From  師範代Shinya(新村真也)

 
英語学習は、いきなりドカン!!と成果が目に見えるわけではありません。

武道やスポーツと同じように、毎日、少しずつ目に見えない変化を繰り返しながら、振り返ってみるといつの間にか上達していた・・・そんな世界です。

自分で気づくというより、周りの人たちが気づくという感じの方が多いかもしれません。

自分が英語をしゃべるところを見た人に、

「すごい!!ペラペラですね!!」

と言われて、

(そうかな?たしかに、前に比べれば・・・伸びてる気がする・・・そうか!俺の英語はけっこうイケてるのか!!)

と気づく、みたいな感じです。

自分でも上達がわかるとき

でも、たまに「自分でも分かるくらいハッキリした上達実感」を感じる時期はあります。そのタイミングは人によりますが、僕の場合は、音読トレーニングを始めて1年半がたった頃でした。

ちょうどその頃、僕は英単語帳の「DUO3.0」を3周回し終わっていました。

そして、ちょうどこの時期に、それまで毎日やっていた「中学レベルの短文暗唱」が、一通り終わっていました。

「中学英語で24時間話せる」という本を使って、約2,000文を短文暗唱トレーニングで仕上げる作業が完了しました。

とりあえず、中学英語レベルの「5文型」はすべて会話で使えるようになっていました。脳内の英語の「回路」ができてきたのです。

その「回路」に乗せて、DUO3.0で身体に入れた英単語たちを口から出せるようになってきました。

この頃から僕は、自分の英語力が一気にアップしたのを自分で実感するようになりました。

「インプット」してきた英語の力と、それを「アウトプット」する回路のバランスが釣り合ってきたのです。

そこで僕は、自分の力を試すために、ちょっとした実験をすることにしました。

 

力試し用の2つの「実験」

力試し①:英語でひとりごと

目の前のできごとを英語で描写しながらしゃべってみる、という単純なテストです。たとえば、こんな感じです。

例:(朝、会議の会場に向かうクルマの中で)

「俺は今、会議に参加するためにクルマを運転している。」

英語に変換

I’m driving to attend the meeting.

みたいな感じです。

シンプルな文ですが、以前の僕には作れなかったものです。「参加する=attend」とかの英単語は、DUO3.0の英単語帳をやる前には、知りませんでした。

他にも、次から次へと思い浮かんだ状況を、最初に日本語でしゃべってみて、それを英語に瞬時に変換していく・・・という作業を繰り返していきました。

これがまた、けっこう楽しいのです!!
できるようになると本当に「快感」でした!!

力試し② ネイティブとのフリートーク

ここで僕はいよいよ、しばらく封印していた「ネイティブの友達とのフリートーク」を解禁することにしました!

ここしばらくは、英語力を蓄えることに時間と労力を注ぎ込んでいたので、人を相手にする「試合」はしばらく控えていました。それをついに試す時が来たのです!!

これまでも英会話スクールには週1回のペースで休まず通っていましたが、そこでは完全なフリートークではありませんでした。文法ベースのレッスンだったので、「今日は過去形のみ」とか、「今日は未来形だけ」とか、ある程度の「しばり」がありました。

また、話す相手は日本人のクラスメイトがメインだったので、「ネイティブ相手の、何でもありのフリートーク」はしていませんでした。

そこで僕は、久しぶりにネイティブの友達に会いに、以前通い詰めていた「外人バー」に顔を出すことにしました。

 

外人バーへ繰り出す

外人バーのドアを開けると、そこには懐かしい光景が広がりました。

「ここは日本か?」と疑いたくなるような景色です。
いかにも西洋風な作りの店内と、そこにいるたくさんの外国人のお客さんたち。

まるで「どこでもドア」で海外のバーに瞬間移動したような気分です。

お客さんの顔ぶれを見ると、けっこう知り合いの人たちもいました。

そして、僕の顔を見て、

「Hey! Magician! Ling time no see!」
(やあ、マジシャン!久しぶり!)

と話しかけてきました。僕は以前から、ここでからマジックを披露していたので、みんな僕の顔を覚えていてくれました。

(マジックやってて良かった~!)

と思いながら、ちょこっと新ネタマジックを披露し、その後はフリートークを楽しみました。

 

まるで別人!!

久しぶりに会ったネイティブの知り合いとのフリートークを始めた僕は、自分の耳を疑いました!!

聞こえるのです!!

彼の言ってることのほとんどが聞き取れます!!

これはスゴいぞ!!

以前はマジックを見せたあとの会話は半分以上聞き取れず、さんざん聞き返したあげくに、やっと分かっても今度は自分の言葉が出てこない・・・なんて状態でした。

でも、今は違います!!

ちゃんと相手の英語が聞き取れるし、それに対する返しの英語もちゃんと文章で口から出てきます。

うぉぉぉぉぉーーーーー!!!

楽しいぞぉぉぉぉぉぉーーーー!!

僕は夢中になって話し続けました。

僕たちは、以前よりもはるかに濃い内容で話すことができました。
以前は難しくてできなかった、お互いの仕事の話もできました。

しばらく話したあと、ネイティブの友達はびっくりした表情で、

「なんか、シンヤの英語、すごい上達してるよ!以前とは別人みたいだ!何があったの?」

と聞いてきました。

そこで僕は、今までやってきたトレーニング方法を洗いざらい話しました。

すると、彼は驚いた表情で、

「それ、スゴいな!俺も日本語で同じトレーニングやったら、今のシンヤの英語力くらいまで日本語しゃべれるようになるかな?」

と聞いてきたのです。

もちろん僕は、

「Of course!!」

と答えました。

彼にとって僕は別人のように見えたようでしたが、僕にとっても彼は別人に見ました。

なぜなら、僕は彼の話す英語の大部分が理解できるようになったおかげで、始めて彼の「性格」の部分が見えるようになったからです。

それまでは、自分が英語を話すことで精一杯で、相手の性格まで感じ取る余裕はありませんでした。

でも、今は違います!

彼がどんな内容をどんな単語を使って話すかが分かるようになり、そのせいで彼の性格がなんとなく分かるようになったのです。

これは、僕にとって忘れられない「英語のブレイクスルー体験」のひとつになりました。

この日から僕は、ネイティブとの「試合=フリートーク」が楽しくてたまらなくなり、その「外人バー」に週にまた3回くらいのペースで通うようになりました。

・・・つづく。

 

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