【中学英語でジョークが言えるようになる本③】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
※中学英語で英語のジョークが言えるようになる本、「一人二役英会話」のレビューの続きです。
 
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中身の作りは、こんな感じです。
↓↓↓
 
・A&Bの2人の会話形式
 
 
・1回のセリフは、だいたい一息に言えてしまうぐらいの短さ
 
 
・セリフが3往復で、1ユニット型
 
 
・最後のセリフ必ずオチがある
 
 
という流れです。
 
 
一例を挙げると、こんな感じです。
 
↓↓↓
 
(以下、テキストより引用)
 
・テーマ:健康
 
Aさん:How was your health check?
 
Bさん:It went pretty dadly, I think.
 
Aさん:Why do you say that?
 
Bさん:The doctor thinks I eat too much beef.
 
Aさん:That doen’t too bad.
 
Bさん:I don’t know. He told me my blood type is BBQ.(←オチのセリフ)
 
 
いかがでしょうか?使われている文法とボキャブラリーのレベルに注目してください。
 
 
こんな感じで、英文は中学英語の範囲内で書かれているので、複雑な表現やネイティブしか知らないような言い回しは一切ありません。
 
 
英文の横には、日本語訳も載っています。
 
 
(以下、テキストより引用)
 
 
Aさん:健康診断はどうだった?
 
Bさん:かなり悪かったと思うよ。
 
Aさん:なぜそう言うの?
 
Bさん:お医者さんは僕が牛肉を食べ過ぎていると思ってるんだよ。
 
Aさん:それってそんなに悪いことではなさそうだけど。
 
Bさん:お医者さんは僕の血液型がBBQだと言ってたよ。(←オチのセリフ)
 
 
以上が、この英文の日本語訳です。
 
 
日本語訳の下には、こんな注釈もあります。
↓↓↓
 
・health check = 健康診断
 
・BBQ = バーベキュー
 
 
教科書ではあまり習わないけど、会話ではよく登場する英単語が載っています。
 
 

クスッとポイント

 
さらに、最後のオチの部分も日本語での解説(クスッとポイント)があります。
 
 
今回の会話のクスッとポイントは、こんな感じです。
 
(以下、テキストより引用)
↓↓↓
 
Bさんの血液型はA,B,O,ABのどれでもなくBBQ。バーベキューの食べ過ぎ?
 
 
あるいは、バーベキューが大好きなのですね。
 
 
海外では、BBQ is my Blood Type などと書かれたTシャツも売っているようです。
 
 
といった解説があります。
 
英文と日本語訳を読んだだけでは「自分の解釈で合っているのかな?」と不安になる、ジョーク初心者のための解説パートが、「クスッとポイント」です。
 
 
ちなみに、僕はこの解説を読んだ後にグーグルで調べてみたら、本当に「BBQ is my Blood Tyape」とプリントされたTシャツがズラッと出てきました。
 
 
英語圏では日本以上にバーベキュー好きが人達の比率が多い印象があるので、こういうTシャツが流行っているのかもしれません。
 
 
特に「肉を食べ過ぎて体重が増えた」という場合には、このTシャツを着て友達やご近所さんの笑いを取りにいくのかもしれませんね。
 
 
 

Take2バージョンもある

 
ちなみにこの本の英文には、1ユニットにつき「Take1」と「Take2」の2種類があります。先ほどの英文は「Take1」の方です。
 
 
Take2も内容的には変わりませんが、一部の言い回しをより会話っぽくしてあります。
 
 
たとえば、今のBBQ英文のTake2は、3本の英文が変わっています。
 
↓↓↓
 
(以下、テキストより引用)
 
Aさん:Did your health check go well?※
 
Bさん:It didn’t go well at all.※
 
Aさん:Why do you say that?
 
Bさん:The doctor said I need to go on a diet.※
 
Aさん:That doen’t too bad.
 
Bさん:I don’t know. He told me my blood type is BBQ.(←オチのセリフ)
 
 
という流れです。
 
 
※印をつけた英文は、少し言い回しが変わっているのに気付いたでしょうか?
 
 
・go well = うまくいく
 
・at all = 全然
 
・go on a diet = ダイエットをする
 
 
といった感じで、ネイティブが会話でよく使う「熟語」が盛り込まれています。
 
 
ちなみに、熟語は俗語とは違います。
 
 
俗語は、「ヤバい」「マジで」「キモい」等の、カジュアルな場面でしか使われない、しかもノンネイティブには通じない確率が高い表現です。
 
 
一方で熟語は、どんな場面でも使える、自然な会話表現です。
 
 
たとえば、先ほどの英文の中の go well (うまくいく)という熟語は、ビジネス場面や初対面の人との会話シーンの中でも安心して使えます。
 
 
このテキストのTake2には、こういう熟語や自然な会話表現が盛り込まれています。
 
 
以上が1ユニット分です。
 
 
それぞれテーマごとに、全部で40ユニットの英文が載っています。
 
 
Take2も入れると、80種類の会話例がこの薄い本の中に入っていることになります。
 
 
なかなかのボリュームですね!
 
 
次回は、音声データについて深掘りしていきます。
 
 
・・・つづく。
 
 
P.S.
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