※僕が20代でダンススクールに通っていた頃の体験談の続きです。ダンス編は毎週日曜日に更新中。
「夜中に開催される、クラブでのダンスイベントに出場する」
という、未知のゾーンへ突入するために、僕はいざという時の対策を練った上で挑みました。
「こんな最悪の事態が発生したら、こうする」
というプランを練っておくと、気がラクになりました。
今回のクラブの場合は、
「酔っ払ったワルに絡まれてケンカを売られたら、猛ダッシュして逃げる。その時の逃走経路まで事前に計算しておく」
というものです。
一緒に出演するY君とO君にも、そのプランを伝えておきました。
英会話でも役立つ
この、事前にプランを練る方法は、その後英会話を始めた時にも、すごく役立ちました。
初めて外国人バーに行った時にも、実はまったく同じ不安を感じて、同じ対策を練りました。
当時、外国人と話した経験がほぼゼロだった僕は、外国人バーは怖いところだと思っていたのです。
(唯一、僕が話したことのある外国人は、ジーンズショップにお客さんとして年2~3回来た米軍兵士たちだけでした。米軍兵士は大柄で無口で無表情タイプか、表情豊かで大声でまくしたてるタイプで、どちらも怖いイメージでした)
でも、実際に外国人バーに行ってみたら、そんな怖い場所ではなく、すごく平和で楽しい空間でした。
その後も、「自分の英語がまったく通じない状態」を想定して、事前に対策を練りました。
・相手にこちらの英語が通じなかった時に繰り出すフレーズ
・相手の話す英語がまったく聞き取れなかった時に繰り出すフレーズ
この2つを用意して仕込んでおくだけでも、だいぶ心が軽くなりました。
(この考え方は、今の動画セミナー「オンライン英会話が怖くなくなる!楽しくなる!動画セミナー」にも共通しています)
未知のゾーンへの突入
話をダンス時代に戻します。
初めてのクラブは、ドアを開けるまでドキドキしました。
いったい、どんな人達が来ているんだろう?
どんな雰囲気なんだろう?
まったく予想ができないまま、僕たちはおそるおそるドアを引いて中をのぞき込みました。
すると、ドアを開いた瞬間に、大きな音が一気に聞こえてきました。
ものすごい爆音です!
今夜はヒップホップのイベントなので、かかっている音楽もコテコテのヒップホップです。
「ドンッ!ドンッ!ドンッ!」と、重く低い音が腹の底まで響いてきます。
ダンススクールのレッスンでも、けっこう大きな音で踊っていますが、ここの音量はそれをさらに上回る音量です!
(うぉ~!こりゃ迫力あるわ!)
そう思いながら、中に入っていきました。
室内はかなり暗くて、よく目をこらさないと他のお客さんたちの顔が見えません。
入り口では、入場料を徴収する係の人がいました。
室内の爆音でお互いの声がほとんど聞こえないので、係の人とはジェスチャーでのやりとりです。
お金を払い終わると、ジェスチャーで片腕を出すように言われました。
差し出した腕の手首のところに、紙をグルッと巻かれました。
紙には蛍光塗料が塗られているようで、蛍のようにボヤッとした光を放っています。
どうやら、これを腕に付けておくことで、一度外へ出ても再入場ができるようです。
よく考えられた仕組みです。
せまい室内
ある程度予想していたことですが、室内はあまり広くありませんでした。
僕が通っているダンススクールのスタジオをちょっとだけ広くしたような面積です。
まだ開店したばかりなので、お客さんは多くありません。
せまい室内でも、かなりスペースに余裕がありました。
しばらく他のお客さんたちの動きを観察しながら、ここではどう振る舞えば良いのか?を知るために様子見しました。
みんな、何となく身体を揺らしながらリズムに乗っています。
ガチで踊っている人はゼロです。
片手にお酒、片手にタバコを持っている人が多いです。
なるほど!こうやってユルい感じでリズムに乗るのが、クラブに来るお客さんの大半なのか!
と分かってきました。
時間が経つにつれて、だんだんお客さんが増えていきました。
僕は、薄暗い中でお客さんの層がどんな感じか?をじっくり観察しました。
もしヤバそうな人がいたら、今のうちに位置を確認しておいて、その人には近づかないようにしておく必要があります。
お客さんを観察するうちに、僕はある共通点に気付いて、驚きました!
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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