※僕が20代でダンススクールに通っていた頃の体験談の続きです。ダンス編は毎週日曜日に更新中。
初めてのクラブでのイベントに出場することになった僕は、気合いを入れてチームメンバーと一緒にお店のオープン時間の夜9時から来てしまいました。
でも、ダンスイベントの開始時間は夜12時からです。
待ち時間が3時間もあります!
最初の1時間はお客さんがたちがどんな人か?と人間観察をしていたので、あっという間に時間が過ぎました。
でも、そこから2時間はけっこう長く感じました。
お客さんはみんなダンスをやっているわけではないので、ただ身体をユラユラと揺らしているだけです。
店内の音楽はボリュームが大きく、チームメイトのY君とO君と話すことも難しいです。
僕らは目で合図をしながら、ゆるくリズムを取るだけの動きを繰り返していました。
飽きてきたので、試しにダンス練習も兼ねて、本気でアップダウンをしながら大きく動いてみました。
ただ、いつものダンススクールのスタジオと違って鏡がないので、自分の動きを確認することができません。
さらに、あまり長く動き過ぎると、本番までに疲れてしまいそうです。
よく「クラブで夜通し踊ってきた」なんて言う人がいますが、たった2時間でこんなに飽きてしまうなら、夜通しなんて僕にはムリそうです。
きっと、真のHIPHOP音楽好きの人達なら、この爆音でHIPHOPを聞いているだけで楽しめるのでしょう。
僕は内心「次回出ることがあれば、もっと時間ギリギリに来よう!」と思いました。
クラブのイベントはユルいので、入店の時にイベント出場者の名前を書いたりもしません。
ぶっちゃけ、自分の出番で呼ばれた時に、そこにいればOKなのです。
いよいよ本番スタート!
長い待ち時間が終わり、いよいよ本番のダンスイベントがスタートしました。
MCの男性が1人、マイクを持ってハイテンションで話し始めました。
ハッキリとセリフまでは覚えていませんが、
「Yo, Yo, みんな、元気か~い?」
みたいなノリでした。
「さぁ、今日は超カッコいいダンサーたちが集まってるぜ!これからダンスイベント始めるぜ!Come on!」
MCの人に合わせて、常連ぽいお客さん達は慣れた感じで、
「イェ~イ!」
と叫びました。
その後、トップバッターのダンスチームが出てきました。
本格的な黒人風女性チーム
最初のチームは、女性メンバーだけで構成された5人組ヒップホップチームでした。
みんな日焼けしていて、髪型は細かくて細い三つ編みみたいのが何十本もある状態です。
この髪型にするためには、ものすごい手間と時間がかかりそうです。
気合いを感じます。
服装も上がピタッとしたタンクトップに、下がダボダボしたオーバーさサイズのジーパンで、いかにも黒人女性風なファッションです。
ニューヨークの街を歩いていても、見た目的にも現地人に溶け込めそうな雰囲気を持っています。
(おぉ~これは本格的な雰囲気だ!地元でも、こういう人達はいるんだな!)
と思いました。
超至近距離のステージ
イベント出場者が踊るステージは、みんながさっきまで踊っていた床の上です。
特に「ここからここまでがステージ!」といった区切りはなく、クラブの床の真ん中のスペースを、皆がよけて丸く空けている感じでした。
前回、東京のデパートで開催されたダンスイベントもこんな感じでした。
でも今回のクラブは、もともと店内が狭いので、お客さんが後ろに下がれるスペースも限りがあります。
そのため、踊るスペースが狭くて、超至近距離になりました。
僕は客席最前列にいて中腰で座っていましたが、踊る人達の立ち位置との距離が、本当に1メートルもないぐらいです。
(うぉ~!この距離感で踊るのか・・・なるほど。これは気をつけないと、最前列のお客さんの顔を蹴飛ばしちゃうかも・・・)
と思いました。
店によって広さは違うのかも知れませんが、クラブのイベントで踊るというのは、これまで経験した市民ホールや夏祭りの屋外とはまったく違った世界だと分かりました。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
————————————–
—————————————
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓
From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
※もくじは、こちら
自己紹介は、こちら
コメントを残す