From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回の続き)
DUO3.0の2度目のトライでは、やりやすそうなセクション6からスタートしました。
そしたら、驚くほどスルスルと先に進むことができました。
理由は、
・例文を使うシーンがイメージしやすかった。
・自分がこれまで勉強したことのある接客英会話フレーズからのスタートだった。
の2点に加えて、
・1回目のトライでボロボロになるほどツラい状況を経験したので、今回はある程度の覚悟ができていた。
という心理的な面があります。
今の自分にとって、DUO3.0は強すぎる相手です。
だからこそ、ページの順番にこだわらずに覚えやすい例文から始めて、それでもツラかったら撤退して心を休める、という心構えができました。
ひとことで言えば、
「できなくて当たり前」
という心理状態になったのです。
できなくて当たり前の例文たちに立ち向かうのだから、1周目で完全に理解できなくても問題ありません。
また戻ってきて、2周目で理解できるようにガンバればいいのです。
1周目はあくまで「様子見」です。
そう思ったら、気持ちがラクになりました。
気持ちをラクにすると、理解度が深まる
気持ちを切り替えてから再度進めたDUO3.0は、前回に比べて理解度が深まったように感じました。
前回は、DUO3.0の例文を読み進めている時に、
「100%理解しなければ!」
「分からない!ピンチ!!」
「なぜ、こんな短い例文が理解できないんだ!」
という自己批判の声が、頭の中に鳴り響いていました。
でも、今はその声が聞こえなくなりました。
聞こえそうなったら、
「最初は分からなくて当たり前」
とつぶやくと、その声はスーッと静かになっていきました。
「出来なきゃダメ」と思いながら進めていた初回に比べると、「出来なくて当たり前」と思いながら進めている今回とでは、理解度が全然違いました。
気を抜いた方が、理解度が上がるのです!
もちろん、あらかじめ例文が理解しやすいセクションを厳選して進めているのもありますが、それ以上に心理的な部分が大きいと感じました。
難しい英文に遭遇した時の、心のざわつきが減ったのです。
つまみ食い
その後は、DUO3.0の学習は割と順調に進みました。
「セクションをコロコロと変えながら、日本語訳を先に見て、理解しやすい例文を探す」
というスタイルで、全体の3分の1ぐらいは進みました。
この「つまみ食い方式」をすっかり気に入った僕は、その後の音読トレーニングでもずっとつまみ食い方式を採用し続けました。
今でも完全につまみ食い方式です。
たとえば僕は今、海外のユーチューバーの動画を音読の素材にしています。
YouTubeの字幕機能を使って台本を作り、音読用のテキストとして活用しています。
その時に、同じユーチューバーの動画でも、
・前半の話は面白いけど、後半の話はつまらなく感じる。
・急に難しい表現が増えて、モチベーションが落ちる。
といった現象が起こります。
そんな時には、すぐに離脱して、同じユーチューバーの別の動画や、別のユーチューバーの動画に移ったりしています。
「せっかく台本を作ったのに、もったいない」
という心理が働かないようにするために、台本は今自分が音読する範囲だけを、コピペしながら使っています。
トータル30分ぐらいの動画を全部音読で仕上げることもあれば、トータル10分ぐらいの動画を前半5分で切り上げて、別の動画に移ることもあります。
とにかく優先順位は、
・いかに集中して毎日音読する環境を作るか?
ということです。
自分の作った音読用の素材を最後まで終わらせることが目的ではありません。
このスタンスが最初に身に付いたのは、僕がDUO3.0に再トライした時の経験から来ています。
・・・つづく。
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