※僕が20代でダンススクールに通っていた頃の体験談の続きです。ダンス編は毎週日曜日に更新中。
初めてクラブのダンスイベントに出場することにした僕は、会場でお客さんたちの様子をチェックすることにしました。
どんな人達がいるんだろう?
と思いながら、薄暗い中で目をこらしてみました。
すると・・・
思ったよりずっと若いのです!
おそらく中高生ぐらいに見えます。お客さんの中の半数ぐらいが中高生のようです。
しかも彼らは、そんなに「筋金入りのワル」という雰囲気ではありません。
ちょっとワルぶりたい年代に突入した男子中高生が、流行のワルッぽいHIPHOP系のファッションを着て、ワルッぽい場所であるクラブに来ちゃった・・・的な雰囲気を感じるのです。
おそらく、今だったら未成年の入店は、完全アウトになっている気がします。
でも当時は、年齢確認のためのIDチェックなどもなく、規制がユルかったんだと思います。
一応、大人たちと同じように、彼らも片手にお酒、もう片方の手にはタバコを持っていました。
でも、タバコを吸う姿もまだ慣れていない雰囲気で、「最近吸い始めた感」が漂っています。
おそらく、週明けは学校でクラスメイトに、
「俺、夜のクラブに繰り出してきたぜ!」
「夜通し酒飲んでタバコ吸って、HIPHOP踊ってきたぜ!」
みたいに自慢している姿が目に浮かびます。
僕の自分の高校時代のクラスメイトを思い出して、なんだか急にほっこりしました。
僕のクラスメイトも、よく休み時間に「俺、タバコ吸っちゃった自慢」「俺、酒飲んじゃった自慢」などをして、ワルぶっていました。
真のワル君
僕の経験上、「真のワル君」は、そんなこと言いません。
暴走族のメンバーになっていたり、真の不良道を歩んでいるクラスメイトたちは、自慢などしなくても、静かにたたずんでいるだけで、十分なワルオーラが漂っていました。
そしてある日、突然学校に来なくなったと思ったら、先生から「今日は残念なお知らせがある。クラスメイトの○○は、警察に捕まって退学になった。おまえらもヤンチャし過ぎないように気をつけろ。」というようなアナウンスがあって、ビックリ仰天!!
みたいな感じでした。
逆に、真のワル君は、クラスに2~3名ぐらいで、後のほとんどはワルぶり君たちでした。
ワルぶり君は安全
ワルぶり君は、基本的に安全です。
ただちょっとルール違反をして強がりたいだけなので、別にケンカっ早いわけでもなく、他人に危害を加えることはまずありません。
普段は家に帰ったら、「一度クリアしたドラクエのレベル上げ」をして過ごしているような、普通の男子です。
ただ、同級生達の男子たちの中でナメられないようにするために、ワルぶることで自分の身の安全を守っているのです。
それが、僕が高校時代に学んだ「ワルぶり君たちの生態」でした。
クラブもワルぶり君がほとんど
僕が見た限りでは、クラブに来ている中高生のほとんどは、悪ぶり君たちでした。
僕はなんだか自分の高校時代のクラスメイトを見ているようで、気分がなごんできました。
時間が遅くなってくると、大人達も増えてきました。
大人と言っても、ほとんどは当時の僕と同い年か年下ぐらい(20代前半~なかば)に見えます。
大人勢は陽気な雰囲気が漂っていて、友達同士で来ている人も多く、ノリノリで踊っている感じでした。
悪い人達ではなさそうです。
予想外の客層
僕がここに来る前は、「クラブ=薄暗い店内にワルが集まる怖い場所」というイメージに加えて、
「チャラい男達が、露出度の高いお姉さんたちをナンパする場」
というイメージもありました。
でも、大人の女性陣もそんなに露出度が高いわけでもなく、本気で踊る時のダンサーのような格好をしています。
男性陣も、誰も女性陣に声をかけに行きません。
みんなただ、自分の世界で楽しく踊っている感じがします。
ちょっと予想外でした。
ここのクラブの客層をまとめると、
①ワルぶり君の中高生男子
②陽気な20代男子
③本気系ダンサー風女子
という3種類がメインでした。
僕は安心しました。
ここでなら、思い切り踊れる気がする!
と。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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