From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
よし!英語学習法の本を記した紙の本を書こう!
と心に決めたものの、いったいどうしたら本を出せるのか?
僕はまったく分かりませんでした。
出版社にいきなり売り込むものなのか?
むこうから声がかかるのを待つものなのか?
本を書いている人は、いったいどうやって最初の出版にこぎ着けたんだろう?
そんな疑問が、僕の中に浮かんできました。
でも、僕の周りには実際に本を出している著者の人はいませんでした。
今まで有名な著者の出版セミナーには行ったことがありました。
本田健さん、喜多川泰さんなど、ベストセラーを連発するような作家のセミナーには参加したことがありましたが、そういう会場では、著者の方は「雲の上の人」みたいになってしまいます。
みんながサインを求めて長蛇の列を作ったりしているのを見ると、とても「自分にも本を出せるかも!」とは思えません。
「この人は特別な存在だ」
「人よりスゴい能力や経験があるから、本を出せるんだろうな」
そんな心の声が聞こえてきます。
本当は著者の方と友達になって、
「どうやって一番最初の本を書いたんですか?出版社とつながるきっかけは何だったんですか?」
と詳しく聞きたいところです。
でも、サインをもらうだけでも長時間並ばなければならいような著名人に向かって、
「僕とお友達になってください!」
なんて言う度胸はありませんでした・・・
忘れかけた情熱
本を書きたい!という情熱はあるけど、具体的な方法や最初のステップが分からない・・・
そんな状態が長く続いたことで、僕の中では本を出すことに対する情熱が薄れていきました。
こうしてブログを書いたりYouTube動画を撮ったりして情報発信をしていれば、ファンの方から暖かい応援メッセージをいただくことができます。
「自分はこれで満足だな」
「このままネット上で情報を伝えるのと、本を出すのと何が違うんだろう?ほとんど同じじゃん!」
という感じで、自分で自分を説得していました。
宝地図
出版にたいする情熱を忘れかけていたある日、家に置いてある「宝地図」を見直す作業を、妻と一緒にすることになりました。
宝地図というのは、自分が人生でやりたいことや、手に入れたいものを写真や絵にして、大きな画用紙やコルクボードに貼ったものです。
宝地図をいつも自分の目に付く位置に貼ることで、貼った内容が実現するのです。
僕の家には、宝地図が2枚あります。1枚は僕の夢で、もう1枚は妻の夢です。
2人で一緒に叶えたい夢は、どちらかの宝地図に貼ります。
宝地図に貼ったことは、かなりの確率で叶うので、定期的に写真を見直す必要があります。
叶ったことの写真は外して、「叶ったことノート」に貼っていきます。
宝地図自体は「これから叶えたいこと」がびっしりの状態に保つのです。
自分の本の写真を貼る
宝地図を見直しながら、妻が言いました。
「本を出すイメージの写真を貼らなくていいの?」
そういえば、僕は自分の出版の夢に関しては、宝地図に何も貼っていませんでした。
そこで僕は、ネットで本屋さんの写真を探しました。
「棚の上に同じ本が平積みされている写真」を見つけたので、その写真をパソコンにダウンロードしました。
それから写真編集ソフトを使って、その本の著者名を自分の名前に変えました。
編集した写真をプリントアウトしてみると、なかなか上手にできて満足でした。
本当に自分の本が書店に並んでいるような写真ができ上がりました。
見ていると、自分でも「ププッ!」と笑ってしまいます。
こういった合成写真が、宝地図にはいっぱい貼ってあります。
もしかしてあなたはこれを聞いて、
「そんなの、インチキじゃん!」
と思われたかも知れません。
そこがポイントです!
「インチキ写真」こそが、宝地図の真骨頂です。
僕の作ったインチキ写真は、僕と妻だけしか見ません。
だから、著作権も関係ないし、どんなぶっ飛んだ内容でも良いのです。
慣れた頃に実現する
最初は見るだけでも恥ずかしい「自分の夢のインチキ写真」を毎日見続けていると、だんだん慣れてきます。
心の奥底にある「恥ずかしさ」がなくなってくるのです。
その写真が部屋にあるのが「当たり前」になってきます。
そして、その写真を見ても何とも思わなくなった頃、ふとしたタイミングでそのインチキ写真の内容が現実化する・・・というのが、宝地図のミソです。
僕は、スピリチュアル系はまったく信じていませんが、宝地図に関しては本当に叶う経験を何度もしてきたので、抵抗はありませんでした。
・・・つづく。
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