From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回の続き)
ふたたびDUO3.0に戻ってきた僕は、またムリしないペースで少しずつ進めていきました。
残されたセクションは、僕にとって難易度が高いものばかりでした。
でもいざ始めて見ると、最初につまずいた時よりも苦しく感じませんでした。
たとえば、最初に読んだ例文たち。
1.We must respect the will of the individual.(個人の意思は尊重しなければならない)2. Take it easy. I can assure you that everything will turn out fine.(気楽にいけよ。大丈夫、すべてうまくいくさ)3.Let go of your negative outlook on life. Always maintain a positive attitude.(悲観的な人生は捨てて、前向きな態度を常に持ち続けよう)
これらは、僕がDUO3.0を開いて最初に見た例文でしたが、構文がまったく分からず、気持ちが滅入ってしまう原因になりました。
でも、今はまったく違って見えました。
何となく構文が見えるのです!
もちろん、完璧ではありません。
でも、以前よりは見えるようになっていました。
「おぉ!!違う!違うぞ!!もう俺は以前の俺ではない!確実に成長している!」
明らかに視界が変わったことで、僕はモチベーションがアップしました。
最初と違う2つの理由
最初につまずいた時には、
「あぁ・・・全然分からない・・・もうダメだ・・・」
という絶望感が襲ってきました。
でも今回は、
「ぬぬっ!やはり難しそうだ・・・おっ?!割といけちゃうぞ!」
という感覚でした。
難しさの感覚が変わった理由は、2つ考えられます。
①難しい例文にチャレンジすること自体に慣れた
②先に攻略した英文のおかげで、英語力が上がった
①は精神的な面です。
「できない自分に慣れた状態」とも言えると思います。
難しい英文、2~3回通し読みしがぐらいでは理解できない英文に対する耐性ができてきたんだと思います。
②はスキル的な面です。先にできるだけカンタンな例文を選んで攻略していましたが、それでもそれなりの負荷がありました。
徐々に負荷を高めていったような感じなので、自分の中ではどのぐらい成長しているのか分かりませんでした。
でも、前回撃沈した例文たちに目を通すと、けっこう成長しているようでした。
難易度の高い英文を理解するための土台が、いつの間にか積み上がっていたようでした。
ツラい!けど行ける!
とはいえ、DUO3.0に残されたセクションの例文は、決してラクではありませんでした。
でも、何とか進むことができました。
これは、前半の例文で精神的に鍛えられていた面も大きかったと思います。
前半の例文では「理解できる構文が6~8割」ぐらいの状態のものを選んで進めました。
残りの2~4割は分からない構文です。
でも、10割分からない構文に比べたら、全然ラクでした。
そして、今は文法力がアップしたおかげで、以前10割分からなかった例文も、8割分からないぐらいにまで負荷が下がっていました。
負荷8割はツラいことに変わりはありませんが、
ツラいけど、行ける!
という感覚でした。
調べものをする時間と労力
英単語の意味自体はDUO3.0にも書いてあるし、電子辞書ですぐに調べられます。
でも、僕にとって調べにくかったのが、
1.構文
2.英単語とセットになる前置詞
でした。
構文は、「この並びで、なぜこのような意味になるのか?」という理由です。
たとえば、DUO3.0の中にある例文、
112. No sooner had I sat back and relaxed than my wife asked me to do the chores.(イスにゆったり座ってくつろいだ途端、妻に雑用を頼まれた。)この文章は、DUO3.0のテキストには、no sooner A than B = Aした途端にBが起こる(AとBとの同時性を強調するために、no sooner が文頭に来た文型。その際、助動詞もつられて前に移動する)
という解説が載っています。
おそらく大学受験を経験したことのある人なら、「あ、そんな構文あったな!」と、昔入れた知識を引っ張り出すカギになると思います。
でも受験経験ゼロの僕にとっては、まったく分かりませんでした。
・なぜ、この並びでこの意味になるのか?
・そもそもなぜ、こんな風に順番がめちゃくちゃに入れ替わるのか?
・なんでこんなところにthanがあるのか?
など、基本的な部分がまったく理解できませんでした。
その疑問を1つ1つ調べるのは、かなりの労力でした。
でも、やるしかありませんでした。
・・・つづく。
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