂々と手をつなげます。
僕は、ダンスレッスンでたくさんの西洋人女性たちと手をつなぐことができました。
手をつなぐと、距離が近くなり、相手との体格の違いを強烈に感じました。
これは僕がそこで出会った女性たち限定ですが、おそらく身長175センチぐらいが平均で、中には180センチを超えるかと思われる女性もいました。
しかも、日本人のように細長いノッポな感じではなく、横幅もあって全体的にガッシリ大きいのです。
僕が一緒に練習した相手は、白人系の女性が多かったのですが、手をつなぐとハッキリした体格差を感じて、圧倒されました。
身長と体重で明らかに自分を大きく上回るのが伝わってくるのです。
当時はまだ西洋人女性を見慣れていなかった僕は、
「これ、相手の女性からは自分がどう見えているんだろう?子どもみたいに見えるんだろうか?」
と思いました。
そして、白人女性と組んだ後に、日本人女性と組むと、何だかほっとするのを感じました。
日本人男性は萎縮してしまう
サルサで白人女性と手をつなぐたびに、僕は「もし仮に英語がペラペラになってこの女性とデートできたとしたら・・・その先へ関係を進展させる度胸が、自分にあるのか?」と想像してしまいました。
そして、答えはいつも「NO」でした。
もし僕が、西洋人女性と同じ、もしくは上回る体格を持っていたら、また違っていたでしょう。
また、ある程度の慣れはあると思います。
また、白人女性だからといって、必ず背が高いというわけでもないでしょう。
たまたま、僕が高身長の女性と出会っていただけだと思います。(実際に、その後留学した先のカナダでは、男女ともに背の高い人ばかりとは限りませんでした)
日本人が想像する典型的な「ブロンド美女」の比率
日本人が想像する典型的な「ブロンド美女像」は、おそらくハリウッド映画などに登場するトップ女優、もしくはファッション雑誌のモデルの人たちのルックスだと思われます。
そしてこれらの人達は、容姿をウリにして収入源にしています。
現実の世界で見かける確率は、限りなく低いでしょう。
僕も自分が初めて海外に出て、カナダに留学してから、現実の世界を知りました。
日本では、首都圏以外では外国人自体を見かける確率が低いので、テレビや映画の中の人達が典型的なルックスになってしまうのでしょう。
ちなみに、チャットGPTのAIに聞いてみたら、
「日本人が想像する典型的なブロンド美女は、アメリカ全体で1~2%以下です。非常に希少と言えます。」
という回答が返ってきました。
ちなみに、これは男女逆転しても同じで、高身長の筋肉ムキムキイケメンは、全体で見るとすごく少ないそうです。
現実の世界を見れる喜び
でも僕は、自分の目でそういう現実の世界を見れたことが、とても嬉しく感じました。
だって、自分から海外に飛び出さなければ、これは分からなかったことです。
日本は、移民が極端に少ない国です。
当然、外国人を見かける機会が少ないです。
英語学習をしている人でさえも、「一番親しい隣人は外国人です」という人の比率は、少ないでしょう。
だからこそ、自分から海外に出て行くことは勇気がいります。
そして、一度海外に出ると、もう「英語を勉強しない理由」はなくなります。
英語学習を始める理由は、たいしたことなくても良い
以上、僕が英語学習を始めた理由と、続いた理由についての体験談をお伝えしました。
ここまで読んでいただけたあなたには、僕が本当に「彼女が欲しい」という下世話な理由から始まって、その目標がある程度の期間、続いたことが分かっていたけたかと思います。
それでも結局、彼女ができた後にも英語学習は続けて、英検1級&TOEIC975点を取るレベルまでたどり着き、今は英語を教える仕事をしています。
何がどうなるか、誰にも分かりません。
だから、あなたもぜひ、「私には英語の勉強を始める理由がない」とか、「私には続ける理由がない」とは思わないでください。
理由や目標は、本当に小さなことでも良いのです。
恥ずかしくて人に言えないことでも良いのです。
そもそも、人に言う必要すらありません。
ただ、楽しみながら英語学習を続けていれば、自分の中に確実に英語力が蓄積されていきます。
そして、英語力が上がるにつれて、新しい夢や目標が生まれて、始めたきっかけなんて、どうでも良くなる日が来ると思います。
英語は生涯をかけて勉強しても足りないぐらい、奥深いジャンルです。
そして、その過程で僕たちの交友関係や見える世界を、大きく広げてくれます。
今日も一緒に、英語を音読して、新しいストックを脳内に積み上げましょう!
(完)
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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