From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※英語の音読トレーニングをする時に必要な、「精読」を僕が始めたばかりの頃の体験談の続きです。
ネイティブの先生に文法の質問をして、答えが理解できずに撃沈した僕は、考え方を改めました。
「やっぱり、初心者のうちは日本語で文法を理解した方がいいな!」
そう思いました。
ラッキーなことに、僕の通っていた英会話スクールには、ネイティブと日本人の先生の両方がいました。
そこで僕は、ロビーで日本人の先生をつかまえて質問してみました。
すると、それまでの疑問が一発で解消しました。
「やっぱり、精読の質問は日本人の先生に聞いた方が分かりやすいな!」
と気付きました。
でも、問題点が2つありました。
問題点①
ただ、ひとつだけ問題点がありました。それは、日本人の先生は僕のクラス担当ではないため、質問するためにはロビーでつかまえる必要があります。
でも、いつでもロビーにいるわけではありません。それに、僕の担任でもないのに、毎週質問するのは気が引けました。
これがたとえば、毎週1回マンツーマンレッスンなどを取って、1週間分の質問をまとめてできるなどの環境があれば違うのかも知れません。
でも当時の僕は、スケジュール的にも、予算的にも、マンツーマンレッスンを取るまでの余裕はありませんでした。
問題点②
先生に聞ける環境であったとしても、疑問が出るたびにその場で解決できるわけではありません。
疑問が出る度に止まっていては、精読が進みません。
そこで僕は、精読の最中に質問が出てきたら、次のステップで進めることにしました。
ステップ①:電子辞書や本で調べる
ステップ②:見つからない場合は、ネットで調べる
ステップ③:ネットの記事で理解できなければ、とりあえずそのまま精読を進めて、その後音読トレーニングに入る。
ステップ④:先生がつかまった時に、まとめて質問する。
という流れです。
質問サイトが役立つ!
ステップ②の「ネットで調べる」の部分は、けっこう役立ちました。特に、ヤフー知恵袋などの質問サイトでのやりとりを見るのが役立ちました。
自分で英語の質問を投稿できます。それに、自分が疑問に思うことは、他の誰かも疑問に思っていることが多いものです。
僕が聞きたいと思っていたことは、すでに他の人が聞いていて、答えが出ていることがほとんどでした。
どんなにマニアックな質問でも、答えを持っている人は、必ずどこかにいるものです。
ただ、「答えを知っている」ことと、「それを分かりやすく説明できる」ことは、必ずしもイコールではありません。
答えがどっちか?は分かるのですが、その理由の解説が難しすぎて、理解できないことはよくありました。
また、色んな人が違う意見を言っていて、「結局どっちを信じて良いのか?」が分からなくなることもありました。
なので、ネットの情報はけっこう当たり外れがある印象です。
そうなるともう、分かる人を探して質問するしかないのでしょうか?
実は、思わぬタイミングで自力で疑問が解決することがあります。これは、僕が精読をしていて最も驚いたことです。
次回はその体験談をお伝えします。
・・・つづく。
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