from 師範代Shinya
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
前回の記事では、「英会話レッスンをある程度の期間受け続けたら、スキル合戦を卒業しよう」というお話をしました。
スキル合戦をしている最中は、自分の英語が正しいかどうか?自分の文法ミスが気になって仕方ない状態です。
相手の先生も、できるだけミスを直してくれようとして、「僕たちの話す英語自体」に気を向けています。
英会話に慣れていないうちは、みんなが通る道です。
でも、ある程度の期間スキル合戦を続けた後は次のステージに移ると、英会話レッスンの時間が楽しくなります。
自分が話す英語のレベルは変わらなくても、英会話の質(会話の充実度)は大きく変わるのです。
ちなみにスキル合戦卒業のタイミングは、「英語力が一定上にアップした時」というわけではありません。
英会話そのものに慣れてきたら、という意味です。
「今の自分の英語力の範囲内で、できることをしよう!
自分にとっても、相手の先生にとっても、充実した楽しい会話の時間になるように工夫しよう!」
という姿勢が、スキル合戦からの卒業です。
今回は、僕が最近英会話レッスンを受けている最中に意識しているポイントをお伝えします。
友達を増やす感覚で受ける
まず1つ目のポイントは、「友達を増やす」という感覚を持つことです。
新しい友達を作るときに大事なポイントは3つあります。
①自分のことをオープンに話す
②相手の話を興味をもって聞く
③同じ相手と話す頻度を増やす
人は、自分のことを隠す人に対して親近感を抱くことは難しいです。
また、自分の話を聞いてくれない相手に対しても、親しみを感じることはありません。
(英語のリスニング力が高いor低いという話ではありません。興味を持って聞く姿勢の話です)
さらに、会って話す頻度が高いほど、親近感を抱きやすくなります。
「1回が短い時間であっても、定期的に会うと仲良くなる」という現象は、心理学用語で「ザイオンス効果」と呼ばれています。
たとえば、月に1回ぐらいのペースで会う美容師さん
とは、いつの間にか仲良くなるケースが多いですよね?
1回の会話時間は1時間程度なのに、毎月定期的に会うことで、何でも話せる仲になっていく。
これは、ザイオンス効果の一例です。
英会話レッスンも、以上の3点を意識するだけで、先生との距離が縮まります。
①自分のことをオープンに話す
僕は初対面の先生と話すときには、できるだけ自分のことをオープンに話すようにしています。
オープンに話すと言っても、その場の思いつきで自由気ままに話すという意味ではありません。
ちゃんと台本を用意して、覚えた内容を話しています。
1.プライベートな人間関係の話
(妻のサヤとの馴れ初め~結婚に至るまでの苦労話や、過去の恋愛の失敗談など)
2.仕事の話
(これまでに経験してきた職種や、独立後の苦労や楽しさなど)
3.英語学習の話
(28才から英語学習を始めて、最初の頃にはボロボロだったけど、その後森沢先生の英語上達完全マップに出会って人生が変わった話)
この3つのトピックで、相手が聞きたそうな内容を話すようにしています。
それぞれ1トピックだけでも、25分会話が持つように事前準備してあります。
最も食いつきが良いトピック
ちなみに、この3つのうちで、どれが一番食いつきが良いと思いますか?
正解は、1.プライベートな人間関係の話です。
初対面でこのトピックで自己開示してくる日本人は珍しいので、相手の先生はとても面白がって聞いてくれます。
僕は妻のサヤと出会ってから結婚に至るまで、本当にハードルの連続でした。
ここ書くと何本もの記事になってしまうので、別のブログ記事で公開しています。→(※男女のパートナーシップ研究所)
恋愛の失敗談や結婚の苦労話のトピックは、老若男女問わず盛り上がります。
そして、僕がオープンに話すと、相手も自己開示してくれるようになります。
こちらが聞かなくても、相手も自分の奥さんや旦那さん、彼氏や彼女のことを話してくれます。
パートナーとの馴れ初めや、過去の恥ずかしい失敗談を話してくれるのです。
1人1人が、それぞれの人生ドラマを持っています。
そのドラマを共有し合うことで、たった25分の会話でも、お互いに深いつながりを感じることができるのです。
そして、レッスン時間終了間際には、相手の先生から、
「今までのレッスンの中で、一番楽しい時間だった!」
と言ってもらえることが多くなりました。
先生から自分の英語力を褒められた時も嬉しいですが、「楽しい時間だった」と言ってもらえる方が、もっと嬉しいです。
お互い楽しい時間を過ごすことが、今の僕にとっての英会話の目的だからです。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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From 師範代Shinya(新村真也)
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