From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
※僕が24才の時にHIPHOPダンススクールに通い始めた頃の体験談の続きです。
 
 
僕がそれまで演技スクールで経験してきたダンスクラスでは、HIPHOPダンスでもジャズダンスでも、必ず「英語の歌」に合わせて踊っていました。
 
 
英語のラップやR&Bなどのジャンルの曲です。
 
 
当然、歌詞は何を言っているのかまったく分かりません。(ちなみに、英語の早口ラップは今でも聴き取れません)
 
 
僕は、HIPHOPダンスとはそういうものだ、と思っていました。
 
 
でも、Y先生のクラスでは、日本語の曲がよく使われていました。
 
 
前回の記事でもお伝えした「m-flo(エム・フロー)」などの日本のアーティストの曲です。
 
 
もちろん、Y先生のクラスで英語の歌も使われましたが、比率で言うと日本語の曲が半分ぐらいでした。
 
 
レッスンで踊る曲には、先生個人の好みや思想が色濃く反映します。
 
 
僕はY先生の思想が知りたくて、レッスン後に聞いてみることにしました。
 
 
Y先生は人気者なので、レッスン前後はみんなに囲まれていて、タイミングを見計らうのが大変でした。
 
 
特に最前列で踊っている「ちょっと不良っぽい雰囲気の女子高生たち」は、最後列の僕やI君&Y君の男子メンバーからすると、近寄りがたいオーラがありました。
 
僕はみんなが帰るまでスタジオに残って、静かになったところでY先生に話しかけました。
 
 
 

Y先生の考え

 
僕:「先生、お疲れ様です。」
 
 
Y先生:「お疲れ様!」
 
 
Y先生は、いつもの親しみやすい笑顔で返してくれました。
 
 
この、誰に対しても感じの良い、気取らない接し方が、Y先生の魅力です。
 
 
僕:「先生、質問してもいいですか?」
 
 
Y先生:「もちろん!」
 
 
僕:「僕が今まで受けたHIPHOPダンスのクラスでは、どの先生も英語の歌を使っていました。先生はなぜ日本語の曲を使うんですか?」
 
 
Y先生:「おっ!いい質問だね~。たしかにほとんどのダンスクラスでは英語の歌を使ってるよね。
 
 
私が日本語の歌を使うのは、ダンスを見ている人達を意識してるからだよ。」
 
 
僕:「ダンスを見ている人達?」
 
 
Y先生:「そう。新村君は、発表会のことは知ってる?」
 
 
僕:「発表会?いえ、知りません。」
 
 
Y先生:「こういうダンススクールでは、よく発表会ってのがあるのよ。要はみんなの前でダンスを披露するイベントのこと。」
 
 
僕:「バレエとかピアノの発表会みたいなものですか?」
 
 
Y先生:「そうそう!あんな感じ!」
 
 
僕:「へぇ~!HIPHOPダンスでも、そういうのがあるんですね。」
 
 
Y先生:「そうそう。どうせダンスやってるなら、誰かに見てもらいたいじゃん?だから発表の場を作るわけ。」
 
 
僕:「発表会には、家族とかが来るんですか?」
 
 
Y先生:「そうだね。キッズクラスはみんな親とかおじいちゃんおばあちゃんたちが来るけど、大人クラスは主に友達かな。」
 
 
僕:「なるほど!」
 
 
Y先生:「で、発表会の時に英語の歌ばっかりだと、聞いている人が飽きちゃうんだよね。」
 
 
僕:「へぇ~!そういうものなんですね!」
 
 

踊る人 VS 見る人のギャップ

 
Y先生:「私達はダンスが好きだから、英語の歌でもカッコいい!て思うし、何よりダンスを見るのが楽しいけど、一般の人達はそうじゃないのよ。
 
 
でも、日本語の曲で踊ってると、サビの部分とかは聞き取れるから、集中力が上がってダラけるのを防げるの。」
 
 
僕:「ほぉ~!なるほど!!」
 
 
Y先生:「あと、みんながある程度知ってる曲だと、もっと集中してもらえるよ。
 
新村君も街を歩いてて自分の知ってる曲が流れたら、あっ!この歌知ってる!ってなって、集中して聞いたりするでしょ?」
 
 
僕:「たしかに!集中して聞きます。」
 
 
Y先生:「発表会でも同じことが起こるの。日本の曲で、ある程度メジャーなのが流れると、急にみんなの集中力が上がったりするから(笑)」
 
 
僕:「すごい!そこまで考えて選曲しているんですね!」
 
 
Y先生:「うん、見る人を意識するのは大事だよ。」
 
 

発表会

 
僕:「ちなみに、発表会は誰でも参加できるんですか?」
 
 
Y先生:「もちろん!キャリアに関係なく出れるから安心して。」
 
 
僕:「どういうところでやるんですか?」
 
 
Y先生:「バレエとかジャズの場合は、市民ホールを貸し切りでやることが多いけど、HIPHOPクラスの場合は、地域のお祭りとかで踊ることが多いかな。
 
 
市民ホールと違ってちゃんとした席がないから、通りすがりの人達が見ていく感じだよ。
 
 
外の炎天下でやるから、時期によっては暑くて大変だけど、参加費が無料っていうメリットもある(笑)
 
 
三島の夏祭りでは毎年やってるから、今年もやると思うよ。」
 
 
僕:「そうですか!ストリートダンスはアスファルトの上で踊るのが基本ですもんね!市民ホールを貸し切る時には、お金がかかるんですね。」
 
 
Y先生:「そうそう!みんなで会場費を折半する感じかな。あとはスクール側の手数料もかかるし。お祭りは舞台がない分、コストもかからないからね。」
 
 
僕:「なるほど!夏祭りかぁ~!じゃあ、まだ少し準備期間がありますね。練習します!」
 
 
Y先生:「ちなみに、お祭りの発表会は自由だから、私が振り付けした曲以外でも、みんな自分たちで練習した振りとかを披露してるよ。」
 
 
僕:「そうなんですか!実はちょうど、Y君とI君と一緒に、3人で振りを考えてチーム結成できたいいね、なんて話してた所です!」
 
 
Y先生:「おー!いいねぇ!男子チーム!」
 
 
僕は発表会の話を聞いて、俄然やる気がわいてきました。
 
 
やっぱり、「どうせダンスをやるなら、練習の成果を誰かに見てもらいたい!」というのが正直なところです。
 
 
・・・つづく。
 
 
 

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