【僕が「習い事」に感じた夢と希望:ダンス編84】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 

※僕が24才の時に始めたHIPHOPダンスで、初めて東京のダンス大会に出場した時の体験談の続きです。

いよいよ、出場チームのウォークミングアップがてらの場当たり(プチリハーサル)が始まりました。

トップバッターは、控室で僕らのそばにいたけどぜんぜん身体を動かしていなかった、超不良っぽい雰囲気全開の3人組でした。

3人は、控室でヤンキー座りしながらじっとしていて、ダルそうな表情で独特な雰囲気を放っていました。

「この3人は、本当にダンスできるんだろうか?このヤンキー風の人達が、ふだんから汗を流してダンスを一生懸命練習している姿が想像できないんだけど・・・」

そう思いながら、彼らのダンスが始まるのを待ちました。

2人は背が高くやせ型で、1人は背が低めで肌が日焼けしていて、前に流行ったギャル男のような雰囲気です。

服装は3人とも同じ色のグレーの起毛素材のダボッとしたオーバーサイズのパーカーとズボンのセットアップを着ています。

これは、夜のゲームセンターでヤンキー達が着ている服装と同じです。

衣装と動きを含めた雰囲気が、出場者たちの中でも、一番ワルっぽい雰囲気を放っています。

このダルい雰囲気のままでダンスをしても、たいした動きはしなさそうです。

何と言っても、ワルさを出すためには、余裕が必要です。

「自分が持てる力を100%出し切って、悔いの残らないように精一杯ガンバる!」

という姿勢は、スポーツマンの姿勢で、不良の精神とは真逆です。

でも、ダンスの世界はスポーツと変わりません。

汗を流した回数が、上達につながるからです。

汗を流す姿が想像できないこの3人組が、いったいどんな動きを見せるのか?

僕は期待せずに見守りました。

 

3人組の予想外の動き

音楽がスタートしました。

ドンッ!ドンッ!ドンッ!

という、重低音のリズムが鳴り響きました。

その音に合わせて、3人がビシッ!と呼吸の合ったテンポで身体を上下左右に揺らしました。

「おぉ!!呼吸が合ってる!」

僕は驚きました。

曲の雰囲気は、いかにもワルな感じです。

イントロが終わると、黒人の低い声でラップが始まりました。

歌詞は何を言っているのか分かりませんが、絶対ワルいことを言っているのだけは分かります。

♪俺は不良のキングだぜ!イェイ!

♪ケンカ最強!モテモテ最強!イェイ!

とか言ってそうな気がします。

最初は低いトーンでゆっくり始まった曲に合わせて、3人組はゆらゆらと身体を揺らしていました。

 

本気のダンス

曲が一度止まりました。

その後、次に一気に激しい音と速いリズムに変わりました!

と同時に、それまで真ん中に固まっていた3人組が、超高速のステップを使って一気にステージの最前列直前まで移動しました!!

「うぉっ!スゲー!!速い!そして、うまい!」

僕は驚きました。

1人1人の動きもダイナミックで、キレがあります!

こんなに動けるということは、普段から相当な修行を積んでいるに違いありません。

しかも、これはリハーサルなので、まだ100%の力を出していないはずです。

本番では、きっとこれを上回る動きを見せるに違いありません!何てこった・・・

 

その後も、3人が驚くほどビシッと呼吸が合った状態で動き続けました。

僕は、3人の動きに目が釘付けになってしまいました。

あっという間に30秒の時間制限が来ました。

音楽が止まると、さっきまで全身でダイナミックに踊っていた3人の動きもピタッと止まり、再びダルそうに歩きながら去って行きました。

このギャップがスゴイです!

 

ギャップが大きいと印象も強くなる

この3人組の「踊る前後のダルそうな雰囲気」が、「踊っている最中のキレの良さ」との対比を生み出して、余計にインパクトを生み出している気がします。

もしあの3人組が、控室にいる時からピョンピョン跳び回ったり、ガッツリ準備運動をしながら振り合わせ練習をしていたら、

この超ヤンキーっぽい雰囲気作りは、もしかしてこの3人組チームの戦略なのかもしれません。

さっきの動きは、間違いなく普段から猛練習を積んでいる人達の動きでした。

あんな動きができるようになるまでには、何百回も同じ動きを反復する練習が必要です。

息が上がって汗が噴き出した状態で、限界ギリギリまで身体を動かし続ける練習が必要があります。

実は、あの3人は普段からマジメに練習しているに違いありません。

でも、そんな雰囲気を見せないように、身体のキレを隠しながら、わざとダルそうに動いているのでしょう。

これはギャップを生み出すための戦略なのか?それとも、彼らの性格的なものなのか?それは分かりません。

でも、僕の中では彼らに対する印象が一気に変わりました。

雰囲気こそ違えど、彼らも僕と同じように「ダンスの楽しさにハマって、人生の多くの時間をダンスの練習に費やしている仲間」だと感じました。

このダンス大会に出る人達は、みんなそんな仲間です。

 

そう思うと、僕は何だか楽しくなってウキウキしてきました。

 

・・・つづく。

 

 

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