from 師範代Shinya
先日、僕がふだん受けているDMM英会話のレッスン積算時間が、10,000分になりました。
会員ページの僕の「ランク表記」が変わりました。
それまでの「プラチナ」から、さらに上のランクになったのです。
これまで、ブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナ、と進んできました。
次はいよいよ、ダイヤモンドかな?
いや、クレジットカード界で言えば、プラチナの次はブラックか?
などとワクワクしていたら、まさかの「クリスタル」でした。
水晶?!なぜ??
僕は小学生の頃、裏山で水晶掘りを楽しんだ思い出があります。
学校帰りに、お寺のある山に登って、そこの土の中から水晶が出てきました。
もちろん、純度が低くて白くにごっているものがほとんどでした。
でも、その中から透き通った部分を探して、削って持ち帰る作業がワクワクしました。
まさにお宝発見!という感じです。
そんな思い出があるので、「水晶=無料」という図式が僕の中にありました。
旅先のお土産屋さんなどでも、よく水晶玉が数千円ぐらいで売られているのを見たことがあります。
なので、僕はこれまで水晶の宝石としての価値は低いイメージがありました。
でも、念のためネットで水晶の価格を調べてみたら・・・占いとかでよく見かける水晶玉の値段に驚きました!!
水晶は純度やサイズに応じて値段はピンキリなようですが、安いものはアマゾンで3,000円。
高いものはなんと、パワーストーン専門店で400万円でした!
価値の幅
大きさはそんなに変わらないように見えるので、きっと純度や産地などの違いから来る価格差かもしれません。
水晶玉の高いものは、結婚指輪のプラチナリングなどより、ずっと高価なことが分かりました。
これは僕の勝手な解釈ですが、このランク名を決めたDMM英会話の運営スタッフは、もしかしてこの水晶の持つ「価値の幅」を、我々英語学習者に例えてきたのでは?と思いました。
スキルの優劣を競う世界
これまでは単に、
「英語が上手に話せる人=英語ができる人」
という分かりやすい図式を見せてきました。
ブロンズ→シルバー→ゴールド
などは、まさにオリンピックのメダルの色です。
オリンピックは、スキルの高さを競い合う場です。
スキルの評価には、分かりやすい指標があります。
陸上で出場選手の誰よりも足が速ければ、ゴールドメダルをゲットできます。
柔道で対戦相手を投げ飛ばせば、勝つことができます。
スキルの優劣で白黒ハッキリ別れるので、分かりやすい世界です。
英会話の世界も、最初の頃は「スキル合戦」のようなところがあります。
・文法ミスしない
・幅広いボキャを使える
・発音がネイティブっぽくできる
などの、自分のスキル的な部分に目が向きます。
相手の先生も、できるだけこちらのミスを直そうとしてくれます。
でも、ある程度の修練を積んできたらそのスキル合戦のステージからは卒業せよ、次のステージに目を向けよ、というメッセージが、この「クリスタル」という称号に込められているのかもしれません。
スキル合戦からの卒業
「スキル合戦からの卒業」というのは、「スキルが完璧になってミスをしなくなる」という意味ではありません。
人間である以上、ミスをなくすことはできません。
特に第2言語となると、母国語ではあり得ないようなミスをすることがあります。
スキル合戦からの卒業とは、自分の英語スキルの向上ばかりに目を向けることから卒業する、という意味です。
そして、次にどこに目を向けるかと言うと、
・今の自分の英語力を使って、相手と何を話すか?
・どうやって、短いレッスン時間で相手と心を通わせるか?
ということに目を向けるステージです。
まったく同じ英語力でも、何を話すか?によって、英会話の時間の充実度は大きく変わってきます。
①自分が話すトピックによって、相手の反応が変わります。
②自分が相手に何を質問するかによって、相手への理解度が変わります。
③お互いの理解度の深さで、親密度が変わります。
④話す時の表情によっても、相手との親密度が変わります。
こういった部分は、英語のスキルとは直接関係ありません。
この4つに目を向けながら英会話を進めることが、スキル合戦からの卒業を意味するのです。
英会話の純度が変わる
スキル合戦から卒業すると、上記の①~④によって、「英会話の内容の質」が大きく変わることに気付きます。
自分が話す英語のレベルは変わらなくても、英会話の質(会話の充実度)は大きく変わるのです。
これはまるで、クリスタル(水晶玉)の価格と似ています。
パッと見はまったく同じに見えるけど、実は純度に大きな差があって、値段が大きく変動するのです。
そして英会話の質の差を決めるのは、あなたの英語力の高さではありません。
あなたの心の持ち方です。
あなたの相手への思いやりです。
あなたの好奇心です。
人生は、時間でできています。
そして英語レッスンの時間も、大事な人生の一部です。
レッスン時間は生徒のあなただけではなく、先生の人生の一部でもあるのです。
お互いが大切な人生の時間を使って過ごす25分間を、あなたはどう過ごしたいですか?
レッスンで過ごす時間の純度は、高くも低くもできるのです。
そしてそれは、あなたの心の持ち方で決まります。
英語力ではありません。
クリスタルのステージへ、ようこそ。
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以上が、DMM英会話運営スタッフからのメッセージだと、僕は勝手に受け取りました。
そして、以上の点を踏まえて、自分の英会話レッスンを振り返ってみました。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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